茨城県立病院群 家庭医療後期研修プログラム 茨城県立中央病院総合診療科での 病院総合医としての研修を中心として、 石岡第一病院内科にて定期的な訪問診療、 入院、外来診療を含めた 家庭医療専門研修を行い、 茨城県立こども病院及び当院にて 小児科研修を行います。 茨城県立こころの医療センターでの 精神科研修も可能で、自然に恵まれた 陶芸の街「かさま」で、 「こころ」も「こども」も「おとな」も 幅広く診ることが出来る、 オールラウンドな医師の養成を目指します。 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター 地域災害拠点病院 2次救急指定病院 許可病床数500床(震災後は約400床で運 用) 本館(一般345床,結核25 床,HCU8床) がんセンター(100 床) 救急センター(ICU6床,ON 10床) 循環器センター(CCU6床、循 環器外科専用の手術室あ り。) (2011年2月~) ヘリポート(2011年3月 ~) 茨城県放射線検査セン ター(二次被曝医療機 関) 化学療法センター(外来20 床) 透析センター(外来20床) 茨城県立中央病院 概要 • ほぼ茨城県の中央。 • 産科、歯科口腔外科はなし。 (逆に言うと、それ以外はあり。) • 小児科、精神科は外来のみ。 • 救急受入実績(平成25年度) – 受診患者数 – 救急車搬入 13,706名/年 4,269台/年 • 総合診療科入院実績 – 平成24年度 5,858人 – 平成25年度 12,746人 • 茨城県人口:2,945,827人(2012/8/1現在) 笠間市のお菓子で、 名物の栗入りです。

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Transcript 茨城県立病院群 家庭医療後期研修プログラム 茨城県立中央病院総合診療科での 病院総合医としての研修を中心として、 石岡第一病院内科にて定期的な訪問診療、 入院、外来診療を含めた 家庭医療専門研修を行い、 茨城県立こども病院及び当院にて 小児科研修を行います。 茨城県立こころの医療センターでの 精神科研修も可能で、自然に恵まれた 陶芸の街「かさま」で、 「こころ」も「こども」も「おとな」も 幅広く診ることが出来る、 オールラウンドな医師の養成を目指します。 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター 地域災害拠点病院 2次救急指定病院 許可病床数500床(震災後は約400床で運 用) 本館(一般345床,結核25 床,HCU8床) がんセンター(100 床) 救急センター(ICU6床,ON 10床) 循環器センター(CCU6床、循 環器外科専用の手術室あ り。) (2011年2月~) ヘリポート(2011年3月 ~) 茨城県放射線検査セン ター(二次被曝医療機 関) 化学療法センター(外来20 床) 透析センター(外来20床) 茨城県立中央病院 概要 • ほぼ茨城県の中央。 • 産科、歯科口腔外科はなし。 (逆に言うと、それ以外はあり。) • 小児科、精神科は外来のみ。 • 救急受入実績(平成25年度) – 受診患者数 – 救急車搬入 13,706名/年 4,269台/年 • 総合診療科入院実績 – 平成24年度 5,858人 – 平成25年度 12,746人 • 茨城県人口:2,945,827人(2012/8/1現在) 笠間市のお菓子で、 名物の栗入りです。

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茨城県立病院群
家庭医療後期研修プログラム


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茨城県立中央病院総合診療科での
病院総合医としての研修を中心として、
石岡第一病院内科にて定期的な訪問診療、
入院、外来診療を含めた
家庭医療専門研修を行い、
茨城県立こども病院及び当院にて
小児科研修を行います。


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茨城県立こころの医療センターでの
精神科研修も可能で、自然に恵まれた
陶芸の街「かさま」で、
「こころ」も「こども」も「おとな」も
幅広く診ることが出来る、
オールラウンドな医師の養成を目指します。


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茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター
地域災害拠点病院
2次救急指定病院
許可病床数500床(震災後は約400床で運
用)
本館(一般345床,結核25
床,HCU8床)
がんセンター(100
床)

救急センター(ICU6床,ON
10床)
循環器センター(CCU6床、循
環器外科専用の手術室あ
り。)
(2011年2月~)
ヘリポート(2011年3月
~)

茨城県放射線検査セン
ター(二次被曝医療機
関)
化学療法センター(外来20
床)
透析センター(外来20床)


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茨城県立中央病院

概要

• ほぼ茨城県の中央。
• 産科、歯科口腔外科はなし。
(逆に言うと、それ以外はあり。)

• 小児科、精神科は外来のみ。
• 救急受入実績(平成25年度)
– 受診患者数
– 救急車搬入

13,706名/年
4,269台/年

• 総合診療科入院実績
– 平成24年度 5,858人
– 平成25年度 12,746人

• 茨城県人口:2,945,827人(2012/8/1現在)

笠間市のお菓子で、
名物の栗入りです。


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茨城県立中央病院 総合診療科

• 20年前から「Disease Oriented MedicineからPatient
Oriented Medicineへ」を目標としている科です。
• 一般内科をベースとして、プライマリ・ケア、地域医療、
救急、集中治療(中毒、敗血症、ショック等)に関して、外来
から入院、リハビリ、退院まで、完結型で研修できる
ことが茨城県内唯一といえる当科の特徴です。


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• ジェネラリスト、スペシャリストを問わず、どんな進路を
選択しても必ず役に立つ経験ができ、自由度の高い
プログラムを個別に組むことができます。
神経内科とチーム診療をしているので、神経疾患は
特に多く経験できます。
(脳卒中や認知症、変性疾患、髄膜炎、脳炎など)

