オリンピック・インパクト.10

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オリンピック・インパクト
第10回
「味の素KK ロンドンオリンピックに向けた取組」
栗原 秀文 先生
(味の素株式会社 スポーツニュートリション部)
1.JOCと味の素の取組
(1)JOCパートナーシップ
• 2002年~オフィシャルパートナー(アミノバイタル分野のみ)
• 2009年~ゴールドパートナー(調味料、スープ類、甘味料も加わる)
• 2012年~
〃
(冷凍食品も加わる)
食のコミュニケーションがどんどん広範囲に渡って
できるようになってきた。
(2)味の素KK・JOC選手強化支援「ビクトリープロジェクト」
2003年から。メダル獲得数倍増・競技力向上のため、
スポーツ栄養によるコンディショニングサポートを行う。
(3)味の素ナショナルトレーニングセンター
2.「ビクトリープロジェクト」の取組
(1)選手と「アミノバイタル」の繋がり
アミノ酸や食事の摂り方・目的を選手へ教える。
特に、1試合に3時間位かかる体操選手などは、アミノ酸を
始めとする栄養補給・リカバリーが大切になる。
(2)「勝ち飯」プログラム
勝つための栄養サポート。なりたい身体になるための食べ
方を選手にわかりやすく指導する。
(3)「ビクトリープロジェクト」to LONDON
アミノバイタルGOLD〈ロンドンスペシャル〉
3.味の素ナショナルトレーニングセンター
(1)ネーミングライツ
研究開発の原点としてネーミングライツを取得。
“日本で最高のアミノ酸製品を!”
(2)味の素 スポーツ栄養科学研究所~製品開発~
• JOCに栄養面のノウハウを提供し、選手のコメントなどのフィードバック
を返してもらう互恵関係。
• リカバリーに関する、筑波大学との本格的な共同研究。
(3)「勝ち飯」の拠点
アスリートのニーズの実現
ソリューション提案による需要の創造
4.市場創造の取組(マーケティングへの活用)
(1)アミノバイタル
①「一本でニッポンを強くする」活動
スティック1本あたり1円をJOCへ。CMには、潮田・入江・内村を起用。
②ニッポン応援キャンペーン
抽選で10,000名に、勝ち飯セットが当たる。
③小売業との取組一体化
“1億2500万人の大応援団”
販売コンクールを開催し、たくさん売ったところにはロンドンオリンピッ
ク日本代表選手団壮行会へ招待。
☆味の素の魂に共感してくれる仲間を増やす。
4.市場創造の取組(マーケティングへの活用)
(2)日頃の食(味の素の家庭用食品)への活用
①企業広告「あなたはあなたの食べたものでできている」
選手へ、日本国民全ての人へ。
子どもの身体、お父さんの疲れ、おじいちゃんの健康などを考え続けて
きた母の存在。
「何になりたいのか。そのためには何が必要か。」を考えるのが勝ち飯。
②サプリメント「アミノバイタル」の日常シーンでの価値訴求
健康・仕事・子供の頑張りに。
店頭POPにて、「もっと元気になるために飲む」
③味の素全社横断施策展開
5.味の素が目指していること
• 企業ブランド、商品ブランドの価値向上。
• R&Dインフラの拡大。
• ロイヤリティアップ。
• 日本全体の元気向上。
• アスリート向けのスポーツ、勝ち飯を、日常生活者・健康分野へ拡大!
• 「ニッポンに元気とチカラを!」
6.リアクションペーパー課題
「味の素とスポーツ(食とスポーツ)の繋がりを知って、
どんなイメージを持ったか。」