Z-BYS CDPEASY ユーザーズリファレンスガイド_v1.1

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Transcript Z-BYS CDPEASY ユーザーズリファレンスガイド_v1.1

Z-BYS CDP EASY
ユーザーズ・リファレンスガイド
V 1.1
はじめに
ファイルの破損、誤ったオペレーションでのデータ削除、またはディスクの故
障等の原因でデータの損失が発生し、その結果、修復に多大なコスト(時
間、工数:労力)が発生します。
ストレージに対して求められている要求は、そのようなデータ損失の脅威か
ら守ることです。 またデータ保護は簡単にかつ確実に行わなければいけま
せん。
Z-BYS EASY ではデータ保護で実績のある DiskSafe (クライアント・ソフト
ウェア)と Intel xScale Processor 、大容量のストレージを一つにまとめた
パッケージとして提供いたします。
Z-BYS EASY を皆様のオフィス・ネットワークに接続し、簡単な設定オペレー
ションのみで皆様の大切な情報(データ)を保護いたします。
勿論、万が一のデータ破損・損失に対してのリカバリーも簡単にかつ確実に
実施いたします。
本資料にてデータ保護とリカバリー方法について説明いたします。
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Z-BYS CDP EASY 仕様
ハードウェア仕様
プロセッサ
メモリ
HDD
最大記憶容量
ネットワーク
拡張用コネクタ
各種取得規格
外形寸法
質量
電源
使用温度範囲(℃)
使用湿度範囲(%)
Intel 80219 IOP 600MHz
DDR 256MB
SATA-I HDD 250GB 4 台
1.0TB
Intel GB LAN ポートインターフェース x1
(1000Base-T,100Base-TX,10Base-T)
USB 2.0 x 2 ※
UL/cUL/TUV/FCC/CE Class B
11.5(W) x 24(D)x 21(H) cm
4.5 kg
入力 AC 115 - 230V @ 50 - 60 Hz
出力 220W
0℃~40℃
10%~90% 結露なきこと
ジャンボフレームにも対応!
最大サイズ9KB (9014bytes)
※ USBハブを経由してUSB機器を接続することはできません。
USB-Disk は FAT/FAT32 のファイルシステムのみサポートします。
ソフトウェア仕様
ネットワークプロトコル
ネットワークサービス
管理インターフェース
RAID
バックアップクライアント対応環境
最大バックアップクライアント接続
リモートブートクライアント対応環境
ファイル共有
アクセス制御
最大ファイル共有クライアント接続
FTP, CIFS/SMB, NFS
DHCP クライアント/サーバ
(出荷時設定はDHCP クライアント、IP アドレスは192.168.0.101)
Web GUI ※
RAID 0, 1, 5, 10
Microsoft Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
16台(工場出荷時は2台まで)
PXE プロトコル
ユーザ名とパスワードによる共有ファイルへのアクセス権限
(出荷時設定は共有フォルダとして”Public”フォルダを設定)
読み込み専用と"読み書き"
64クライアント、16グループ、32共有フォルダー
※ 本製品の設定にはInternet Explorer 6.0以降のWebブラウザが必要です。
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Z-BYS CDP EASY ソリューション特徴
 バックアップ、NAS の両機能が充実
–
–
バックアップ機能
(Windows 2000 SP2以降、Windows XP、Windows Server 2003のみ対応)
 最大16クライアント(標準では2クライアント)までのドライブイメージのバックアップ(OSも含めて丸ごと
バックアップ!!)
 スケジュール管理にてバックアップを実施
 差分バックアップにてバックアップ時間を短縮
 インターネット経由(要VPN)でもバックアップは可能
 4世代までバックアップイメージを持つことが可能
NAS機能
 CIFS/NFSの環境を提供
 簡単な操作で復旧(リカバリー)
–
–
–
–
OS/データも丸ごと復旧
ファイル単位でも復旧可能
復旧時に4世代のバックアップから任意のイメージを選択することが可能
PXE機能をもつクライアント(ネットワークカード)があれば、リモートブートも可能
 万全のデータ保護(クライアントの暗号管理も簡単にできて情報保護も万全)
–
–
–
–
データの暗号化圧縮
暗号化データの復号化
ファイルシュレッダー機能
自己複合ファイルの作成(exeファイル)
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Z-BYS CDP EASY ソリューション概要
データバックアップ
Z-BYS NAS クライアントサーバ群
Windows
Solaris
Linux
AIX
Windows client
Switch
Internet
主な特徴
 ソフトエラー、ハードエラーに対する高速リカバリー
• アプリケーションエラーやヒューマンエラーに対するリアルタイムのバック
アップサービスを提供
• PXE Boot 機能を有するPCに対してはNetwork(Ethernet)経由でのリモー
トブートが可能
ローカルミラー
• リカバリーCDにて、Network(Ethernet)経由でのシステムリストア可能
 管理コストの低減
• 新たなサーバー購入が不要
• シンプルなデータバックアップ管理作業
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Z-BYS管理コンソール
Web ブラウザより操作可能
Z-BYS EASY
Z-BYS CDP EASY
セットアップ
Z-BYS CDP EASY 初期設定からデータ保護(バックアップ)まで
Z-BYS CDP EASY 導入手順(フロー)
開始
バックアップ対象PC上で実施
Z-BYS EASY 接続
DiskSafe Express 導入
コンソール
インストール
バックアップポリシー
設定
N
初期導入?
