平成20年度全国学力・学習状況調査等を活用した学校改善の推進に

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H21年度 研究概要
下野市立南河内第二中学校
研究課題
各教科における言語活動の充実
-基礎的・基本的知識や技能を活用し、課
題解決する能力を身につけさせるために-
1 研究計画
(1)研究主題設定の理由
(2)目指す生徒像
(3)「言語活動」のとらえ方
(1)研究課題設定の理由
「H20年度の研究の成果」
「話し合い活動」は「思考力・判断力・
表現力」を養う一つの手だて
各教科の言語活動の充実による「思
考力・判断力・表現力」の育成に焦点
化
(2)目指す生徒像
学習内容の理解を深めるために、
教科学習で得た知識や技能を活
用しながら、思考力を働かせて自
らの考えを表現できる生徒
(参考) 「言語活動」に関する意識調査 6月実施
128
8
2
③どちらかというと
当てはまらない
④当てはまらない
76
②どちらかというと
当てはまる
140
120
100
80
60
40
20
0
①当てはまる
(人)
問5 授業やグループ学習等で,他の生徒と知恵を出し合って問題を解決することは自分に役
立つと思う。
問6 問5で①②を選んだ人に質問します。選んだ理由に最も近い番号を書いてください。
100
87
60
57
59
40
20
④その他
③いろいろな解決法を学
べる
0
②楽しく学べる
2
①問題解決の理解が深ま
る
(人)
80
110
11
6
③どちらかというと当
てはまらない
④当てはまらない
87
②どちらかというと当
てはまる
120
100
80
60
40
20
0
①当てはまる
(人)
問8 授業の中に周囲との「言語活動(話し合い活動等)」を取り入れた方が,学習意欲が高ま
ると思う。
問9 問8で①②を選んだ人に質問します。選んだ理由に最も近い番号を書いてください。
120
103
80
60
40
62
26
10
20
④その他
③学習内容を理解で
きる
②楽しく学べる
0
①やる気をもてる
(人)
100
(3)言語活動のとらえ方
「説明する能力の育成」(重点)
①理由を明確にして説明する。
②例をあげて説明する。
③自分の経験にもとづいて説明する。
④教材の記述にもとづいて説明する。
⑤資料を使って視覚的に説明する。
⑥表やグラフを使って説明する。
⑦パーセンテージや数値で説明する。
⑧有力・一般的な考えを引用して説明する。
⑨比喩を使って説明する。
⑩仮説を立てることで,聞き手の類推を促して説明する。
2 研究内容
(1)研究の方法
(2)研究の手順
(3)研究組織
(1)研究の方法
①生徒同士の「対話」や「全体討議」などの「言
語活動」を授業に取り入れる。
②研究授業や授業研究会を実施する。
③「言語活動」の実施形態・内容・指導方法を
検討する。
④研究の成果や課題について検証する。
⑤研究報告書を作成し文書にまとめる。
(2)研究の手順
①教科の研究計画(経営計画)立案(4月)
②研究単元(前・後期の研究単元)の選定(5月)
③各教科の「言語活動例」の作成(6月)
④前期(1回目)の研究授業の実施(7月)
⑤夏期校内全体研修会の開催(8月)
⑥研究内容・言語活動の修正(9月)
⑦後期(2回目)の研究授業の教材研究・指導案作
成と試行授業の実施(10月・11月)
⑧後期(2回目)の研究授業の実施(12月)
⑨研究の成果と今後の課題の検証(1月)
⑩研究のまとめ・報告書の作成(2月)
⑪次年度研究課題の選定(3月)
(3)研究組織
全体研修会
研究推進委員会
(研究係,教務主任)
教科部会
3 研究の実際
(1)各教科単位での授業研究の実践
(2)研究授業の実施(年間2回)
(3)全体研修会の実施
(1)各教科単位での授業研究の実践
教科ごとの目標
研究課題
具体策
研究実践
各教科における「言語
活動の充実」(研究主
題)
授業実践
指導案に「話合い活動」を位置づける
授業実践
授業検討会(教科単位)
指導案訂正
(2)研究授業の実施(年間2回)
①要請訪問(教育委員会指導主事・
宇都宮大学教授を招聘して行った
研究授業)
②校内研究授業(校内の教職員を中
心に実施した研究授業)
(参考)授業参観の視点
★各教科の基礎的・基本的な知識・技能
を活用した授業を行っているか?
★生徒の思考力・判断力・表現力を育成
するために、言語活動を有効に取り入れ
ているか?
各教科の授業を参観
①要請訪問
第1回
7/9(木)
(実施内容)研究授業 授業研究会 全体研修会
(研究授業)国語 理科 技能教科(保健体育)
第2回 12/2(水)
(実施内容) 研究授業 授業研究会 全体研修会
(研究授業)社会 数学 英語 技能教科(技術)
②校内授業研究
第1回
(実施内容)
(実施教科)
第2回
(実施内容)
(実施教科)
6月
研究授業 授業研究会
社会 数学 英語
11月
研究授業 授業研究会
国語 理科
研究授業の様子1(保健体育)
マット運動(1学年)
研究授業の様子2(数学)
文字と式(1学年)
(3)全体研修会の実施
研究主題の方向性・研究の進め方の確認
年間5回の「全体研修会」を実施
①6/10 ②7/9 ③8/24
④9/16 ⑤12/2
実 施 内 容
回
1
2
3
4
5
実施日
6/10
7/9
8/24
9/16
12/2
研修内容
「学校課題・各教科研究課題の検証」(協議)
「授業研究会・研究主題について」(指導助言)
「授業改善の方法や工夫のしかた」(講話)
「今後の授業研究の方向性について」(協議)
「授業研究会・成果と課題について」(指導助言)
夏期全体研究会
(講師)宇都宮大学 松本 敏教授
4 今後の予定
(1)研究の成果と課題の確認
①生徒の変容調査
②先生方の声
③本年度研究の成果
④次年度に向けた課題
(2)各教科の研究の成果と課題のまとめ
(3)研究集録(報告書)の作成