Transcript 発表スライド - CABSSS
SSS2008 3班発表 国際情報防衛網を構築してテロを撲滅せよ 田嶋 真大、甲斐 亜弥子、原田 明典
軍事業界の現状 7年前の 9.11
以降もはや戦争は大規模な戦闘 ではなく、局地的なテロなどを中心とする スタイルへと変化している。 にもかかわらず世界では128兆円もの軍事費 が今だに投入されている。
テーマ 新時代のパラダイムにふさわしい 新たな地球安全保障体制と 技術革新への取り組みを提言する
モデルの環境(国) テロのターゲットとなる国は 100 カ国ある テロを制圧する国連軍は3〜 10 ヵ国まで 同時に対応できる 同じ国で2回テロが起こると国は壊滅
モデルの設定(テロの状況) テロリストは世界に 10 チーム存在。 テロリストは毎月ランダムに国を動き、確率5%でテロ 活動をする。 またテロリストはどこかでテロが成功すると増員する 国連軍は 0 %〜70%の確率でテロ情報をキャッチ。 国連軍はテロ情報をキャッチした際は、 即その国に事前に行くことが出来る。 国連軍はテロリストに会うとテロリストを逮捕する。
シュミレーション1 テロ情報 0 %で国連軍の同時対応国数を 以下の3通りでシュミレーション ・3カ国 ・6カ国 ・20カ国
シュミレーション1 軍備増強ではテロ集団を少なくできるが、撲滅に苦慮 ⇒ 継続的被害が長年続く
シュミレーション2 国連軍の同時対応国数(軍備力)を3カ国とし、 テロ情報キャッチ率を以下でシュミレーション ・ 30 % ・ 60 % ・ 80 %
シュミレーション2 情報力を倍増させる方がはるかに大きな効果を発揮
世界の軍事投資の方向は間違っている もはや大量破壊を前提とした、非現実的な 軍備増強や研究への投資は無駄である。 それよりも時代は“情報戦”に突入しており、 旧来式の CIA 頼みから脱却し、世界中が 連携した情報防衛網の確立と新しい時代の 情報戦に向けた技術の確立が必要である。