初期同期実施
Y
Z-BYS EASY 初期化
終了
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接続例
DeskTopPC
(Windows 2000 SP2)
DeskTopPC
(Windows Server 2003)
ネットワーク(LAN)
Z-BYS CDP EASY では、Windows 系 OS
(Windows2000 SP2 以降、Windows XP そして
Windows 2003) のデータ(OS 領域含む)保護
をネットワーク経由で実施します。
注意:ベーシックディスクのみバックアップ可能です。
ダイナミックディスク・Volume Managerにて管理
されているボリュームはバックアップ不可です。
NotePC
(Windows XP)
Z-BYS
CDP EASY
左図の様に Z-BYS CDP EASY をオフィスの
LANに接続してください。
注意:バックアップ対象のPCの台数は1台の “Z-BYS
CDP EASY” に対して最大16台です。
設定時には注意してください。
電源スイッチ
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どこにネットワークを接続すればいいの?
Z-BYS CDP EASY の背面は左図の様になっ
ています。
1 ネットワーク・ケーブル(RJ-45)を左図の
Gigabit LAN のコネクターに差し込んでくださ
い。
(10Base-T,100Base-T,1000Base-T 自動認
識)
1
2
電源ケーブルは Power Outlet のコネクター
に差し込んでください。(100V-240V)
2
※詳細は CDROM 内のUser’s Guide をご参照ください。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-1
 Z-BYS CDP EASY に接続されているネット
ワーク上のPCにコンソール(ソフトウェア)をイ
ンストールします。
–Windows 2000 SP2以降
–Windows XP
–Windows Server 2003
1. PCに Install CD をセットすると左図の様なメ
ニューが表示されます。
(もし、自動的に表示されない様でしたら
CDROM のアイコンをダブルクリックし
“AutoRun”のアイコンをダブルクリックしてくださ
い。
2. 左図のSystem Console をクリックします。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-2
3. Install のウイザードが起動されます。
4. License に関する同意書が表示されます。
内容を確認しましたら、Yes をクリックしてくださ
い。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-3
5. 所有者名(User Name)と会社名(Company
Name)を入力して、Nextをクリックしてください。
6. Install 先を確認して、Nextをクリックしてくださ
い。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-4
7. 設定事項が表示されますので、確認して問題
なければ Next をクリックしてください。
8. 左図の表示が現れましたらInstallは成功です。
直ぐにコンソールを起動したいのなら “Launch
Storage System Console” をチェックして
Finish をクリックしてください。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-5
9. コンソールの画面は左図のとおりです。
左図のコンソールには、2台のZ-BYS CDP
EASY が接続されていることがわかります。
コンソール起動時に自動的にネットワークを
スキャンして ネットワークに接続されている
Z-BYS EASY を表示してくれます。
10. 対象の Z-BYS CDP EASY をクリックすると
左図の様に IP アドレス等のネットワーク情報
を表示します。
※ 工場出荷時のネットワーク設定は“DHCPにて自動的
にIPアドレスを取得”になっています。
もしDHCP接続ができない環境の場合には
“192.168.0.101 subnet 255.255.255.0”に設定されて
います。
11. “Log On Storage System Manager”をクリック
します。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-6
左図は、Z-BYS CDP EASY の初期導入時のみ表示され
ます。
12. System Initialization 画面が表示されます。
Slot 1から4 までハードディスクが確認できます。
もし、全てのハードディスクが認識されなかったり、
ディスクの交換後には、Scan をクリックしてください。
13. Install CD をCDROM ドライブにセットします。
14. 参照をクリックしCDROMドライブのFirmware
(CDROMドライブが Dドライブの場合には
D:\Firmware\fs-ns04-1.1-b323.pkg) を選択します。
15. Upload をクリックして Firmware を Z-BYS CDP EASY
に アップロードしてください。
Firmware のアップロードが完了したら Z-BYS CDP EASY
は自動的にリブートします。(約2~3分)
Z-BYS CDP EASY の前面にある Status LED の点滅が
終了したらリブート終了です。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-7
16. 左図の様にWelcome の画面が表示されますので
Next をクリックします。
17. License の同意書を確認のうえ “I accept the
license agreement” をクリックします。
18. Next をクリックします。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-8
19. Z-BYS CDP EASY の ホスト名を設定します。
ホスト名を入力して、Next をクリックしてください。
20. Z-BYS CDP EASY の時間を設定します。
設定後に Next をクリックしてください。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-9
21. 次に Z-BYS CDP EASY のIP アドレスを設定しま
す。
- DHCP にて IP アドレスを取得できる環境の場合
は、“Get an IP address automatically”を選んでくだ
さい。
- 手動で IP アドレスを設定する場合には、“Use this
IP address”を選び、適切な IP アドレスと、サブネッ
トマスクを入力してください。
設定終了しましたら、Next をクリックしてください。
22. 次にディスクの構成を実施します。以下の5パターン
から選択することが可能です。(デフォルトは 1 )
1) Data protection (RAID 5 - three disks minimum)
2) Data protection, failover (RAID 5+spare - four disks minimum)
3) Data duplication (RAID 10 - four disks minimum)
4) Data duplication (RAID 1 - two disks only)
5) Better performance, no data protection (RAID 0 - two disks
