BI/KM - 富山国際大学

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Ⅹ.経営支援系情報システムの展開
BI/BSC/KM
知識創造/組織文化
6月30日
1.BI(business Intelligence)
• (1)企業パフォーマンスの管理
CPM
(Corporate Performance Management)
BI推進要因
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準定型レポートへの注目
ツールの集約・標準化
コンプライアンス
データの大量蓄積
• 競争環境
◎基幹業務部門 vs. オフィス部門
○業務の区別
• 情報管理部門による展開
EDP
SIS、BPR、e-ビジネス
•
EUC
○情報センターとエンドユーザーの役割
• 情報センター
基幹系システムの構築・運用
経営支援系システムの構築維持
スタッフの学習指導
• エンドユーザー
マニュアル・ユーザー
コマンド・ユーザー 自発的活動
(2)検索系システムの別途形成
ETL/DWH、DM
• ETL(Extra/Transform/Load)・・・データ変換
日常業務遂行のために正規化されたデータベー
スを
分析用に一通りの情報を含む個別取引(標本)
データに戻して蓄積する。
冗長さは厭わない、蓄積・非更新型
OLTP vs. OLAP
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データ更新
処理目的
データ内容
処理形態
運用目的
型
頻繁
定型業務処理
現時点
基幹業務系
データの管理
RDB
なし
意思決定支援
時系列
情報検索系
データの活用
MDDB
データの正規化
リレーショナル・データベース
多次元型データベース
DWH/DM
• DWH(Date Ware House)
データを多次元的に処理
通常では察知しにくい傾向性を発見
多次元データベースなどで処理を可能に
• DM(Data Mart)部分DB
担当部署の関心領域のデータのみ取り出
す。
DWH VS. DM
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比喩
卸での素材
コンビニの完成品
ツール データマイニング OLAPツール
格納
集中
対象部門
量
膨大
小振り者
管理者 情報システム部門 利用者
頻度
少ない
頻繁
利用者 かなりの知識
初心者も含む
(3)Query Reporting
フォーマット整形と配信
(定期報告 定型的業務)
(4)OLAP(On Line Analysis Process)
• データマイニング(Data mining)
大量のデータの中から法則性を見つけ出す
• 相関分析
回帰式、クロス表、χ2乗検定、
分散分析、判別分析
• セグメンテーション分析
クラスター分析
• マーケット・バスケット分析
• 各種ORの手法
回帰式
判別式
主成分分析
因子分析
クラスター分析
各種ORの手法
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需要予測
投資評価
在庫管理
線形計画法
日程計画
待ち行列
ゲーム論
決定論
AHP(階層化意思決定法)
その他
• (5)モニタリング (ダッシュボード)
ビジュアルな要素で画面に表示
◎2.バランスト・スコア・カード
R.キャプラン、D.ノートン 1992
当初、業績評価指標として提案
実施項目
(CSF Critical Success Factors;主要成功要因)
数値目標
(KGI Key Goal Indicator;重要目標達成指標)
評価指標
(KPI Key Performance Indicator;重要業績評価指
標)
• 4つの視点
財務(過去)
顧客(外部)
内部業務プロセス(内部)
イノベーションと学習(将来)
PDCAサイクルでのモニタリング
•
→ Strategy Map(戦略マップ) 2000
富山
国際
大学
の
戦略
map
私案
◎ 3.KM Knowledge Management
知的創造の構造
(1)知識の整理
M.ポランニー
• 形式知
文書、言葉、数学的記述などにより明確に表現
できる知識
第三者への伝達、第三者による利用・評価が容易
• 暗黙知
明示的に表現できない、されていない知識
技能、感性を含む
• 個人知
個人の教養・ノウハウ
• 組織知
企業の特許・ノウハウ・技術・顧客リスト・・・
(2)SECIモデル
①共同化(Socialization)
組織内の個人、または小グループでの暗黙知
共有
およびそれを基にした新たな暗黙知の創造
②表出化(Externalization)
各個人、小グループが有する暗黙知を形式知
として洗い出し
③結合化(Combination)
洗い出された形式知を組み合わせ、それを基
に新たな知識を創造
④内面化(Internalization)
新たに創造された知識を組織に広め、新たな
暗黙知として習得
4.知的創造の基礎 • (1)なぜ進まないか
(2)知識共有化(knowledge sharing)
電子掲示板やメーリングリスト、知識ベー
ス、オンラインコラボレーションなど
知識の集団全体への共有
電子メール・電子掲示板など新しい共有化
のあり方を模索
(3)可視化(visualization)
人間における視覚の優位性を利用、 見える
形で表現し、理解
ナレッジマネジメントではCGを利用した立体
的で動的な画像
5.創造的組織のための環境
組織文化
• (1)ルーチンワーカーからナレッジワーカーへ
• ナレッジワークの重要性を認識する
創造への動機付け、顧客満足への貢献
• コアコンピテンスを明確に
組織の意図・方向性 組織行動へのコミットメント
• 信頼とチームワーク 個人とグループの自律性
• エンパワーメント
能力養成
• インテンシブ
動機付け
• 業績評価
キャリアパス
(2)実践課題
• 実作業で生まれ未整理の知識
すべて電子化し共有スペースに置く
格納フォーマットは原則フリー
完成文書、メール、会議室への投稿、
作成途中文書
• 整理された知識
SKILL-NET 構成員自らの能力を登録
FIND 実施したプロジェクトの蓄積
• 体系化された知識
システム統合のための知識を
管理グループが体系化
•
暗黙知を明示化するには原理的に大きな
困難
共有化された知識は余り役に立たない常識
的なものがほとんど
実際にほしい熟練した技能や知恵は掘り出
せないことが多い
時間末レポート
• SECIモデルについて説明しなさい。