Transcript 99年度
TOSHIBA 「東芝の中期経営計画」 株式会社 東芝 2000年 3月 21日 東芝の中期経営計画 範囲： 2000～2002年度の3ヶ年 社内カンパニー制で、初めての中期計画 グローバルな競争下で、各カンパニーが 勝ち抜くための戦略の構築 計画の基本 ■ ＩＴ技術を駆使した 価値ある製品とサービスを提供 ■ カンパニー制の進化と インターカンパニーバリューチェーンの構築 ■ 企業価値の向上と コーポレートガバナンスの充実 IT技術を駆使した価値ある製品と サービスを提供 ワイヤレス・モバイル時代の本格的到来 世界トップクラスの技術による製品開発 ノートPC 半導体 液晶 メディアカード ブルートゥース 「 iバリュークリエーション社 」による モバイル向けサービス事業開始 B to B事業の展開、ソリューションの提供 MPEG4 IT化の促進と新しいスタイルの確立 モバイル ＆ ネットワーク 御客様のご要望に答えるソリューション 最先端技術をベースとした製品 カンパニー制の進化とインター カンパニーバリューチェーンの構築 ■ 各カンパニーが勝ち抜くための戦略 ■ 製品、部品、システム・サービス・コンテンツ等 の担当のカンパニーが有機的な連携 インターカンパニー・バリューチェーン インターカンパニー・バリューチェーン S＆S社 DM社 セミコン社 無線機器 衛星 PC・携帯 ネットワｰク家電 メディアカード モバイル デジタル放送 サービス インターネット サービス ITS・自動車 DDC社 iVC社 通信LSI 液晶 ・電池 コンテンツ ネットAV デジタルTV システム LSI 液晶 電池 コンテンツ 配信 SDカード 応用機器 フラッシュ メモリ BtoC コンテンツ BtoB BtoC コンテンツ ASP カーPC ｼｽﾃﾑLSI CPU 液晶 家電社 デジタル 白物 コンテンツ 配信 モバイル・ データ放送 インフラ 応用ｼｽﾃﾑ PS社 燃料電池 企業価値の向上とコーポレート ガバナンスの充実 ■ 価値ある製品、サービスの提供 による顧客満足 ■ 「企業価値」の向上 財務力の強化 ■ キャッシュフロー経営の徹底 → 1,000億円以上の効果 （99年度） ■ 投資を上回る新たな価値、収益の創造 ROE ROI フリーキャッシュフロー 企業価値の向上とコーポレート ガバナンスの充実 ■ ステークホルダー （顧客、株主、従業員、 地域社会）の満足度向上 ■ ディスクロージャーの強化 全体の目標 （連結ベース） (単位： 億円） 1999年度 （見通し） 金額 前年度比 2000年度（計画） 金額 前年度比 2002年度 （計画） 金額 伸長率 売上高 57,000 108% 61,000 107% 78,000 137% 営業利益 1,000 328% 2,000 200% 4,200 420% 当期純利益 -300 － 1,000 － 2,000 － 中期的成長路線へ 7兆8000億円 ５兆7000億円 ITを中心にすえたグローバルな事業展開 ROE15.5% 99年度 02年度 キャッシュフロー重視の経営 ～グループ有利子負債の圧縮～ ■ 企業価値の増大を目指したキャッシュ フローの最大化 2000 1500 フリーキャッシュフロー（億円） 3年間で＋3,700億 1,500 1,200 1、000+ 1,000 1000 500 0 ９９年 ００年 ０１年 グループ 有利子負債の圧縮 ０２年 (単位：億円） （02年 D/Eレシオ≦100％） ９９年度 ０２年度 有利子負債残高 19,900 17,500 Ｄ／Ｅレシオ (％) 146 89 （東ｸﾚ・ﾘｰｽ除く） セグメント別売上高 単位：１００億円 800 700 情報通信 600 デジタルメディア 500 400 重電 電子デバイス 300 家電 200 その他 100 0 ９９年度 ０２年度 セグメント別売上高構成比 その他 その他 4,400 家庭電器 6,800 10% 重電システム 5,300 7% 家庭電器 情報通信・ 社会システム 19,000 5,000 6% 7,000 22,500 重電システム 5,500 情報通信・ 社会システム 25% 8% 6% 29% 8% 電子デバイス デジタルメディア 電子デバイス デジタルメディア 15,500 24% 14,200 25,500 23,000 29% 22% 26% ９９年度売上高 ０２年度売上高 57,000億円 78,000億円 セグメント別営業利益構成比 