minimum)
6) Expandable, no data protection (Linear - one disk minimum)
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設定終了しましたら、Next をクリックしてください。
RAID レベルについて
R A IDレベル
RAID5
RAID5 + Spare
RAID10
RAID1
RAID0
特徴
最少ドラ イブ
RAID 5は、耐障害性の向上と高速化、大容量化のすべてを実現
できるRAID技術です。分散データ・ガーディングとも呼ばれます。
RAID 5では、ディスクの故障時に記録データを修復するために
3
「パリティ」と呼ばれる冗長コードを、全ディスクに分散して保存す
るのが特徴です。
RAID5 の構成に、スペアディスクを付け加えた構成です。もし、
ディスクドライブ1台に障害が発生した場合に、自動的にスペアド
4
ライブが故障したドライブと交換され、自動的にデータのリカバ
リーを実施してくれます。
RAID 0では耐障害性がないこと、またRAID 1では複数のディスク
をまとめて大容量の単一ディスクを構築できないことが、それぞ
れのデメリットです。しかし、この2つのRAIDレベルを組み合わせ
4
れば、両者のデメリットを解消し、逆に両者のメリットを享受できま
す。
RAID 1は、RAIDレベルの中で、最も単純な手法でディスクの耐
障害性を高めています。その手法とは、同一のデータを複数の
ディスクに書き込み、一方のディスクが故障しても、他方で処理を
続行できるようにする、というものです。つまりRAID 1では、同じ
2
データを格納したディスクの「コピー」を用意することで、故障に備
えています。通常は2台のディスクを使って実現する。RAID 1は
「ミラーリング」と呼ばれることもあります。
RAID 0では、2台以上のディスクを組み合わせ、ディスクに対する
読み書きの処理を複数のディスクに対して同時並行的に実行す
2
ることで、アクセス速度を高速化する。RAID 0を指して「ストライピ
ング」と呼ぶこともあります。
冗長度
容量の目安(250GB x 4の場合) ※
有
750GB
有
500GB
有
500GB
有
500GB
無
1TB
※ ここに示す容量は未フォーマット時の物理容量を示します。フォーマット後は若干少なくなります。
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Z-BYS CDP EASY 初期設定-10
23. 共有用フォルダー(Share Folder)の容量を決めま
す。
デフォルトは200MB でそれ以上の容量が必要な場
合には、増加分を入力して“Finish”をクリックしてくだ
さい。
※ここで設定するストレージ容量は、NAS用に使用されま
す。
24. 構成が終了したら、システムの構築が開始されま
す。
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DiskSafe Express
バックアップ設定
Z-BYS CDP EASY を使ってバックアップしてみましょう。
※Administrator 権限が必要です。
前準備
Z-BYS EASY を使ってバックアップする際に、Microsoft 社の iSCSI Initiator を使います。
Microsoft iSCSI Initiator は以下のURLよりダウンロードが可能です。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=12cb3c1a-15d6-4585-b385-befd1319f825&DisplayLang=en
クライアントのアーキテクチャー(amd64/ia64/x86)を確認して、ダウンロード並びにインストールを実行してください。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると Microsoft iSCSI Initiator のインストールが開始されます。
Microsoft Download Center より抜粋
Download をクリックすると
Initiator のダウンロードが
開始されます。
Microsoft iSCSI initiator のインストールは次ページから説明します。
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Microsoft iSCSI Initiator インストール-1
1. Microsoft社から iSCSI Initiator をダウンロードしまし
たら、そのファイルをダブルクリックしてください。
左図の様に、Installer が起動されiSCSI Initiator のイン
ストールを開始します。
2. iSCSI Initiator のインストールオプションを聞かれます
がデフォルトのままで “次へ”をクリックしてください。
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Microsoft iSCSI Initiator インストール-2
3. License 同意書の内容を確認の上、“I Agree” をクリッ
クし、“次へ”をクリックしてください。
4. iSCSI Initiator のインストールに成功しましたら、左図
の画面が表示されます。
“完了”をクリックして、インストールを終了してくださ
い。
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DiskSafe Express インストール -1
1. PCに Install CD をセットすると左図の様なメ
ニューが表示されます。
(もし、自動的に表示されない様でしたらCDROM
のアイコンをダブルクリックし“AutoRun”のアイコン
をダブルクリックしてください。
2. 左図の DiskSafe Express をクリックします。
3. 左図の画面が表示されます。
“開く”をクリックすると、DiskSafe Express の
インストールが開始されます。
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DiskSafe Express インストール -2
4. 左図の様に “.NET Framework 1.1 Package”を
インストールするか聞いてきますので、“はい”
をクリックしてください。
5. “.NET Frarmework 1.1” のLicense 同意書が
表示されます。内容を確認の上、“I agree”をク
リックし、“Install”をクリックすてください。
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DiskSafe Express インストール -3
6. “.NET Framework” のインストールが正常終了
すると左図の画面が表示されます。
“OK”をクリックしてください。
7. 次に“DiskSafe Express” のインストールが開
始されます。“Next”をクリックしてください。
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DiskSafe Express インストール -4
8. “DiskSafe Express” のLicense同意書が表示
されますので、内容を確認の上、“I accept the
terms of the license agreement”をクリックし、
“Next”をクリックしてください。
9. “DiskSafe Express” のインストール先を確認
して “Next”をクリックしてください。
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DiskSafe Express インストール -5
