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山口大学の国際化とGlobal30
村 田
秀 一
Hidekazu MURATA
山口大学 理事・副学長(総務企画担当)
山口大学憲章(2007年2月制定)
○教育の目標
私たち山口大学は、地域社会および国際社会
の発展と平和の実現に貢献するために、21世紀
の知識社会における課題探求と問題解決の能力
を持った人材を育みます。
○私たちの責務
私たち山口大学は、心豊かな教養人と優れた
専門的知識・技術を持った人材を育み、地域社会
の発展と国際社会の平和に貢献し、人類の幸福
に寄与します。
-1-
明日の山口大学ビジョン(2008年2月制定)
国際的な社会連携活動
○大学間ネットワークによる国際連携及び国際協力・
交流の推進
・海外大学とのネットワークを構築し、交流協定校や
海 外の研究機関との交流・連携活動を活発化すると
ともに、交換留学及び国際的なインターンシップの派
遣・受入の制度や事業を充実します。
・アジア・太平洋圏における海外現地拠点を確立する
ために、複数の海外オフィスを連携機関と協力して設
置し、留学生の受入れ、研究者の交流、国際協力、
国際産学連携などの加速的推進を支えます。
-2-
山口大学第二期中期目標(素案)[平成22∼27年度]
(前文)大学の基本的な目標
地域の基幹総合大学として、さらなる教育・研究の発展・充
実を目指しつつ、地域に根ざした社会連携を進め、明治維新発
祥の地に根付く「挑戦と変革の精神」を受け継ぎ、アジア・太平
洋圏において独自の特徴を持つ大学へと進化していきます。
○教育内容及び教育の成果に関する目標
・国際的視野と実践能力を持ち、国際的に活躍できる学生を育
成するための教育研究環境を整備し、本学の国際化や国際競
争力の向上を図るための方策を推進する。
・外国人留学生の増加を図る方策を推進するとともに、外国人
留学生の日本理解と日本語能力を向上させる取り組みを推進
する。
○国際化に関する目標
・地域との連携を強化しつつ国際協力を推進するとともに、国際
的な研究連携の強化のため、重点拠点国及び重点連携大学
を定め、組織的かつ包括的な連携活動を展開する。
-3-
Times Higher Education-QS World University Rankings 2009
TOP 200 WORLD UNIVERSITIES
大学名
大学名
国名
順位
1 ハーバード大学
米国
22 東京大学
日本
2 ケンブリッジ大学
英国
24 香港大学
香港
3 エール大学
米国
25 京都大学
日本
4 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
英国
30 シンガポール大学
シンガ
ポール
5 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
英国
35 香港科技大学
香港
6 インペリアル・カレッジ・ロンドン
英国
43 大阪大学
日本
7 シカゴ大学
米国
46 香港中文大学
香港
8 プリンストン大学
米国
47 ソウル大学
韓国
9 マサチューセッツ工科大学
米国
49 清華大学
中国
米国
52 北京大学
中国
55 東京工業大学
日本
九州大学
日本
順位
10 コロンビア大学
155
-4-
国名
国際化拠点整備事業(グローバル30) ①
○視点1 大学の教育研究面や国際化に向けた取組の実績
1.大学の教育研究水準
・過去3年間の修士、博士の合計の学位授与の平均件数が
340件以上
・過去3年間の科学研究費補助金の平均採択件数が130件
以上
2.留学生への支援、受入体制、海外留学プログラムの実績
・留学生受入人数が300人以上
・最低でも5カ国以上からの留学生受入
・大学間交流協定等に基づく交換留学による日本人学生の
派遣人数が 50人以上
3.大学の国際化の進捗状況
・外国人教員の在籍が46人以上
・英語による授業の実施に取り組んでいること
・大学の国際化に対応可能な組織体制を有していること
-5-
国際化拠点整備事業(グローバル30) ②
○視点2 国際化拠点の構想
1.英語による授業のみで学位を取得できるコースの設置
2.留学生受入のための環境整備
3.大学の国際化
4.海外大学共同利用事務所の整備
5.達成目標
・平成32年度に向けて、留学生比率20%を目安に少なくと
も10%を目指すとともに、2,600人以上の留学生受入を
目指す計画となっているか。
・平成32年度までに、外国人教員比率10%程度を目安とし、
最低でも5%を目指す計画となっているか。
-6-
平成21年度国際化拠点整備事業(グローバル30)申請・採択状況
採択大学名
海外大学共同利用事務所(8カ所)
1
東北大学
東北大学ロシア代表事務所(ロシア/モスクワ)
2
筑波大学
北アフリカ・地中海連携センター(チュニジア/チュニス)
3
国立 東京大学
4 大学 名古屋大学
5 (7校) 京都大学
東大ハイデラバードオフィス(インド/ハイデラバード)
6
大阪大学
-
7
九州大学
エジプト大学共同利用事務所(エジプト/カイロ)
8
慶応義塾大学
-
9
上智大学
-
私立 明治大学
大学
11
早稲田大学
(6校)
10
名古屋大学ウズベキスタン事務所(ウズベキスタン/タシケント)
ハノイ事務所(ベトナム/ハノイ)
-
ヨーロッパセンター(ドイツ/ボン)
12
同志社大学
-
13
立命館大学
インド・ニューデリーオフィス(インド/ニューデリー)