• 手技を身につけることは、重要です。
• 家庭医療の実践上も必要なことの多い、中心静脈路
確保(リアルタイムUSガイド下に行います。リザーバー留置を含み
ます。)、上下部消化管内視鏡検査(胃瘻造設を含む)、
各種超音波検査や救急蘇生処置についても、希望に
応じて十分に習熟することが出来ます。


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• 救急疾患を多く経験することができるので、
「救急に強い家庭医・総合医」を目指す人には、
非常に良い研修環境であると自負しています。
• 看護師(摂食嚥下、感染対策、褥瘡ケア、救急、集中治療専門
看護師なども含む)、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線
技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、
言語療法士、ソーシャルワーカー、事務職員全般と
共に診療にあたることで、医師のみならずコメディカル
の視点を持って、医療に関する十分な経験を
つむことが出来ます。
そのための各科の協力が得られています。


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• 院内では、IT環境が整備されており、PubMed、医中誌
による文献検索に加え、(株)インフォレスタによる 網
羅的な文献取寄が可能です。
• また、電子カルテ端末からは、今日の診療(医学書院)、
Up to date(個人PCからも利用可能)が利用可能です。


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生活・子育て環境
総合診療科スタッフ3名(2012年6月~ 1名育
児休暇中)

関 義元(16年目 PG責任者)
関 昇子(16年目 自治医大卒 内科認定医)

• 自然に恵まれています。
• 上野まで特急で1時間!
• 保育所完備しています。
(24時間。敷地隣。)

• 我々も、娘2人を育てなが
ら働いています。
• 出産、育児、我々もサポー
ト してもらいました。
その分、研修医の方々も、
きちんと支えます。


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家庭医療専門研修
(石岡第一病院 内科:一般病床126床、へき地医療拠点病院)

• 指導医:舘 泰雄(病院管理者 日本プライマリ・ケア連合学会 指
導医 総合内科専門医)

• 「在宅支援センター」を併設。
(訪問診療、介護支援、訪問看護(24時間対応)、訪問介護)


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• 内科、外科、整形外科、小児科、口腔外科、形成外科
(非常勤)、耳鼻咽喉科(非常勤)にて診療を行なっており、
地域に密着した医療を提供している。
• 家庭医療に関する経験豊富な指導医のもと、
在宅患者への計画的な訪問診療から通常の外来、
入院診療まで、継続性のある研修を行うことが出来る。
ワクチン接種等の予防医療にも力をいれている。
• 訪問看護師、ケアマネージャー、ソーシャルワーカー
からは、ほぼ毎日、在宅患者に関するフィードバックが
あり、定期的なカンファランスも開催されている。
他職種との密な連携をとることが可能で、保険や介護
関連の活動も研修できる。訪問看護指示書や主治医
意見書の作成も行う。


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• 平成22年度の在宅実患者数は321件で、
訪問診療回数は308件、
訪問看護回数(医療)656件、
訪問看護回数(介護)1,529件、
訪問介護回数2,177件、
居宅介護支援(ケアプラン)は1,802件作成されている。介
護保険連絡会議は月に1回開催されている。
• 医療福祉相談室には、社会福祉士が2名在籍し退院
援助や社会復帰援助を行っている。


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研修期間:3年
研修の目標
• 家庭医療専門医受験資格の取得を目標とします。研修期間中に
内科認定医取得も可能で、総合内科専門医、在宅医療専門医、
救急科専門医、集中治療専門医など、「ジェネラリスト」としての診
療を求められる各分野に進む際の土台を築くことを目標とします。

研修後のフォローアップ
• 茨城県立病院群(茨城県立中央病院、茨城県立こども病院(115床、
小児専門病院)、茨城県立こころの医療センター(537床、精神科
専門病院))の良好な連携関係を生かして、この3病院に限らず、
希望に応じて、柔軟なキャリアパスを提案、調整します。


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研修中の身分
• 茨城県職員(医員)。
• 茨城県地方公務員共済組合(健康・年金保険)加入。
• 医師免許取得後3年目 給与月額約554,000円 その他 宿日直 手
当て、通勤手当、時間外勤務手当あり。
• ボーナス(期末・勤勉手当) 年2回(6月・12月) 年間3.0~4.5月。
• 毎月60,000円を限度に家賃補助、敷金・礼金は病院負担
新築2DKを借りた場合の個人負担は約20,000円。




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プログラム責任者
関 義元

[email protected] (見学随時)

茨城県立中央病院

総合診療科 医長・救急部長代理

– 1999年 自治医科大学卒業。
– 千葉県 船橋市立医療センターにて初期研修。(2年。スーパーローテー
ト。)
– 千葉県 国保鋸南病院内科。
(3年。外来、訪問診療、病棟、救急、学校医、健診など。)
– 茨城県立中央病院 総合診療科。救急室長。(2年。)
– 北茨城市立総合病院 消化器・一般内科。(2年。義務年限明け。)
– 筑波大学附属病院 救急・集中治療部。(1年。クリニカルフェロー。)
– 現職。(現在6年目。医師16年目。筑波大学大学院4年次に在学中。)






日本プライマリ・ケア連合学会指導医・認定医
日本内科学会 内科認定医
日本救急医学会 救急科専門医
日本DMAT隊員(統括DMAT)・認定産業医