10. “DiskSafe Express” のインストールが正常
終了すると左図の画面が表示されます。
PCのリブートを必要としますので、“Yes, I
want to restart my computer now”をクリック
し、“Finish”をクリックしてください。
11. PC のリブートが開始されます。
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DiskSafe Express 設定 -1
1. PC 起動しログオンしたら、左図のメッセージが表
示されます。“OK”をクリックしてください。
※ もし自動的に起動されない場合には“スター
ト”→“プログラム”→“DiskSafe Express”を実施し
てください。
2. “DiskSafe Express”のラインセンスを聞かれます
ので、“ユーザ登録用紙/ライセンス証書”に記さ
れている、ライセンスキーを入力してください。
注意:
1クライアントあたり1ライセンスです。
また、同じ EASY に17台以上のクライアントを設定し
ないでください。
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DiskSafe Express 設定 -2
3: ライセンスの入力が成功したら左図の表示がされ
ます。
“OK”をクリックすると、次にバックアップポリシー
の入力が開始されます。
4: バックアップすべきディスク(パーティション)を選択
してください。選択したら“Next”をクリックしてくだ
さい。
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DiskSafe Express 設定 -3
5: 次に、バックアップのための“Z-BYS CDP EASY “を
選択します。
Z-BYS CDP EASY がネットワーク上で認識されてい
る場合には左図の様に表示されます。
名前解決等がされていなく 対象のZ-BYS CDP
EASY が見つからないときがあり、そのときは左図の
表示がされますので、“Storage system name or IP
address”に対象のZ-BYS CDP EASY のIPアドレス
を入力してください。
Z-BYS CDP EASY のアドレスは、System Console
“Z-BYS CDP EASY 初期設定-5の項目10を参照の
こと“
で確認できます。
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DiskSafe Express 設定 -4
6: 次にバックアップスケジュールを決定します。
日次バックアップ(Daily)もしくは、週次(月~日)
を指定し、バックアップ開始時間を入力してくださ
い。
“Back up now”をチェックして“Next”をクリックする
と、このバックアップポリシーを設定直後にバック
アップが開始されます。
7: パスワードの入力を実施してください。
パスワードは 12文字から16文字までの英数字で
す。
このパスワードは、リカバリーCDを使ってディスク
のリカバリー時、もしくは、PXE 準拠のネットワー
クカードを使ったネットワークブートに必要です。
※パスワードを忘れないでください。
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DiskSafe Express 設定 -5
8: 設定したバックアップポリシーのサマリーを表示し
ます。内容に間違いが無い場合には “Finish”を
クリックしてください。
9: もし別のディスク(パーティション)もバックアップし
たい場合には、“Protect a Disk”をクリックしま
す。
4から8までの処理を繰り返すことによって新たな
ディスク(パーティション)のバックアップポリシー
を作成することができます。
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リモートブートの設定
クライアントに PXE 準拠のNIC(ネットワークカード)を持っている
場合には、その NIC を使用してバックアップしたボリュームから
ブートアップ(リモートブート)することが可能です。
本章では、リモートブートの設定方法を説明します。
※Administrator 権限が必要です。
リモートブート有効化 –1
PXE の機能を持つ ネットワークカードがあれば、
ネットワーク経由で、Z-BYS CDP EASY 内のバックアップ
イメージから起動(ブートアップ)が可能です。
以下に、その設定を説明します。
ネットワークを使っての起動方法については、各PC、
各ネットワークカードによって異なりますので各々の
PCもしくはネットワークのマニュアルをご確認ください。
1. “スタート”→“プログラム”→“DiskSafe Express”とし、
DiskSafe Express を起動します。
2. “Action” → “Enable Remote Boot”を実行します。
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リモートブート有効化 –2
3. “Z-BYS CDP EASY”と接続されているネットワーク
カードを選択します。
4. リモートブートに必要なドライバ類のインストールを開
始します。“OK”をクリックしてください。
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リモートブート有効化 –3
5. リモートブートを有効化する為に、一旦、ネットワーク
にインタラプトをかける必要があり、その承諾を求め
てきます。
“はい”をクリックしてください。
6. “Remote Boot SCSi Miniport Virtual Adapter”のドラ
イバをインストールします。
“続行”をクリックしてください。
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リモートブート有効化 –4
7. 左図の様に“新しいハードウェアの検出ウィザード”
が起動されます。
“いいえ、今回は接続しません”を選んで、“次へ”をク
リックしてください。
8. “ソフトウェアを自動的にインストールする”を選んで
“次へ”をクリックしてください。
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リモートブート有効化 –5
9. 左図の画面が表示されましたら、“続行”をクリックして
ください。
10. “完了”をクリックします。
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リモートブート有効化 –6
11. 左図の画面が表示されましたら、“続行”をクリックし
てください。
※ PXE 準拠の NIC(ネットワークカード)の枚数によっ
て、左図の画面の表示数が変わってきます。
全て、“続行”をクリックしてください。
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リモートブート有効化 –7
12. リモートブートの有効化が成功したら、左図の様に
“Remote boot is enabled successfully”のメッセージ
が表示され、ボリュームの再同期が実施されます。
“Close”をクリックして、左図の画面をクローズしてく
ださい。
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オフライン・アクティベーション
クライアントがインターネットに接続できずに“DiskSafe Express”
のライセンスをアクティベートできない場合
※Administrator 権限が必要です。
Internet に接続できない環境の場合 -1
