事業型NPO

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NPOまちづくり大井の事業活動の概要

2011.2.23

組織概要1

法人名称 特定非営利活動法人まちづくり大井 設立日 所在地 URL 目的 平成20年9月25日 品川区東大井5丁目5番10号(大井銀座商店街事務所内) http://www.machi-ooi.or.jp

品川区大井地区の住民及び事業者に対して、総合的な地域活性化に関する 事業を行ない、地域の発展に寄与すること。 組織体制 総会 常任理事会 理事会 事務局 各委員会 各委員会 各委員会 各委員会

組織概要2

理事一覧 2010年2月現在 会員制度 NPO役職 理事長 副理事長 副理事長 副理事長 副理事長 常任理事 常任理事 常任理事 常任理事 常任理事 常任理事 常任理事 常任理事 常任理事 理事 19名 監事 企業会員 団体会員 個人会員 賛助会員 氏名 水谷 大介 浦山 嗣雄 大野 潤一 数原 英一郎 神戸 三元 後藤 邦夫 小林 真智郎 増子 忠広 笠原 幸生 青沼 弘 新保 勝英 武井 明 本道 治雄 加藤 雅之 (省略) 井門 秀人 所属 / 役職 大成温調㈱ / 代表取締役会長 大井サンピア商店街振興組合 / 理事長 ㈱大井開発(アワーズイン阪急) / 取締役社長 三菱鉛筆㈱ / 取締役社長 かんべ土地建物㈱ / 代表取締役社長 大井銀座商店街振興組合 / 理事長 大井三つ又本通り会 / 会長 光学通り商店街 / 会長 笠原写真事務所 / 代表 ㈱ビーエム / 代表取締役 ㈱プロフィット / 代表取締役社長 ㈲一誠 / 代表取締役 ㈲アワヤ / 代表取締役 NPOまちづくり大井 / 事務局長 ㈱井門コーポレーション / 取締役総務部長 会員種別 企業を対象 商店街・各種団体を対象 地元住人・大井勤務・有志の個人を対象 学校・町会を対象 入会金 1万円 5千円 1千円 無料 年会費 3万円 1万円 3千円 無料

設立趣旨

大井地区の現状 ・品川区役所の最寄駅。JR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線が交わる交通の要所。 ・ホテルや大型マンションの建設など、駅周辺を中心とした様々な開発が計画されている。 ・1日の乗降客約30万人に対し、大井に下りる人は約3万人。 大井地区の抱える問題点 ・企業、商店街、町会等の団体がそれぞれ個々に活動している。 ・新たな開発も、まちの将来ビジョンとは関係なく、それぞれ個別の事情により進められている。 ・地元住民が自分たちの町をあまり評価していない。 それぞれの活動主体が、それぞれの事情でバラバラに活動を行っている。 より良いまちづくりに向けての目標 ・古くからの地域住民が、地元に対して自信と誇りを持てる。 ・新たに転居してきた人々は、安全で住みやすい町であることが認識できる。 ・大井にある企業で働いている人々は、過ごしやすく、楽しい町でよかったと思える。 ・多くの来街者の方々は、飲食・ショッピング・アミューズメントなど総合的に魅力的であると感じる。 目標実現のために、地域の企業、大型商業施設、商店街、町会、学校などが、行政と連携しながら、 地域の総意を反映させられる総合的なまちづくりを行うための、受け皿組織が必要不可欠となった。 地元の強い要望により、NPOまちづくり大井を設立。

事業活動のあり方1

①事業型NPO 事業型NPOは、社会の課題を事業を行うことで解決 しようとするNPOであり、資金調達のために収益事 業を行ない、従来の慈善型NPOよりも、もっと積極 的に「事業」をとらえています。(右図参照) 事業性(高) 一般企業 社会企業家の事業領域 (低) 中間組織 社会志向型企業 社 会 性 (高) (低) 事業型NPO 事業型NPOは、事業の成功を活動の成果と目指す 以上、営利ビジネスと同様の事業計画、マーケティン グ、営業、交渉などが要求されます。 ②中間支援 慈善型NPO 【出所:経済産業省「ソーシャルビジネス研究会報告書」】 中間支援の役割は、主に以下の3項目となっています。 《資源の仲介》 資金、人材、情報などの資源提供者と受益者向けのサービスを行なっている各種団体との間を仲介 する役割を担う。 《ネットワーク促進》 様々な団体などが抱える問題などを、団体同士が様々な形でつながりをつくって解決を図るという取 組みを手伝う役割を担う。 《価値の創出》 みんながNPOに求めていることを発掘したり、社会的課題について、社会全体に訴え、考えを統一し て、新たな問題解決方法なども作り出す役割を担う。

事業活動のあり方2

③コミュニティビジネス 市民が主体となって、地域が抱える課題をビジネスの手法により解決し、 またコミュニティの再生を通じて、その活動の利益を地域に還元するという事業の総称です。 コミュニティビジネスは法人、資格を示すのではありません。

「地域性・社会性 + 事業性・自立性」

を伴った地域事業のことを指します。 コミュニティビジネスに期待されていること ・地域の特性を生かした新しい地域社会づくり ・商店街、まちの活性化 ・顔の見える地域社会の再生 ・地域での雇用創出 ・生き甲斐づくり ・・・など ①から③の内容を踏まえて、NPOまちづくり大井としては、中間支援の事業型NPOとして、 大井地区において、「まちづくり推進の都市型コミュニティビジネスモデル」を目指していきます。

まちづくり推進の考え方1

●品川区の長期基本計画と連動した大井のまちづくり指針「か・き・く・け・こ」 か んきょう・けいかん ・次代につなぐ環境都市 ・品川区の玄関らしい風格を感じる都市景観の創造 主な関連部署:都市環境事業部、防災まちづくり事業部

