~認知症にやさしいまち~ かしわ認知症オレンジ構想(案)

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Transcript ~認知症にやさしいまち~ かしわ認知症オレンジ構想(案)

認知症施策の推進について
資料3
~認知症にやさしいまち柏~
かしわ認知症オレンジ構想
(案)
福祉活動推進課
1
柏市の認知症施策の推進
かしわ認知症オレンジ構想
1.趣旨
認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気であり,早期に発見し
的確な医療やケアを受けることが必要です。地域や様々な関係機関が連携す
ることで,認知症の方が出来る限り住み慣れた地域で生活が続けられる仕
組みづくりを目指します。
2.柏市が目指す姿
2025年に向けた柏市地域包括ケアシステムの実現の中で,認知症の方や
その家族が住みなれた地域で尊厳を持ち安心して生活できるまちづくり
3.構想の期間
平成27年度から平成37年度
【オレンジの由来】
「認知症サポーター」の証であるオレンジリング,温かさを感じさせるこの色は,「手
助けします」という意味があります。
2
柏市における高齢化の現状
65歳以上割合
後期高齢者
65~74歳割合
75歳以上割合
前期高齢者
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
柏市の高齢者数は平成28年に10万人を超える見込みであり,高齢者人
口の内訳をみると,平成32年に前期高齢者と後期高齢者の割合が逆転し,
要介護者が急増することが予測されます。<第6期柏市高齢者いきいきプラン21資料より>
3
柏市の認知症高齢者の推移と見込み
12,872人
MCI人数
9,132人
18,319人
9,012人
認知症人数
※認知症人数は要介護認定を受けている日常生活自立度Ⅰ以上
高齢化の進展に伴い認知症高齢者は平成37年には約2倍に
増加することが見込まれています。
<第6期柏市高齢者いきいきプラン21資料より>
4
かしわ認知症オレンジ構想
5つの柱
「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレン
ジプラン)」(平成27年1月策定)を受け,柏市においても「かしわ認知症オレンジ構想」を
推進するものです。
認知症への理解を深めるための普及・
啓発の推進
①認知症理解のための普及啓発
認知症の人の介護者への支援
②認知症の人の家族への支援
認知症の人を含む高齢者にやさしい地
域づくりの推進
③地域の見守り
認知症の容態に応じた適時・適切な医
療・介護等の提供
④早期発見・早期対応
認知症の予防,診断等の研究開発等
⑤早期診断と適切な医療・ケア
若年性認知症施策の強化
認知症の人やその家族の視点の重視
全ての柱に反映
5
<目的>
認知症及び認知症予防に係る正しい知識の普及啓発,認知
症相談支援体制の推進及び各関係機関との連携強化を図る
ことを目的に開催します。
<機能>
柏市の認知症施策の推進にむけ,関係者や認知症の人や
家族の意見を政策へ反映させます。
<委員>
柏市医師会,東京慈恵会医科大学附属柏病院,柏市歯科医師会柏
市介護支援専門員協議会,柏市社会福祉協議会,柏市グループホ
ーム連絡会,柏市小規模多機能ホーム事業所連絡会
家族の会
<根拠法令等>
介護保険法第115条の45第2項第6号
柏市認知症にやさしいまちづくり会議設置要領(H19.4.19制定)
6
かしわ認知症オレンジ構想
オレンジ構想5本柱
具体的な取り組み
啓発活動
①認知症理解のための普及啓発
新規
かしわオレンジパスの運用
世界アルツハイマーデー等さまざまな機会を通じた
啓発,講演会の開催
認知症サポーターキャラバンの充実
新規
子供から大人まであらゆる市民がサポーター
認知症にやさしいまちづくりを担う地域のリーダー育成
②認知症の人の家族への支援
③地域の見守り
本人・家族が安心して相談ができ,悩みを
共有できる居場所づくり
新規
かしわオレンジホッとカフェ支援
認知症家族交流会,若年性介護交流会
認知症になっても安心して地域で生活できるネッ
トワークの構築
かしわオレンジSOSネットワーク事業
地域の見守り体制の構築・市民後見人養成
拡大
早期診断・早期対応
④早期発見・早期対応
⑤早期診断と適切な医療・ケア
認知症初期集中支援チーム
新規
認知症医療バックアップ体制の構築
認知症ケアに対する多職種連携
新規
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