申請大学:22校(上記の他、北海道大学、千葉大学、東京農工大学、金沢大学、
岐阜大学、神戸大学、広島大学、山口大学、東海大学)
-7-
大学の留学生数ランキング(平成20年5月1日現在)
順位
学校名
国公私
留学生数(人)
立命館アジア太平洋大学
私立
2,644
2 早稲田大学
私立
3 東京大学
順位
学校名
国公私
留学生数(人)
14 日本大学
私立
1,048
2,608
15 拓殖大学
私立
1,046
国立
2,388
16 神戸大学
国立
1,011
4 大阪大学
国立
1,439
17 帝京大学
私立
953
5 国士舘大学
私立
1,356
18 慶應義塾大学
私立
933
6 筑波大学
国立
1,337
19 千葉大学
国立
878
7 京都大学
国立
1,335
20 北海道大学
国立
864
8 大阪産業大学
私立
1,297
21 広島大学
国立
842
9 九州大学
国立
1,292
22 横浜国立大学
国立
772
10 東北大学
国立
1,214
23 敬愛大学
私立
712
10 名古屋大学
国立
1,214
24 明治大学
私立
674
12 立命館大学
私立
1,119
13 東京工業大学
国立
1,092
82 山口大学
国立
309
1
-8-
独立行政法人日本学生支援機構調べ
事例:九州大学の国際化拠点の取組み
○平成20年現在の留学生1,292人。平成25年度に2,300人
(1,000人増)。平成32年度には3,900人(現在の3倍)に拡大。
○受入重点国設定(中国・韓国・台湾・ベトナム・タイ・インドネシ
ア・オーストラリア・エジプト)。海外オフィスで、留学希望者への
プロモーション、優秀な学生の発掘、選抜試験の現地実施。
○英語授業のみで学位が取得できるコース新設(学部:農学部と
工学部。大学院:全学府)。学部英語コースは、全学的な国際
教養学部(仮称)に発展させ、留学生と日本人学生が共に高度
な教養を学ぶコースに。
○留学生と日本人学生の混住宿舎などを「国際村」として整備し、
大学と地域が一体となった受入環境を整備。
○「G30プロジェクトオフィス」を設置し、教員、事務職員、部局の
枠を超えた全学実施体制を整備。
-9-
文部科学省HPより
学術交流協定
○大学間等協定(2009年10月1日現在)
・30大学・機関と締結
[タイ(6)、大韓民国(5)、台湾(5)、中華人民共和国(4)、インドネシア(2)、
イギリス(2)、ベトナム(2)、カナダ(1)、アメリカ合衆国(1)、オーストラリア(1)、
ドイツ(1) ]
○部局間等協定(2009年10月1日現在)
・本学の6学部、2研究科、附属病院が41件締結
(大学・部局・機関)
[中華人民共和国(13)、大韓民国(6)、アメリカ合衆国(4)、イギリス(3)、タイ(3)、
インドネシア(3)、オーストラリア(2)、バングラデシュ(2)、台湾(2)、ベトナム(1)、
ウクライナ(1)、ブラジル(1)]
-10-
外国人留学生
○留学生受入人数とその出身国(平成21年5月1日現在)
順位
国・地域
人数
順位
147
8
ベトナム
5
国・地域
人数
1
中華人民共和国
2
マレーシア
36
9
エジプト
4
3
大韓民国
35
9
連合王国
4
4
バングラデシュ
16
5
インドネシア
15
6
タイ
14
7
台湾
10
その他
合計
-11-
ラオス(3)、ミャンマー(3)、ネ
パール(3)、イラン(3)、アメリカ
合衆国(3)、スリランカ(2)、ウ
クライナ(2)、インド(1)、パキス
タン(1)、ブータン(1)、オマーン
(1)、アルジェリア(1)、スーダン
(1)、タンザニア(1)、ウガンダ
(1)、ケニア(1)、カナダ(1)、ニ
カラグア(1)、ペルー(1)、ブラ
ジル(1)、オーストラリア(1)、ド
イツ(1)
34
320
日本人学生の海外派遣
○大学間交流協定等に基づく交換留学による日本人学生の派遣人数
(平成20年度)
順位
派遣先大学名(所在国)
派遣人数
1
オクラホマ大学(アメリカ合衆国)
6
2
エアランゲン・ニュルンベルク大学(ドイツ)
4
3
山東大学(中華人民共和国)
2
3
北京師範大学(中華人民共和国)
2
3
仁荷大学校(大韓民国)
2
3
セントラル・ランカシャー大学(連合王国)
2
7
中興大学(台湾)
1
合計
19名
他に、海外短期語学研修71名、サマープログラム8名(平成20年度) 等
-12-
外国人教員数
○外国人教員数(兼任者を含む)(平成20年5月1日現在)
外国人教員数
[( )は専任教員数]
全教員数
1,487人
教授
准教授
講師
助教
合計
15人
(15人)
11人
(11人)
29人
(1人)
5人
(5人)
60人
(32人)
-13-
全教員数
に占める
外国人教
員の比率
4%
国際協力分野への取り組み
○JICAとの連携
・人材育成支援無償(JDS)による留学生の受入
・日系研修員の受入
・技術協力プロジェクト参加
・調査団への参加
・青年海外協力隊への参加 等
○国際機関との連携
・世界銀行との連携(TV会議システムを利用した遠隔授
業、エイズ・アウェアネス・コンサート共催、世界銀行情報
コーナー設置)
○「国際月間」制定
・10月を「国際月間」と制定
-14-
ODA事業との連携実績(1)
1.留学生受け入れ
2.青年海外協力隊派遣
-15-
ODA事業との連携実績(2)
3.技術協力プロジェクト
-16-
ODA事業との連携実績(3)
4.専門家派遣
-17-
ODA事業との連携実績(4)
5.研修員受け入れ
-18-