環境・景観

・きゅりあんの有効活用による独自文化の発信 き ・劇団四季による新たな文化発信 主な関連部署:地域振興事業部、子供未来事業部 教育委員会事務局 ょういく・ぶんか・こそだて

教育・文化 ・子育て く

らし・さんぎょう 暮らし・産業

んこう・ふくし ・区の中心核としての賑わいづくり、集客力の向上 ・回遊性のある商業拠点 主な関連部署:地域振興事業部 ・みんなで築く健康・福祉都市 主な関連部署:健康福祉事業部 健康・福祉

くさいこうりゅう ・としがたかんこう 国際交流 都市型観光 ・隣接する羽田空港の拡張や国際化による発展を見据えたまちづくり 主な関連部署:地域振興事業部 上記の指針は、品川区の上位計画(長期基本計画)と整合しており、 品川区との協働により、総合的なまちづくりを推進していきます。

まちづくり推進の考え方2

NPOまちづくり大井 品川区との連携によるまちづくり事業の推進ステップ

●大井町駅周辺地区のまちづくり構想を中核とした短期5ケ年計画を推進するための推進ステップ 第1ステージ (2010~11) 第2ステージ (2012~13) N P O ま ち く り 大 井 に と っ て の 収 益 源 の 構 築

ハード面

大井町駅周辺地区 まちづくり構想の策定 (都市機能・都市構造・都市環境) 相互連動

ソフト面

大井地区の地域ブランドの構築 (目指すべきまちづくりの方向性) 今後のまちづくりの具体的なアクションプランに関する、品川区と当法人の間での合意形成 地域全体を巻き込むために、「夢と希望」への訴求力と求心力のある仕掛けを行なう き (例)未来予想図(青写真)のコンテストによる大井町駅周辺地区のモデルプランの策定 *プロ(セミプロ)対象として、実現可能なプランを集めて、公開(きゅりあん)の場所に展示する *地域住民に参加してもらい、実現してほしいプランに投票してもらう(参考意見にする) ※ コンテストを実施するための資金調達が必要 具体的な戦略プランの策定 各分野の展開プランの策定 (防犯・防災・健康・文化・商業など) 第3ステージ (2014~) アクション開始 アクション開始 企 業 ・ 商 業 者 へ の ビ ジ ネ ス チ ャ ン ス の 創 出 ・ 地 元 住 民 へ の 付 加 価 値 の 創 出

活動実績一覧

(大井町活性化プロジェクトから

NPO

まちづくり大井へ)

西暦 平成 2000年 12年 2001年 13年 2002年 14年 2003年 15年 2004年 16年 2005年 17年 2006年 18年 2007年 19年 2008年 20年 2009年 月 内        容 9月 東京大学大学院情報学環カードゲームワークショップ 6月 大井町活性化プロジェクトの初会合 3月 まちづくり調査事業 12月 りんかい線全線開通記念イベント「大井町フェスタ」~フォトフェスティバル~ 1月 大井町ホームページ開設 7月 大井町の子どもたちが日本科学未来館と出会うプログラム(第1回) 11月 東京大学大学院情報学環フォーラム(第1回)~大井町活性化プロジェクトの事例紹介 12月 大井町健康フェスタ2003~キレイ・元気は骨の健康から~ 7月 大井町の子どもたちが日本科学未来館と出会うプログラム(第2回) 10月 地域密着型健康サポート企画(骨粗鬆症・変形膝関節症の予防) 12月 大井町健康フェスタ2004~お口の健康から生活習慣病を考える~ 1月 空き店舗対策事業~食育の情報受発信スペース(みんなの食育ステーション)開設~ 6月 みんなの食育ステーションでの野菜・果物などの産直夕方市をスタート(毎週金曜日に開催) 7月 大井町の子どもたちが日本科学未来館と出会うプログラム(第3回) 10月 農林水産省 ごはん食推進支援事業 「おむすびはパワーボール」企画実施 11月 第1回東京商店街グランプリ 優秀賞受賞 みんなの食育ステーション事業 12月 1日東大生企画(第1回) 7月 大井町の子どもたちが日本科学未来館と出会うプログラム(第4回) 12月 1日東大生企画(第2回) 1月 大井町健康フェスタ2006~食育で生き生き健康家族~ 2月 高知野菜 元気応援キャンペーン(高知県からの依頼に基づく企画) 6月 みんなの食育ステーションでの健康に良いオリジナル惣菜や有機米を使ったおむすび・弁当などの販売開始 7月 大井町の子どもたちが日本科学未来館と出会うプログラム(第5回) 12月 1日東大生企画(第3回) 12月 「食・農」コミュニティ事業(パルシステム) 12月~3月 12月 大井地区のまちづくり組織立上げに関する会合を開催 2月 大井町健康フェスタ2008~オリジナルヘルシーメニューフェア(オリジナルメニュー&商品開発企画) 3月 大井地区のまちづくり組織の設立総会を開催 8月 第1回大井フェスタ&第54回大井どんたくへの企画・サポート 9月 NPOまちづくり大井に関する東京都からの認証を取得⇒9月25日設立登記完了 11月 工事壁面を活用した「題1回壁面アート展」(大井今昔物語)を開催 12月 駅前でイルミネーションを点灯 3月 子どもアート展(そばの花観察スケッチ展)を開催 8月 第2回大井フェスタ&第55回大井どんたくの総合企画を担当 10月 大井からだ元気フェスの総合企画を担当 12月 冬のまままつり in 大井町の総合企画を担当 12月 環境イベント「駅前クリスマス・イルミネーション企画」を実施 エコキャラクター「エコカモメ」誕生