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№1
~空中落下菌捕集実験で
身近な菌を見てみよう~
№2
微生物は目に見えない
微生物の大きさ
細菌
0.5~2.0×1~5μm
酵母
4~6×5~10μm
1mmの1/1000しかない
1cm
№3
見えない菌を見えるようにしよう
1つの微生物は見えない
数が増えて集団になったら見える
№4
「培養」ってどんなこと?
栄養を取り込んで細胞数を増やす
見えるようになる
①エネルギー源
②菌体成分の材料
№5
コロニー数でわかること
1つのコロニーは,もともと1つの微生物だった!
コロニー数で,もともとそこにいた菌数がわかる!
単位面積あたりの菌数が計算できる!!
№6
空中落下菌の捕集実験
• 目的
微生物による空気中の汚染度を調べる
※食品衛生→量より質が問題
• 材料と器具
培地→普通寒天培地(NA)
培養装置→インキュベータ
№7
空中落下菌の捕集実験
• 方法
①調べてみたい場所(捕集場所)を探す
②捕集場所で培地のふたを一定時間開け
ておく
№8
空中落下菌の捕集実験
③ふたを閉めて培地を培養装置に入れる
【30℃】
④観察
3~7日後に観察し,コロニー数を数える
№9
培養結果(7日後)
• 培養後の写真
0日目
7日目
№10
計測したコロニー数から菌数を求める
条件
・培養の結果,計測できたコロニーは5個だった。
・使用したシャーレの直径は 9cm であった。
・捕集した場所の周囲 1㎡ の菌数を求めたい。
計算1
シャーレ(培地)の面積を求める!
4.5×4.5×3.14 =63.585
つまり,63.585平方センチメートルあたりには,
捕集した時間に5個の菌が落下したことになる。
№11
計測したコロニー数から菌数を求める
計算2
単位をあわせる!
1mは100cmだから,
1㎡=100cm×100cm
1m
=10000平方センチメートル
比の計算を使用する!
1m
5:63.585=Ⅹ:10000
63.585Ⅹ=5×10000
1㎡あたり,約786個
の菌が落下したことに
なる。
Ⅹ=50000÷63.585
Ⅹ=786.348・・・
№12
こんなところにも微生物が!!
微生物が好む温度 25℃~40℃
微生物が好む湿度 50%以上
微生物が好む栄養 炭素源・窒素源・無機塩類
人間の体で穴が開いている部分(鼻・口・耳など)は,
微生物が好む条件にぴったりと一致する!!