その他 家庭電器 重電システム 情報通信・ 社会システム その他 280 3.5% 電子デバイス 2% デジタルメディア 1,600 重電システム 110 1,000 24% 32% 20 150 7% 150 3.5% 情報通信・ 社会システム 400 22% 家庭電器 300 9% 38% デジタルメディア 1,000 24% 440 35% この他、電子デバイス △250億円 ９９年度 ０２年度 1,000億円 4,200億円 計画の柱と具体的取り組み ■ IT事業への注力による成長戦略 ■ 強固な収益基盤の確立 ■ 新しい経営スタイルの確立 IT事業への注力による成長戦略 システムソリューション サービス、コンテンツ モバイル・ ネットワーク機器 コンポーネンツ インターネット事業の強化 iバリュー クリエーション社 モバイルインターネットサービス BtoC事業 コンテンツ事業 インターネットを駆使した 先進システム 2003年度に e-ネット事業部 5000億円事業へ 電子政府向システム 流通・製造・金融 BtoB／システムソリューション デジタル放送 ITS 無線アクセス モバイル、ネットワーク関連分野への注力 ノートPC 携帯電話「W－CDMA事業」 ネットワーク家電「モバイルAVネットワーク家 電」 メディアカード事業 デジタル放送 ノートPC事業 マーケット動向に対応した魅力ある 製品作りとサービスビジネスの拡大 グローバルなSCM・CRMシステムの完成 による競争力の強化と顧客サービスの向 上 WｰCDMA事業の展開 日本が先陣を切り、ブロード バンド時代が幕開け W-CDMA事業推進室を設置 MPEG４シングルチップLSI開発（世界初） 東芝の目指すモバイルＡＶネットワーク インターネット MPEG4 屋外 モバイルAV メモリカード モバイルAV W-CDMA モバイルAV Bluetooth モバイルAV モバイルAV モバイルAV 家庭 メディアカード関連事業 ノートPC NANDフラッシュ メモリ コンポーネンツ事業 各種モバイル デジタル機器 Bluetooth等I/O機能 ＭＰＥＧカメラ シリコンプレーヤ DVD コンテンツ制作 配信事業 コンテンツ コンポーネント事業の強化 半導体 システムLSI NANDフラッシュメモリ 液晶 2次電池 低温ポリシリコン モバイル・ネットワークに集中資源投入 サービス事業強化 １．０５兆円 １．５５兆円 強固な収益基盤の確立 ー 事業構造の変革 電力システム、家電、医用システム 昇降機システム、産業機器 • アライアンスによる事業のグローバル化 • 事業構造の変革 • 事業ポートフォリオの組替 収益基盤の安定・向上 IT活用による社内ﾌﾟﾛｾｽの改革 ITの戦略的活用による生産性の向上 3年間で約1,500億円のIT投資 EC調達100％化によるオープン化 2002年度には全体の資材調達を1999年度 に比べ2,000億円削減 半導体、PC事業におけるSCM・CRM・ERP 統合システムの導入 顧客サービスの向上 グループ経営 コ ー ポ レ ー ト 社内カンパニー 関連会社 社内カンパニー 関連会社 社内カンパニー 関連会社 カンパニー別の月次連結制度の開始(00/4) 経営風土の改革 「経営変革運動２００１」の全面展開 ・99年４月から全社展開 ・ＩＴを駆使した具体的な数値目標 効果額 今後３年間で５,６００億円 環境保全の重視 環境会計スタート（９９年度） 鉛フリーはんだの全面採用 廃棄物のゼロエミッション化 ＰＲＴＲを全工場に導入 グリーン調達の実施 化学物質排出３０％削減 環境保全投資 成果重視の人事処遇 能力成果主義 基本給与体系に 独自の制度付加 創造的で革新的 な企業風土 ベンチャー化等 で新たな報奨制 度の採用 資源投入計画 次世代商品、技術に先行投資、競争優位の確保 年間3,500億円超の研究開発費を継続投入 ＩＴ分野とコンポーネントを中心に集中投資 年間3,500億円規模の設備投資（投融資含 む） 人員計画 192,000名 190.500名 200000 150000 海外連結会社 国内連結会社 単独 100000 50000 0 99年度 単独 国内 海外 連結合計 ０２年度末 ９９年度 57,300 151,000 41,000 192,000 ０２年度 48,500 142,500 48,000 190,500 ２１世紀への宣言 製品サービスを通じて 社会に貢献 価値ある企業へ 限りなき成長を続ける 高収益企業へ