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筑波大学附属病院
総合医コース
後期研修プログラムの紹介
http://www.soshin.umin.jp/
研修の基本方針
☆ オーダーメイドに勝る研修プログラムはない
全員が同じプログラムで研修するのではなく、レジデント1人
1人の希望にあわせて研修をきめ細かくアレンジすることで、
ベストの研修プログラムを目指します。
要するに・・・
• おきまりのパック旅行よりも、オーダーメイドの個人旅行
が好きな方向けです。
• 名所ははずさず、しかも参加者のツボをおさえたオプショ
ナルツアーや裏情報が満載!現地係員(指導医)が懇切
丁寧にご案内します。
研修プログラムの概要
• 原則として4年間のプログラム
• 4つのユニットから構成
• 研修施設・期間は希望に合わせて
個別に設定
ユニットの構成
ユニット1
ユニット2
筑波大学附属病院 総合診療科
筑波メディカルセンター病院 総合診療科
★ マンツーマン形式で1例ずつ指導
★ 総合医のspecialtyについての研修
★ common diseaseを中心とした
豊富な症例を経験
★ 卒前・卒後教育への参加
★ 北米型ERでの幅広い急性期ケア研修
★ 臨床研究の基礎を学ぶ
★ 緩和ケアの研修が可能
ユニット3
ユニット4
診療所(大和クリニック)
Electives
★ 地域に密着した継続的・包括的ケア
★ これまでの研修で不十分だった分野、
もう少し掘り下げたい分野の研修
★ 在宅ケア
★ 保健・医療・福祉連携
★ 病診連携
★ ほぼ全ての専門領域の研修が可能
★ 緩和ケアの研修が可能
★ 関連施設以外での研修も可能
筑波大学附属病院総合診療科
☆総合医のスペシャリストとしての視点を学ぶ
外来の症例について毎日カルテチェックを行います。指導医とマン
ツーマン形式で1例ずつ時間をかけてじっくり掘り下げて指導を受け、
臨床判断学、EBM(Evidence-Based Medicine)の実践、心理社会的
問題への対応、患者教育などを学びます。
☆卒前・卒後教育に積極的に関与できる
学生・研修医の教育に積極的に関わることで、自らの臨床技能を再
確認し、さらにレベルアップをはかることができます。
☆技術研修・他科外来研修
超音波検査、皮膚科・整形外科などの外来研修が可能です。
☆臨床研究の考え方を学ぶ
総合診療の視点を生かした臨床研究の基礎的な事項及びその実践
について学びます。
筑波メディカルセンター病院総合診療科
★豊富な症例数
総合診療科の外来患者は年間約8000名、救急車搬送件数は約4000台で、
十分な症例を経験する事が出来ます。
★北米型ER
ERでは、スタッフとレジデントがペアになって、内科系・外科系、1次・3次、
小児・老人の区別なく全て対応するシステムを導入していますので、総合医
に必要な急性期ケアを効率よく研修することが出来ます。
★緩和ケアの研修が可能
総合診療科が20床の緩和ケア病棟を運営していますので、在宅を含む緩和
ケアについて十分な研修を受けることが出来ます。
★小児科外来研修
通年での小児科の外来研修(週1コマ)が可能ですので、季節性を持つ疾患
を含めて小児科の研修ができます。
診療所
★地域密着型の診療所での研修
大病院とは患者層もニーズも異なる診療所におい
て、外来、訪問診療、健診などの研修を行います。家
庭医療の特性である継続的・包括的なケアや保健・
医療・福祉の連携、地域医療の実践について学びま
す。特に在宅ケアの研修には力を入れています。
★診療所の教育体制
現在は、大和クリニック(茨城県桜川市、旧大和村)
で研修しています。受け入れ診療所については、在
宅医療を中心に数多くのオファーがあり、2年後には
モデルクリニックを立ち上げる方針で準備を進めてい
ます。
Electives
★ニーズに合わせたオーダーメイド研修
レジデントの希望に基づいて個別に研修をコーディネートし
ます。興味ある分野をまとまった期間研修したり、初期研修
で十分研修できなかった領域(一般内科など)を改めて研修
したりするのが一般的です。
★豊富な選択肢
ほとんどすべての診療科において、筑波大学附属病院また
は関連病院での研修が可能です。また条件が合えば、茨城
県のみではなく、全国どこでも研修できます。
選択の内容も、臓器別専門科だけではなく、三次救急や緩
和ケアも選択できるのが大きな特徴です。
研修プログラム例
(Sはシニアレジデント、Cはチーフレジデントの略)
学年
4
5
S1例1)
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
筑波大学附属病院 総合診療科 (皮膚科外来研修、超音波研修を含む)
S2
筑波メディカルセンター病院 総合診療科 (小児科外来研修を含む)
C1
Elective:西伊豆病院(整形外科)
C2
大和クリニック(診療所研修)
Elective:筑波大学附属病院 呼吸器内科
4つのユニットを組み合わせた、最も標準的なパターンです。
学年
S1
S2
C1
C2
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
筑波メディカルセンター病院 総合診療科(小児科外来研修を含む)
筑波大学附属病院 総合診療科 (皮膚科外来研修、超音波研修を含む)
大和クリニック(診療所研修)
Electives:西伊豆病院整形外科
Electives:小児科
将来診療所の医師を目指すためのコースです。Electivesをうまく利用して、
自分ののばしたい分野の能力や足りない能力を補うことを勧めています。
3
研修プログラム例
学年
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
S1
筑波メディカルセンター病院 総合診療科
S2
大和クリニック(診療所研修)
筑波大学附属病院 総合診療科
C1
Electives(筑波メディカルセンター病院緩和ケア病棟)
C2
Electives(放射線科)
Electives(精神科)
緩和ケア医の養成を目的とした研修プログラム例です。緩和医療の基本は、治癒
できるものは原因治療できないものは対症療法ですから、急性期疾患の正確な医
学的判断ができるのが必須と考えています。
学年
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
S1
筑波メディカルセンター病院 総合診療科
S2
筑波大学付属病院 総合診療科
大和クリニック(診療所研修)
C1
Electives(一般内科)
C2
筑波メディカルセンター病院 総合診療科
救急を含めた症例数の豊富さ、バリエーションに重点を置き、筑波メディカルセンター
総合診療科での長めの研修を取り入れた研修プログラムです。
総合医コースが目指すもの
臨床医としての
確かな基盤
よき臨床医として、
•常に「当たり前の医療を
当たり前に」できること
•良好な患者医師関係が
構築できること
•協調性を持ってチーム医
療が実践できること
Generalistとしての
高い専門能力
総合診療のプロとして、
•広い守備範囲を持つこと
•包括的な視点を持つこと
•どんなニーズや診療環境
にも対応できる「柔らかさ」
を持つこと
生涯にわたる
キャリアの確立
キャリア確立のために、
•「なりたい医者にきちんと
なれる」プログラムで研修
すること
•豊富な選択肢の中から、
責任あるコーディネート体
制のもとで研修すること