Transcript 配付資料
消化管上皮 皮膚 ヒト胎児の発達 成体の中で幹細胞はどこにいる? 腸管上皮細胞 腸管内分泌細胞 杯細胞 パネス細胞 「受精卵からヒト になるまで」(医 歯薬出版) 分化中の細胞 大元の 幹細胞 多機能幹細胞 間葉系幹細胞 基底膜 皮脂腺 多機能幹細胞 その他の幹細胞 毛乳頭 栄養膜 trophoblast 胚発生の細胞 分化経路 最初の存在 場所はこちら ES細胞 ●外胚葉からできる器官 表皮 皮膚の表皮(毛、つめ、汗腺など)、眼の水晶体、 角膜、口腔上皮、嗅上皮 神経管 脳、脊髄、脳神経、眼の網膜 胎児の体内を移 動して生殖巣原 基にたどり着く D13 栄養膜+胚外中胚葉→絨毛膜Chorion D14 ●内胚葉からできる器官 消化管(食道・胃・小腸・大腸の内面の上皮)、えら、中耳、 肺、気管 ●中胚葉からできる器官 脊索(みずからは器官を作らないが、脊椎骨や筋肉の分 化に関与する) 体節 脊椎骨、骨格、骨格筋(横紋筋)、皮膚の真皮 腎節 腎臓、輸尿管、生殖腺、生殖輸管 側板 腹膜、腸管膜、内蔵筋(平滑筋)、心臓、血管、 結合組織 3から4週 内胚葉(間葉)から血液と 血管系が作られる 基礎細胞学 第11・12回 胚盤胞 心臓 ES細胞=胚性 Nature Review Mol. Cell 幹細胞 Biol. 8: 502-507, 2007 栄養外胚葉 内部細胞塊 鳥居薬品 マンガ ライフサイエンス Science 322: 1811-1815. Dec 2008. ES細胞 多機能(あるいは全能)幹細胞や幹細胞はタンパ ク質成分の働きで核・染色体の状態が変化してい る。核移植、細胞融合(右図)や、遺伝子導入(左 図)で、そのようなタンパク質を細胞内に導入した り、導入した核に作用させることで幹細胞を作るこ とができる。最近ではタンパク質導入でも同じこと が可能になっている。 体細胞の 核移植