2009-2010 Drama Therapy Workshop Series

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Transcript 2009-2010 Drama Therapy Workshop Series

Drama
Therapy
2009-2010
Workshop
Series
ドラマセラピーの代表的手法と
ドラマセラピーの活用
2009年度ドラマセラピーワークショップシリーズは、ドラマセラピーの代表的手法を紹介
する第一部と、より具体的な技法や考え方を取り入れながら実践的に用いられるドラマセ
ラピーの活用方法を紹介する第二部の二部構成でお送りします。
各ワークショップのテーマを身近に感じながら理解を深めていただけるよう、体験に加え、
背景となる理論や事例なども紹介していきます。
日 程
第2日曜日
(各回毎の参加が可能です)
時 間
PM1:30~PM5:00
場 所
東京都内
(お申込後にご連絡致します)
参加費 各回 3000円
ドラマセラピーとは?
ドラマセラピーとは、ドラマ的活動(ドラマゲーム・ロールプ
レイ・即興・イメージワーク・物語作成等)の体験や、パペッ
トやマスク、物語、スカーフなどに自己を投影することを通
し、心の安定や内面成長、問題解決能力の向上、自己の
統合などを目指すという、欧米を中心に発展した心理療法
です。ミュージックセラピー、アートセラピー、ダンス/ムー
ブメントセラピー等、諸芸術領域のセラピーの総称である
「クリエイティブ・アーツ・セラピー」のひとつでもあり、2006
年にはニューヨーク州の精神保健州認定資格となるなど、
欧米においては医療、福祉、教育といった幅広い分野で
応用、実践されています。
このWSの対象者は?
心理、教育、福祉分野およびその周辺領域の仕事
に従事されている方、もしくは目指される方、医療関
係者、演劇従事者などを対象としたワークショップで
す。他の療法との相違点を知りたい、ドラマセラピー
に興味がある、演劇との関わりについて考えたい方
などの参加も歓迎いたします。
自然にドラマの世界に親しめるよう、段階を踏んで
いきますので、演劇経験は一切必要ありません。
ファシリテーター
根岸理恵・中野左知子・井口雅子
(日本ドラマセラピー研究所所属
ドラマセラピスト)
お問合せ・お申込み
[email protected]
【2009年度ドラマセラピーワークショップシリーズ】
ドラマセラピーの代表的手法とドラマセラピーの活用
第一部 ドラマセラピーの代表的手法
ドラマセラピーで用いられる手法や理論の中から、代表的なものをご紹介します。
日にち
2009年 5月10日(日)
内容
締切
①ドラマセラピーの全体像を知る
5/8
ドラマセラピーで大切とされる考え方や主要理論・技法、歴史、実践場所などを簡単に紹
介します。ドラマセラピーという大きな地図を読み解く概論的な一回です。
6月14日(日)
②ロール理論
6/12
ロール理論は、自分の中にある役割(ロール)を呼び出し、自己の中に存在する様々な役
割を体系的に見ていくことで自己統合を図るというものです。日常での自分の役割や、自
己の内面を見つめる上で役に立つ理論の一つです。
7月12日(日)
③ディベロップメンタル・トランスフォーメーションズ(DvT/発展的変容)
7/10
DvTは、安全を保障された「プレイスペース」の中でセラピストとクライエントが共に遊びな
がら、「遊びにくい」問題が「遊べる」ものへと変容していくプロセスを持つというものです。
基本知識の講義のあと、実際にプレイスペースでの遊びを体験していただきます。
9月13日(日)
④統合的五段階モデル
9/11
セッションの進行過程やグループの状態を理解するのにも役立つ「統合的五段階モデル」
は、ドラマセラピーの流れを段階的に説明した理論です。各段階で用いられるエクササイ
ズを実際に試しながら、ドラマセラピーの発展過程を紹介します。
第二部 ドラマセラピーの活用
さまざまな技法、素材、思想などを取り入れたドラマセラピーの活用・実践を紹介します。
日にち
内容
締切
10月11日(日)
①マスク/パペットを用いたドラマセラピー
10/9
12月13日(日)
②東洋思想を取り入れたドラマセラピー
12/11
③小道具を用いたドラマセラピー
1/8
2月14日(日)
④既存のストーリーを用いたドラマセラピー
2/12
3月14日(日)
ドラマセラピーミニカンファレンス 『ドラマセラピーフェスティバル2010』
2010年 1月10日(日)
★ 各回ごとにお申し込みください。
★ 定員16名、先着順です。なお参加者が3人に満たない場合中止とさせていただきます。その際は前日にお知らせいたします。
★ ワークショップの内容上、各回とも3時間を通して参加できる方を対象とさせていただきます。
★ 現在心理系クリニックを受診されている方は事前にご相談ください。
★ 8月、11月はお休みとさせていただきます。
★ お申し込みの際は、氏名・参加日・参加理由/動機など・当日連絡先の4点を[email protected]までお送りください。
日本ドラマセラピー研究所は、欧米で発展したドラマセラピーという心理療法を日本の社会に合った形で紹介、普及させ、
また欧米での教育基準に沿った教育の機会を定着させていく目的で2005年4月に設立されました。
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井口雅子/RDT、CLS
根岸理恵/RDT
中野左知子/RDT
上智大学文学部心理学科卒。ニューヨーク大
学大学院ドラマセラピー専攻修士課程修了。
心理学と平行して演劇をやっていく中でその関
連性の重要さ、ドラマセラピーなるものの必要
性を感じる。現在都内社団法人職員。これまで
に、東京インターナショナル・ラーニング・コミュ
ニティ、司馬クリニック他にて主に発達障害を
持つ子どもを対象としたドラマセラピーグルー
プや上智短期大学にて心理学関連講義を行う。
自主グループも開催している。
*RDT:北米ドラマセラピー協会認定ドラマセラピスト
ロンドン大学演劇学科卒。CIISカリフォルニア統合
学研究所カウンセリング心理学・ドラマセラピー修士
課程修了。大学卒業後ロンドンと日本でパフォーマ
ンス、身体表現ワークショップ活動を開始。演劇と
人間の関係を模索するうちにドラマセラピーに行き
着き、ロータリー国際親善奨学生として渡米。
現在、静岡県立大学カウンセラー、常葉学園短期
大学非常勤講師。静岡を中心に様々な団体でドラ
マセラピーグループを担当する他、劇団での指導、
演出もしている。
ゆやの里芸術座、演劇講師・演出家、NPO法人こ
ころのケアグループ副理事。
上智大学文学部哲学科卒。カンザス州立大学
大学院ドラマセラピー専攻修士課程修了。自
身の演劇活動での体験をとおし、演劇活動と
内面の変化との関係性に興味を持つ。
現在、都内教育相談センター心理相談員、有
明教育芸術短期大学、サンビレッジ国際医療
福祉専門学校非常勤講師。自主グループ
「アップコンセプト」にて、学童期児童とのドラマ
セラピーグループ、クリエイティブ・アーツ・セラ
ピーに関する各種イベントなどを開催している。
*CLS:チャイルド・ライフ・スペシャリスト
www.geocities.jp/jpdramatherapy
[email protected]