DiskSafe Express の設定にて、License 登録する際
に、必ず Internet に接続できている必要があります。
もし、Internet に接続できない場合には、以下の手順
で、ライセンスを登録する必要があります。
1. “スタート”→“プログラム”→“DiskSafe Express”
を実施して“DiskSafe Express”を起動します。
起動後に左図の様に、“Action” → “License” →
“Offline Activation”と実行してください。
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Internet に接続できない環境の場合 -2
2. 左図の画面が表示されますので、“Export License
Data” をクリックしてください。
3. 左図の様に“License.dat” を保存する画面が表示
されますので、適当なフォルダー(ここでは、デス
クトップ)に保存してください。
この“License.dat”には、DiskSafe をインストール
した、PC の情報(NIC の MAC アドレス等)が含
まれています。
この情報を [email protected] まで送ってください。
※ 件名は Activate-Key でお願いいたします。
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Internet に接続できない環境の場合 -3
4. NextITから “Activation Code” が送られてきますの
で、 適当なフォルダーに保存をします。
5. “スタート”→“プログラム”→“DiskSafe Express”を
実施して“DiskSafe Express”を起動し、 “DiskSafe
Express”の画面から “Action” → “License” →
“Offline Activation”と実行してください。
そして、“Import Activation Code”をクリックします。
6. 左図の画面が表示されますので、送られてきた
“Activation Code”を指定して、“開く”をクリックしてく
ださい。
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DiskSafe Express
バックアップポリシー変更
※Administrator 権限が必要です。
DiskSafe Express バックアップポリシー変更
1. ログオン後に“スタート”→“プログラ
ム”→“DiskSafe Express”とし、DiskSafe Express
を起動します。
起動後は左図の様に “Status”の表示がされま
す。
2. “Status”をクリックすると左図の画面に切り替わり
ます。
バックアップ対象のディスク(パーティション)を選
びます。
ここで、バックアップの開始時間を変更いたしま
す。
全ての変更が完了した場合には“Apply”をクリッ
クしてポリシー変更を終了します。
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バックアップポリシー再設定
Recovery CD 等でリストアした後に、再度バックアップを実施しなければ
いけません。
また、バックアップ対象のディスクのサイズを変更したなどで、バックアッ
プポリシーの再設定が必要になった場合には本章に記している方法で設
定しなおしてください。
注:今までのバックアップイメージは消去されます。
バックアップポリシーの再設定-1
1. ログオン後に“スタート”→“プログラム”→“DiskSafe
Express”とし、DiskSafe Express を起動します。
2. “DiskSafe Express”の画面で、“Action” → “Remove
Protection”の順で選択します。
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バックアップポリシーの再設定-2
3. 左図の様に警告の表示がされます。
“はい”をクリックしてください。
4. 削除に成功した場合には、左図の画面になります。
“OK”をクリックしてください。
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バックアップポリシーの再設定-3
5. “Protect a Disk”をクリックして再度、ディスク(パーティション)
のバックアップを設定します。
6. バックアップ対象のドライブ(パーティション)を選択します。
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バックアップポリシーの再設定-4
7. 今まで使用していたディスクを再利用するかどうか選択しま
す。
“Re-use the existing backup”
今まで使用していたディスクを使用します。
※ バックアップ対象のディスク(パーティション)のサイズが大き
い場合には、バックアップができません。その際には、
“Create a new backup”を指定してください。
“Create a new backup”
新たに、バックアップディスクを作成します。
※ 古いバックアップディスクは、Z-BYS CDP EASY のマネージ
メントコンソールでしか、削除することは出来ません。
詳細はCD-ROM 内にある“Users manual”を参照してくださ
い。
その後、“DiskSafe 設定“の項目6から記述している方法で
バックアップポリシーの再設定を実施してください。
※ “Re-use the existing backup”を選択した場合は、
項目6 か ら
“Create a new backup”を選択した場合には、
項目5 からの再設定になります。
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DiskSafe Express
リカバリー方法
※Administrator 権限が必要です。
リカバリー方法の選択
開始
OSが起動しない(Cドライブ内のデータ破損)
PXE 準拠のNIC(ネットワークカード)が有る場合
4) PXE NIC(PXE)を使ってリモートブート方法
PXE 準拠のNIC(ネットワークカード)が無い場合
3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法
ユーザデータ破損(Cドライブ以外でどのデータが壊れているか不明)
2) ディスク(ボリューム)単位でのリカバリー方法
ユーザデータ破損(Cドライブ以外でどのデータが壊れているか判っている場合)
1) ファイル単位でのリカバリー方法
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1) ファイル単位でのリカバリー方法 -1
ファイルを誤って削除したなどでファイル単体のリスト
アを実施したい場合は本項目の方法でファイルを
リストアします。
1. ログオン後に“スタート”→“プログラ
ム”→“DiskSafe Express”とし、DiskSafe Express
を起動します。
2
① 起動後に、“Restore”をクリック
3
1
4
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② リストアしたいディスク(パーティション)を
選択
③ どの時点のバックアップを使うか選択
④ “View Backup”をクリックします。
1) ファイル単位でのリカバリー方法 -2
2. 左図が表示されますので“OK”をクリックしてくださ
い。
自動的にドライブレターがアサインされ、エクスプ
ローラが開きます。
もし、自動的にエクスプローラが起動しない場合に
は、Windows の“ディスクの管理”を使って該当す
るディスク(パーティション)にドライブレターをアサ
インしてください。
