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「Web-GISコンソーシアム」
の設置と運営について
社団法人全国地質調査業協会連合会
Web-GISコンソーシアム
研究開発テーマ
安価なオープンGISプラットホームの構築による
地質情報の普及と高度利用の促進
オープンソースプラットホームの製作・普及
LinuxベースソフトプリインストールPCの供給
高度化の目標
Geographical Information Systemから
Geological Information Systemへ
地質関数の組み込み、三次元モデリング
「Web-GIS」共同研究への背景
背景地図「電子国土1/25,000」等の
無償公開
フリーオープンソースソフトの普及と合わせ、
低価格でのシステム提供が可能。
電子納品の普及
PC・ネットワーク環境の飛躍的向上
1 共同研究の目的
情報共有化のためのプラットホームとなる
システムを構築し、業界標準システムする
デジタル化された地盤情報を共有するシス
テムとして安価でシステム更新が可能な
Web-GISを構築し、その普及を図る
地盤情報の整備・活用による行政機関や国
民への国土に関する広報・啓発
地盤情報の高度利用による学問的・技術的
進展を図る
共同研究開発で、開発コストの削減と開発
期間を短縮
情報産業としての新しいビジネス展開
2 具体的に取組むテーマ
(1)地質調査成果物の管理と情報共有の標準シス
テムとしての役割を有するフリーオープン
ソースソフトウェアを採用したWeb-GISの開
発
(2)開発したWeb-GISを搭載した標準的なシステ
ムの企業や地方自治体への普及、ならびに関
連する技術者に対する教育・訓練
(3)地盤情報のデータベース化や三次元化等高度
利用のための調査・研究
(4)Web-GISをプラットホームとする地質情報の
公開に関する調査・研究
(5)地質図のシームレス化等地質情報技術の基盤
W e b - G I S の 研 究 ・ 開 発
電子成果品閲覧システム
電子成果品(地質調査報告書)閲覧システム
・イントラネット環境(閉鎖空間)
地質情報公開システム
高機能
Web-GISによる地質情報公開システム
・インターネット環境(一般公開)
・イントラネット環境(閉鎖空間)
地質調査報告書
全内容の閲覧
システム開発
第三段階
高度化三次元
地質情報表示
土木地質平面図
・断面図の閲覧
三次元地質
情報表示
汎用地質図類
土木地質図
JIS制定
地質調査報告書
本文の閲覧
ボーリング
柱状図
・位置表示
地域限定
地質平面図
システム開発
第一段階
メタデータの整理
三次元地質解析結果
閲覧システム開発
地域連携
地質平面図
ハザードマップ類
システム開発
第二段階
三次元地質
モデル生成
システム開発
メタデータの整理
GRASS-GISの導入検討
システム
開発第二段階
メタデータの整理
システム
開発第一段階
メタデータ・キーワードの整理
実用化までの時期
実用化までの時期
MapServer
①地質情報公開システム
←背景図
↓3D表示
・シームレス地質図の高度利用(案)
②地質調査成果品の閲覧システム
・地質調査報告書 → 電子化されDB化が容易になる
・しかし,公的で標準の閲覧システムは存在しない
⇒ 全地連として,会員企業の利便性のために,
フリーソフトを活用した閲覧システムの開発を決定
Technical Information Totally Advanced Network System
3 共同研究の性格と体制
産官学連携を基本に推進
産総研を甲とし全地連、GUPI、大阪市
立大学の三者を乙とする「共同研究契約書」
を締結し、甲乙それぞれから参加する研究
員(客員研究員、研究支援者)により共同
して研究を行う。
研究開発事業は本年度を初年度として3年
を目処に行う。
コンソーシアムは拠出金を提供した事
業所に乙側3組織を加えた組織。
4 共同研究の経費負担
乙が負担する研究費とそれと同額
の研究費を甲が負担し(マッチン
グファンド)、その合計額を共同
研究の原資とする。
5 乙側の研究負担金の拠出方法
乙側が負担する研究費は、全地連構成事業所を
対象に募集するコンソーシアムメンバーが拠出。
拠出金の基準は次のとおり。
○従業員数100名以上の事業所
○従業員数50名以上100名未満
○従業員数50名未満
100万円
75万円
50万円
今後のコンソーシアム参加負担金は、参加事業者数等
を勘案し、年度毎に取り決める(上記金額を上回るこ
とはない)。
6コンソーシアムメンバーへの措置
(1) Web-GISシステムを搭載したマシンを無料で配布
* マシンには「Web-GIS版電子納品統合管理システ
ム」を搭載、国土交通省の基準により作成された電子
媒体をWeb-GIS上に展開し、柱状図を表示する機能
を持たせており、実機として使用可能。
*2台目以降については別途費用負担
(2)研究開発、実用化促進に参加する技術者やWeb-GIS
の習熟を目指す技術者を登録し、それぞれのニーズ
に沿った役割。(運用規則等で明示)
(3)研究開発の経過や成果について周知。
(4)研究成果は「共同研究契約書」で規定されている範囲
でメンバーが共有。
(5)他の事項は、乙側3組織とコンソーシアムメンバー
の間で覚書。
7コンソーシアムメンバー以外への措置
(主に前年度予算による成果)
(1)全地連では、会員事業所を対象にWeb-GISの普及に向
けた次のような活動を行う。
① 地区協会選任のCALS/ECキーマンを対象にした研修
と当該キーマンによる会員事業所への広報
② 会員事業所を対象にした全地連直轄でのWeb-GIS
講習会の開催(全国5箇所)
③ PR用パンフレットの作成と配布
④ 全地連ホームページ内におけるWeb-GIS紹介
⑤ Web-GISに関する一般向け図書の発行(オーム
社)
(2)Web-GIS搭載マシンを各地区協会事務局に設置し、会
員事業所の技術者が操作できる。(一部地区協会を除く。)
(3)Web-GIS搭載マシンはコンソーシアムメンバー以外に
コンソーシアムの募集締め切り
当初締め切り7月20日
8月下旬の全地連役員会で今年度の共同
研究体制・コンソーシアムの方向性を確定
1ヶ月程度締め切りを猶予