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スピンを冷やす
エントロピ S =log(2I +1)
絶対零度 T =0 で消滅するはず
磁気秩序状態
(スピンは静
止)
 
 
 JS1  S 2 ~ S1 S 2  
量子揺らぎ=磁気秩序状態を破壊する場合がある
(零点振動)
量子スピン磁性体
T =0でもふらふらした状態
(一重項状態)
止まった
状態より
も安定!
J’
J
J’
J’
J’
全てがsinglet
基底状態
H<HC
J’
J
J’
J’
J’
全てがsinglet
基底状態
磁場を強くして行くと、J と対抗するようになる
H<HC
J’
dimerは
ある磁場で、磁場の方を向いた方が安定だと気付く
H=HC
J’
HC ~    J  J  
その磁場は 「内部の邪魔」-「外からの助け」程度
H=HC
 
J  Sn  S n1
磁場誘起三重項サイトはじっとしているだろうか?
H=HC
~ J  S n1S n 2
~ J  S n S n1
もちろん、相互作用のxy成分の力を借りて動き出す
H=HC
Bloch state
他のサイトとの「重ね合わせ」になっている
H=HC
Bloch state
これは
ブロッホ状態
だ。
H=HC
ブロッホ状態を式で書こう
• Bloch state = 局所状態の重ね合わせ


 

k r    exp  i k  rn S 1 S 2  T n  S
n
• どこかにBosonが居る状態
(どこに居ても良い。同確率)
• 確かに動き回っている
 k
群速度: k  
k
N
Bloch state
(Bose粒子)
ブロッホ状態
は動き回る
H=HC
(Bose粒子)
ブロッホ状態
は動き回る
磁場を強くしてBosonを増やしてみよう
仲間が居ることに
Bosonが気付き、
を感じ始める
H >HC
もっと磁場を強くしてBosonを増やしてみよう
斥力
~ J  S nZ S nZ1
~ J  S nZ S nZ1
化学ポテンシャル減少
H >HC
これをもっと冷やしてみよう
これをもっと冷やしてみよう
化学
ポテンシャルμ
面積=粒子数
μは
どんどん
上がって行き、
粒子数は
一定に
保たれる
μ=0
に達した。
これ以上は
増やせない。
μはゼロのまま
ε=0の状態に
どんどん入って
行く
ボース・アインシュタイン凝縮