Dコース:西近江路 (北国海道)

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Transcript Dコース:西近江路 (北国海道)

Dコース:西近江路
(北国海道)
下見調査(京阪皇子山駅前 ・5月15日)
聞き取り調査
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市役所、長等支所、滋賀支所
市立図書館
大津市歴史博物館展示室
歴史調査研究員から調査方法の指導
住民・社寺執事・住職から聞き取り
れきはく講座(「近江・大津と古代の道」)
大友皇子御命日法要(法伝寺)
琵琶湖疏水記念館
大津市埋蔵文化センター
西近江路とは
• 北陸道は奈良時代以降、畿内から若狭、越前、
越後に達する、いわゆる北陸を結ぶ道として
重要視され日本7街道のひとつとして数えら
れていた。
• 近世(江戸時代)における北陸道は西近江路、
北国海道、北国道とも呼ばれた。そしてその
起点が札の辻となった。
• 西近江路として1887年(明治20年)に県道と
なりこの名称が定着した。
「西近江路の歴史的意義」木村至宏先生の論文より抜粋
(滋賀県教育委員会編の中近世古道調査報告「西近江路」)
大津宮遺跡
皇子山古墳
古代と近世(江戸時代)
の西近江路
大
津
京
駅
市役所
陸
上
競
技
場
穴太廃寺
競
艇
場
近江神宮
陸
上
自
衛
隊
浜大津駅
札の辻
官道の北陸道(・・・・・ )と
近世の西近江路(
)
聞き取り調査
尾花川の歴史好きな岡本さん(6月23日)
聞き取り調査
観音寺町の歴史の好きな西田豆腐店のご主人( 7月2日)
聞き取り調査
北国町通りの安藤昆布屋さん(7月17日)
聞き取り調査
札の辻周辺の時計屋さんとお隣のご主人(8月21日)
琵琶湖疏水について
琵琶湖疏水記念館の館長さ ん(10月21日)
園城寺と大友皇子について
ゆかりの寺・法傅寺で大友皇子の法要
(7月20日)
園城寺と大友皇子について
三井寺境内にある弘文天皇稜
Dコース:西近江路(北国海道)
• 古代から近代、現在に至る数多くの歴史と文
化を持つ西近江路を札の辻から観音寺、尾
花川、錦織周辺を探訪しました。
• 本長寺、青龍寺で貴重な掛け軸、襖絵等を見
せていただきました。
• 午後は近江大津宮錦織遺跡と皇子山古墳に
のぼりました。
• 紅葉まっさかりの皇子山公園を通り抜けて、
弘文天皇稜、新羅膳神、新羅三郎義光の塚
を訪れました。
☆京阪電車浜大津駅9:30集合
札の辻 交差点
(西近江路の起点)
札の辻 交差点
(西近江路の起点)
☆大津市道路元標(市庁舎跡地)
札の辻から本長寺へ
☆本長寺は大津代官小野、石原両氏の菩提寺
住職と朝鮮通信使の掛け軸
本長寺の襖絵
近松別院〔顕証寺)
蓮如上人が園城寺から寺領を分与され、寺院を建立したのが始まり。
阪本屋の30石舟の船底の看板
西近江路に戻って青龍寺へ(赤穂浪士大高源吾が身を潜めた寺)
☆青龍寺 (曹洞宗の禅寺、涅槃図を前に説法)
涅槃図(他にも貴重な掛け軸・襖絵を拝観)
写真追加
昔の町名の残る北国町通り
☆鹿関橋からみる琵琶湖疏水
☆琵琶湖疏水に並ぶ屋形船〔明治末期)
大津閘門と制水門
大津閘門
☆疏水のワイヤーロープ(船を手繰り寄せるため)
トンネルの他、通路のない水路の壁に取り付けられていた名残りです。
疏水沿い(取水口)に歩いて江若鉄道廃線敷跡へ
☆江若鉄道廃線敷跡は 現在は大津絵の道に
☆OW杭(近江のOと若狭のW)
☆三井寺観音堂道標 (西近江路の古道を示す)
OW用地杭が今も数多く残っています。
☆観音寺、尾花川の古い町並み (朱塗の格子戸)
観音寺、尾花川の古い町並み (100年以上経過した家屋)
☆観音寺、尾花川の旧湖岸の石積(昭和12年~17年に埋め立て)
皇子山体育館にて昼食、旧西近江路を北上して
☆近江大津宮錦織遺跡 (昭和49年の大発見のあった民家の発掘現地)
☆近江大津宮跡(667年天智天皇は都を大和飛鳥から、ここ近江大津へ遷都)
☆天智天皇の死後、息子大友皇子は大海人皇子との皇位継承争い
(672年壬申の乱)に敗れて近江大津宮は5年で崩壊。
近江神宮・水車谷を経て皇子山古墳の小高い丘を登ります。
☆皇子山古墳(1号墳は前方後方墳・4世紀後半造営)
古墳からみる景色はすばらしいです。
☆皇子山公園 紅葉真っ盛りの公園を抜けていきます。
公園を抜けて市役所裏の弘文天皇稜へ向かいます。
☆弘文天皇稜 (明治政府が大友皇子の在位を認め、この地が陵墓に選ばれた。)
新羅三郎義光の塚
新羅膳神堂の南の山道100mほど登った山中にあります 。
新羅三郎義光の塚
☆東海自然歩道の山中を歩いて大津
市歴史博物館に向かいます。
☆15:00 大津市立歴史博物館前にて解散
今回の活動を通しての感想
• 今回の活動を通して郷土の歴史を学ぶ楽しさを知り
得たこと
• 力いたらず、おおくの人たちとその喜びを分かち合
うことができなくて残念
• これを機会により多くの人たちと一緒に郷土の歴史
と文化を学び、そして子どもたち、後世の人たちに
語りつぎたいと願う。
今回の発表をとおして感じたことを1分以内で述べる。