3. 左図の様に、戻したいファイル(フォルダー)をドラッ
グアンドコピーで戻したい場所にリストアしてくださ
い。
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1) ファイル単位でのリカバリー方法 -3
4. 開いたエクスプローラを閉じます。
(“X”をクリックします。)
5. “DiskSafe Express” の“Restore”画面で左図の様
に“Backup View Open”が Yes となっている箇所
があると思います。(ここが、1 の作業でアサインし
たバックアップのイメージになります。)
これを選択して、“Close View” をクリックしてくださ
い。
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1) ファイル単位でのリカバリー方法 -4
6. “Backup View Open”のステータスが “Yes” から
“No” に変わります。
以上でファイル単位でのリカバリーは終了です。
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2) ディスク(ボリューム)単位でのリカバリー方法 –1
OS 領域( C ドライブ)以外のディスク(ボリューム)の
状態をある時点まで戻したい場合には、以下の方法
でリカバリーを実施します。
※C ドライブについては、リカバリーCDを使って
ディスクの内容のリカバリーを実施してください。
1. ログオン後に“スタート”→“プログラ
ム”→“DiskSafe Express”とし、DiskSafe Express
を起動します。
2
3
1
① 起動後に、“Restore”をクリック
4
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② リストアしたいディスク(パーティション)を
選択
③ どの時点のバックアップを使うか選択
④ “Restore Disk”をクリックします。
2) ディスク(ボリューム)単位でのリカバリー方法 –2
2. 左図の様にWarning がでますので、内容を確認の
上、“Yes”をクリックしてください。
ここでは、ディスクを交換していないためにリスト
ア元のディスクとリストア先のディスクが同じなの
で、本当ににリストアしても良いか確認していま
す。
3. リストアによるデータの書き換えが行われるため
に再度、注意を促しています。
リストアする前にデータの確認を実施することと
リストア中は該当ディスク(ボリューム)は使用不
可なので、そのディスク(ボリューム)を使用して
いるアプリケーションを止めること
そして、リストアが完了した際にはPCの再起動が
必要であることが説明されています。
以上のことを確認の上、“はい”をクリックしてくだ
さい。
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2) ディスク(ボリューム)単位でのリカバリー方法 –3
4. リストアが開始されます。
5. リストアが正常終了したら、左図の様な画面が表
示されますので“OK”をクリックしてください。
※“OK”をクリックすると、自動的にシステムの再起動
が実行されます。
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3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –1
OS 領域( C ドライブ)のディスク(ボリューム)の状態
をある時点まで戻したい場合には、以下の方法でリ
カバリーを実施します。
付属の “Recovery CD”をPCのCD-ROMに入れてPCを
起動してください。
左図の画面が表示され、Recovery CD が起動されま
す。
しばらくすると、“Diagnostic Mode”で起動するか、
“Normal Mode”で起動するか選択(何もしなければ自
動的に“Normal Mode”で起動されます。)メニューが表
示されますが、ここでは何も選択しなく“Normal Mode”
で起動してください。
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3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –2
1. ハードウェアリストが表示されたら、データのリストアに使用した
いネットワークインターフェースカード (NIC) を選択し、次へを選
択してください。
この画面には、DiskSafe に対応している、このシステムの NIC
のみが表示されます。 ( 現在対応している NIC の一覧につい
ては、www.falconstor.com のDiskSafe サポートページをご覧く
ださい。)
この画面に NIC が表示されない場合、適切なネットワークドライ
バをインストールしてください。 ドライバの読み込みを選択し、イ
ンストールするドライバのある場所を選択し ( ローカルハード
ディスクの場合は“From system”、フロッピーディスクの場合は
“From floppy”、 USB ディスクの場合は“From USB”、CD-ROM
ドライブの場合は“From CD-ROM” を選択)、ドライブにディスク
を挿入してください ( フロッピーまたは CD-ROM から読み込む
場合)。画面の指示に従ってください。 適切なドライバを取得す
る方法については、NextIT へお問い合わせください。
検出されたハードウェアのすべてのリストを見るには、Rescan を
選択してください。 リストの表示が終わったら、OK をクリックし
ます。
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3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –3
2. NIC の設定を確認し、次へを選択してください。
リカバリ CD は、DHCP サーバから IP アドレスを取得しま
す。
使用したいConfig が表示されない場合、または IP アドレス
が表示されない場合、“Config” を選択し、希望の IP アドレ
ス、サブネットマスクを指定してください。 (IP アドレスまたは
サブネットマスクの入力を間違えた場合は、“Disable” を選
択して表示された情報を消去してください。) “OK” を選択
し、Next を選択します。
左図は、“Config” を選択した後に、Config Menu で、ネット
ワークカードのIPアドレス等を設定した例です。
設定後に、 “OK” を選択し、前の画面(Config NIC)の画面に
戻ります。
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3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –4
3. 左図の様に、ネットワークカードの設定が完了していること
がわかります。
“Next” を選択し次の設定を実施してください。
4.
Config Server の画面では以下の情報を入力します。
- “Computer Name”の欄で、ホストのフルコンピュータ名を
入力します。(この名前は常に大文字です。)
- お使いのコンピュータが Windows ドメインのメンバーで
ある場合、“Domain name” の欄にドメイン名を入力しま
す。
( コンピュータが Windows ドメインのメンバーではない場
合、この欄は空欄にします。)
まず、リカバリCD はホストのコンピュータ名だけを使って
Z-BYS CDP EASY に接続しようとします。 これに失敗す
ると、ドメイン名も加えられます。 これでコンピュータは正
しく認証されます。
- “Storage System”の欄で、バックアップを取得したZBYS CDP EASY の名前または IP アドレスを入力しま
