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気づかぬうちに忍び寄る
恐ろしい病気の予防
徳洲会グループ 人間ドック・健診推進本部長
大垣徳洲会病院 副院長 兼 人間ドックセンター長
稻邊富實代
緑内障
*日本の中高年の失明原因第1位
*40歳以上の日本人の6%(17人に1人)が
緑内障
:2/3以上が正常眼圧緑内障(NTG)
⇔NTGは、末期になるまで無症状
*日本の緑内障の80%以上が、未発見
未治療で放置されている。
乳がん 1.
*日本女性のがん第1位は、乳がん
*21人に1人の日本女性が乳がんになり
30%が死亡
:日本の乳がん死亡率は増加の一途
*早期ならば95%が助かる乳がん
:視触診では早期発見は困難
乳がん 2.
*視触診のみでの乳がん発見率は
0.08~0.1%(うち早期がんは50%)
:日本女性が100%受診しても年780人
しか救命できない。
*マンモグラフィと視触診の併用で
乳がん発見率は3倍(0.24~0.29%)に!
乳がん 3.
*視触診+マンモグラフィ+超音波で
乳がん発見率は0.32%(早期がん73%)
<栃木県 乳がん検診結果>
◎乳がん検診

おすすめパターン
40歳未満:乳腺超音波検査
40代:1年交代で、マンモグラフィと
超音波を交互に受ける。
 50歳以上:マンモグラフィ

子宮頚がん 1.
*ヒトパピローマウィルス(HPV)の
いない子宮には、子宮頸がんは起こ
らない。
*細胞診とHPV検査を併用することで
病変の発見率がほぼ100%になる上に、
将来子宮頸がんになるリスクがある
か否かわかる。
子宮頚がん 2.
*「30歳以上は細胞診とHPV検査を
併用すべき。両方が陰性ならば、
次回は3年後でよい。」
米国産婦人科学会「子宮がん検診ガイドライン」
*前がん段階(異形成)
軽度異形成:経過観察
中等度異形成:ケースバイケース
高度異形成:円錐切除術
前立腺がん
*米国男性のがんの
発生数第1位 死亡数第2位
*日本でも前立腺がん死亡数は
10年ごとに約2倍増の勢い
*直径2mm以下のがんも含めれば、
65歳以上の男性の5人に1人が持って
いる前立腺がん
⇒PSA(腫瘍マーカー:血液検査)
肺がん 1.
*日本人の死亡率第1位のがん
:増加の一途を辿る肺がん死亡率
*胸部単純X線検査では、心臓・肝臓
・大血管などの影に隠れた肺がんは
発見し難い
⇒だから、胸部CTがおすすめ!
肺がん 2.
こんなあなたは、特にCTがおすすめ!
◎1日の喫煙本数×年数>=600
◎50歳以上
胃がん
*ピロリ菌のいない胃には
胃がんは起こらない!
*ペプシノーゲン検査
:胃粘膜の萎縮の程度を見る検査
*ピロリ菌検査とペプシノーゲン検査
を組み合わせたABC検診で、
バリウム検査に勝るとも劣らぬ
胃がん発見率が報告されている。
BNP検査
*無症状の狭心症や心不全の検出に
威力を発揮する。
狭心症
*死亡率0
:狭心症が引き金で不整脈や心筋梗塞
を起こした場合は、死亡するケース
がある。
*日本人の狭心症の4割以上が、
非常に見つけ難い冠攣縮性狭心症
咳喘息
*気管支喘息の前段階・予備軍
:新しい概念で、まだ日本では
あまり医師にも浸透していない。
*放置されると、3人に1人の咳喘息が
がて気管支喘息に移行する。