量子コンピュータについて Presentation of Quantum Computer

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Presentation of
Quantum Computer
量子コンピュータの歴史
と
その実用化の困難
Index
1. 量子コンピュータの歴史
2. 量子コンピュータの実力
3. 量子コンピュータの理論
4. 量子コンピュータの技術的問題
5. 此れから
History
量子コンピューターの原型は1980年代に量子論的
に記述される確率的な系においてエネルギーを消
費せずに計算を行うことが可能であることを発見し
た。
ドイチェが1985年に量子チューニングマシンを定義
し、量子回路を考案した。
1994年,ショアのアルゴリズムが考案され、量子コン
ピューターの研究に火がついた。
1996年,量子状態の干渉性の消失が量子コンピュー
ターの実現の障壁と成る事が示された.
1997年の量子ウォークの考案,
1998年にプログラミング言語[QCL]が公開.
2000年代のイオン・トラップ型量子コンピューターの
進展.
また、2012年2月28日IBMが量子デコヒーレンス時
間を削減させることに成功した。
量子コンピュータの実力
現在の最新のノイマン型コンピュータが300年かかっ
ても解けないであろう素因数分解を数十秒で解ける.
現在の人類の暗号がすべて解かれる.
Etc...
量子コンピューターの理論
量子ゲート[NAND,AND,OR,NOT]の集合体である量
子回路で構成される。
量子ゲートが核磁気共鳴、量子光学,量子ドット,レー
ザー冷却,超伝導素子の理論によって実現できるが、
現在は実用化に至ってはいない。
量子コンピューターの技術的門題
現在、量子コンピューターが実現していない問題の
ほとんどが「量子デコヒーレンス」という干渉性の消
失の問題である。
4ページ目でも書いたとおり、 2012年2月28日IBMが
量子デコヒーレンス時間を削減させることに成功し
た。
これからの課題
量子デコヒーレンスの原因を解決させる。(量子状態
の干渉性を保つ)ことがこれからの課題、また、効率
的な演算方法を発見することが必要