す。
(DNS で解決可能な名前のみ使用することができます。)
- “Recovery Password”の欄に“DiskSafe Express 設定”項
目で入力したパスワードを入力してください。
“Next” を選択し次の設定を実施してください。
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3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –5
5. 左側の欄で、ディスクへリストアしたいミラーを選択します。
希望のミラーを認識するため、属性 の欄には各アイテムの
属性が表示されます
(D はディスク、P はパーティション、S はシステムディスクを
表します)。
ABTLの欄にはアイテムのアドレスが表示されます (アダプ
タ:バス:ターゲット:LUN と表示)。サイズの欄にはメガバイト
数が表示されます。
右の欄で、バックアップイメージを選択し、最新のバックアッ
プのままリストアするか、または一覧のどれかのバックアッ
プイメージを選択します。
“Delete all later backups”を選択した場合には、指定したバックアップ
イメージ以降のバックアップは無効(削除)されてしまいます。
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“Enable microscan” を選択または解除し、データをリストア
するディスクとバックアップイメージの間の差異をスキャンす
るかどうかを指定します。
このオプションを選択した場合、DiskSafe Express はデータ
をリストアするディスクとバックアップイメージの両方をス
キャンし、2 つの間の違いのみをコピーします。 このため、
両者が似ている場合、ネットワークへの影響を最小化するこ
とができます 。
このオプションを解除すると、DiskSafe はディスクをスキャン
してデータをリストアするディスク上に同一セクタがあるかど
うかを判断せずに、指定されたセクタ全体をコピーします。
この方法は、新しいディスクをリストアする際に適していま
す。
“Next”を選択して次の設定画面に移ります。
3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –6
6. データをリストアするディスクを選択し“Next”を選択して次の
設定画面に移ります。
※
システムディスクをリストアしている場合、データをリストアしてい
るシステムはオリジナルシステムと同じでなければなりません。
たとえば、オリジナルシステムに特定タイプのネットワークアダプ
タがある場合、データをリストアするシステムにも全く同じタイプ
のネットワークアダプタがなければなりません。 そうでないと、リ
ストアされたファイルは正しく操作しません。
リストア
パーティション1
7. ローカルディスク内のパーティションをそのまま使うか、作成
しなおすかの選択をします。(要注意)
“Recover to an existing partition”
ローカルディスク内に複数のパーティションがあり、リストア
の対象が1つのパーティションのみの場合には、このオプ
ションを選択します。ハードディスク内の他のパーティション
は削除されません。
パーティション2
パーティション2の内容を消したくない場合には
“Recover to an existing partition” を選択すること
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“Reformat the local disk and recover new partition”
ローカルディスク内に1つのパーティションしかない場合、ま
たはハードディスクを交換した場合には、このオプションを選
択します。
3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –7
7. 左図は “Recover to exsiting partition”を選択した例です。
8. “Please select patition” の画面が表示されますので、リスト
アしたいパーティションを選択してください。
※ リストア先を間違えない様に注意して選択してください。
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3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –8
9. 実際のリストア前には、左図の様にWarning 画面が表示され
ます。リストア先に間違いないか再度確認の上、“Yes”を選
択してください。
10. リストアが開始されたら、左図の画面に変わります。
画面上の以下の数値を参考にしてください。
Speed = リストアの転送スピード
Elapsed Time = 経過時間
Time Remaining = 終了予測時間
現在のリストア完了率(%)
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3) リカバリーCDを使ってシステムリカバリー方法 –9
11. リストアが正常終了すると、左図の様にSummary画面を表
示します。
他にリストアすべきディスク(パーティション)が無い場合に
は “Restart Computer”を選択してください。
12. リストア後、システムを起動した場合には、リストアしたバッ
クアップイメージは使用できなくなります。“DiskSafe
Express”にて “Remove protection”を実施し、再度、バック
アップを実施してください。
[OK]を選択すると以下のメッセージを発します。“Yes”を選
択すると、システムの再起動が開始されます。
“The computer will reboot. Do you want to continue?”
その後、“Please remove the CD”のメッセージが表示されま
すので、“Recovery CD” を抜いてください。
13. 再起動後、“バックアップポリシーの再設定“の章を参考に
バックアップポリシーを再設定してください。
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4) NIC(PXE)を使ってリモートブート方法 –1
Intel Base-Code, PXE-2.1 (build 082j)
Copyright (C) 1997-2000 Intel Corporation
CLIENT MAC ADDR: 00 11 43 33 CD BB GUID: 44454C4C 3500 1043 804E B704F4B3158
CLIENT IP: 192.168.10.72 MASK: 255.255.255.0
DHCP IP: 192.168.10.191 PROXY IP: 192.168.10.70
GATEWAY IP: 192.168.10.1
Press F8 to view menu …(8)
- - ->
Local
Remote Boot(Windows)
“リモートブートの設定”の章でリモートブートの
機能を Enable(有効化)した場合に、左図の様
に、ネットワークブートが可能になります。
※
ネットワークを使っての起動方法については、
各PC、各ネットワークカードによって異なりますので
各々のPCもしくはネットワークカードのマニュアルを
ご確認ください。(以下は、参考例になります。)
BOOT SERVER IP: 192.168.10.70
Remote Boot bootstrap v5.0 build 976
Copyright 2001-2005 by FalconStor or its subsidiaries
All rights reserved.
UNDI IRQ: 000A
Local MAC
: 00114344CDBB
Local IP
: 192.168.10.72
Subnet mask
: 255.255.255.0
Default gateway : 192.168.10.1
Boot server
: 192.168.10.70
Login server
: 192.168.10.70:6910
Bootstrap loaded at 9143:0000 Size 3D0E
Connecting to the Remote Boot service . Please wait…
Password:
1. 起動時にBIOS画面で“Press F8 to view
menu”の表示がされますので、“F8”(ファンク
ションキー)を押してください。
“Remote Boot(Windows)”を選択して“Enter”
を押します。
2. “Z-BYS CDP EASY”からOSが起動されてき
ます。その途中で、Password を聞かれてき
ますので“DiskSafe Express 設定”項目で入
力したパスワードを入力してください。
その後、OSが起動されてきます。
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4) NIC(PXE)を使ってリモートブート方法 –2
ネットワーク起動後は左図の様に、ローカルド
ライブから起動した様に、PCの環境を使用す
ることが可能です。
ローカルドライブでの起動と、ネットワークブー
トでの違いは、背景に“Network Boot Mode”と
表示がされますので、区別することが可能です
。
また、“コンピュータの管理”を開き、“ディスク
の管理“でCドライブのプロパティーを開くと、
左図の様に、“FSVender FSVirtualSCSIHBA
SCSI Disk Device”と確認できます。
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4) NIC(PXE)を使ってリモートブート方法 –3
3. 起動後、“DiskSafe Express” を実行します。
“スタート” → “プログラム” → “DiskSafe Express”
ネットワークブートを実施したために、現在のバックア
ップの状態(Current activity)は、
“Protection stopped”になっています。
以下の方法で、バックアップしたデータをローカルディ
スクへ戻しましょう。
※
ハードディスクの故障に伴い、ネットワークブートした場
合には、新しいハードディスクに交換した後に実施して
ください。
以下の方法でバックアップしたデータをローカルディス
クに戻す際には、ローカルディスク上のデータは全て上
書きされてしまいますので注意してください。
1
2
4. “Restore”をクリックして、“戻したい時点のバックア
3
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ップイメージを選択してください。
その後、“Restore Disk”をクリックします。
4) NIC(PXE)を使ってリモートブート方法 –4
5. リストア先を聞いてきますので、どのハードディスク
に戻したいかを選択してください。
ここでは、交換した新しいハードディスク(original
local disk)を選択しています。
6. リストア先のディスクの内容を上書きする旨の警告
と、リストア後にシステムの再起動が実施される旨
の警告が表示されます。
“はい”をクリックしてください。
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4) NIC(PXE)を使ってリモートブート方法 –5
7. リストアが開始されます。
8. リストアが正常終了したら、左図の画面が表示され
ます。“OK”をクリックしてシステムの再起動を実施
してください。
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障害発生時の各種ログ収集について
Z-BYS CDP EASY 並びに DiskSafe Express について障害(故障)が
発生した場合には、
次ページ以降のデータを収集し NextIT へお知らせください。
1) Z-BYS CDP EASY の構成情報収集-1
1. Internet Explorer のアドレス欄に以下のアドレスを
入力してください。
https://<Z-BYS CDP EASY のIPアドレス>/debugF.cgi
例:Z-BYS CDP EASY のIPアドレスが192.168.10.70の
場合
https://192.168.10.70/debugF.cgi
2. 左図の様にセキュリティの警告が表示されます。
“はい”をクリックしてください。
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1) Z-BYS CDP EASY の構成情報収集-2
3. 左図の画面に切り替わりますので、“XRay” をクリッ
クしてください。
4. Z-BYS CDP EASY 内で構成情報の収集が開始さ
れます。
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1) Z-BYS CDP EASY の構成情報収集-3
5. “Click here to..” の “here”をクリックしてください。
6. xray.tgz (Z-BYS CDP EASY の構成情報)がダウン
ロードされます。
ダウンロードされたファイル(xray.tgz)を NextIT まで
送付してください。
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2) クライアント(DiskSafe Express)の構成情報収集-1
1. “DiskSafe Express” を起動します。
“スタート” → “プログラム” → “DiskSafe Express”
2. “DiskSafe Express”起動後、“Action” → “Create
Diagnostic Files..” を選択します。
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2) クライアント(DiskSafe Express)の構成情報収集-2
3. dsxray CAB ファイル (クライアント の構成情報)
が保存されます。
保存されたファイルを NextIT まで送付してくださ
い。
4. その他、IMA のログメッセージ(C:\Program
Files\FalconStor\IMA\log\*.*)も、併せて NextIT ま
で送付してください。
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付録:Z-BYS CDP EASY動作概念図
バックアップ、リストア、ネットワークブートの動作概念を
説明いたします。
バックアップ&ファイル単位のリストア
③エクスプローラ
でファイルをコピー
C
バックアップ対象
PC
対象サーバから新
しいDISKとして認
識される
A
②バックアップイメージを
仮想ディスクとして割り当
て
B
ファイル単位のリストア
・ “Backup locations”から戻したいバック
アップイメージ(世代データ)を選択する。
Z-BYS
CDP EASY
B
A:バックアップ対象の
ローカルディスク
B:バックアップ用領域
C:任意の時点の
バックアップイメージ
C
・ “View Backup”をクリックします。
(対象サーバからは新しいディスクとして
認識される)
①復旧したい
・ しばらく待つとエクスプローラが起動され
バックアップイ
ますので、復元したいファイルをコピーす
メージを選択
る
バックアップイメージ
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リモートブート・システム復旧
リモートブートの仕組み
・ システムディスクで障害が発生した場合、一度シ
ステムを停止する
①システムディ
スクに障害発生
②対象PCにて
起動デバイス
の順序を変更
A
D
B
③バックアップ領域が
自動的に割り当てら
れ、システムが起動
・ システムを起動すると、自動的にバックアップ領
域(B)が割り当てられ、システムが起動する。
(任意の時点のディスクイメージ(C)を利用する
こともできます。)
④ハードウェア
復旧後、新しい
ディスクに対し
てリストア
A:バックアップ対象の
ローカルディスク
B:バックアップ用領域
C:任意の時点の
ディスクイメージ
D:新規ディスク
・ 対象サーバにて起動デバイスの順序を変更す
る。(NICからPXE Boot 起動するように変更す
る)
※リモートブートを行うには、バックアップ対象PC
のNICが PXE Boot 可能である必要がありま
す。
Z-BYS
PXE Boot の機能が無い場合には、Recovery
CDP EASY
CD を起動させ、バックアップイメージから交換
済みの新しいHDDにリストアします。
B
C
システム復旧
・ リモートブートを行った状態で、交換済みのHDD
に対してリストアを行います。
バックアップイメージ
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お問合せ先
ネクスト・イット株式会社
東京本社
TEL: 03-5783-0702
FAX: 03-5783-0734
大阪事業所
TEL: 06-6362-2007
FAX: 06-6362-2008
URL: http://NextIT.jp
E-mail: [email protected]
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