Transcript 反駁2
サークルKサンクスを欲しがる各社 企業価値を評価する他社の存在 東洋経済 ファミマ、ユニー「統合」で始まる大淘汰 http://toyokeizai.net/articles/-/63178?page=2 2015.3.16 2 事業範囲~セブンアンドアイ~ ユニーHDと重なる領域の広さ 株式会社セブン&アイHLDGS 会社案内 http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/company/pdf/profile/profile_2014.pdf 3 2■対外戦略の力弱くなる ・もしファミマと合併したときのSWOT分析とか示し、その市場で生き残る ための戦略としてふさわしくないことしめす。 • <ファミマユニーHDのSWOT分析> • S:■規模拡大→規模の経済性が使える■全国展開■商品開発ノウハウ(多様性) • W:■知名度低い(統合したばっか)■収益率の低さ • O:■海外展開■少子高齢化→近くの便利なもの • T:■他社も規模拡大しつつある■業界飽和状態■競合の増加(総合小売チェーン、ネッ ト販売) 4 グループシナジー5カ年計画(概要) 合併は、組織のバランスを崩す 25億円の実績 ユニーグループ・ホールディングス株式会社 2015年2月期決算説明会 http://www.unygroup-hds.com/ir/library/presentation/document/1502presentation.pdf 5 シナジー効果5ヵ年計画(金額) シナジー効果の喪失 ユニーグループ・ホールディングス株式会社 http://www.unygroup-hds.com/ir/management/strategy/index.html 6 グループシナジー5カ年計画(実際) ユニーHD アニュアルレポート 好調 投資済みの、好調に進む計画を壊すのか? ANNUAL REPORT 2014 Serving Up Success UNY Group Holdings Co., Ltd. For the fiscal year ended February 28, 2014 http://www.unygroup-hds.com/ir/library/annual/UGHD_AR2014.pdf 7 ユニーHDのPB 手の届く最高の満足 生活応援ブランド 他社との共同開発・販売 スタイルワン http://www.styleone-web.jp/ プライムワン http://www.uny.co.jp/primeone/ 8 PB共同開発会社 東海地方 関西地方 中国四国地方 ノウハウ集約・販売規模拡大・効率化 スタイルワン http://www.styleone-web.jp/ 9 強み→ユニーHD 事業資源の最適配分 「商品開発、物流システム、人材など必要なものの共有・協力」 ユニーグループ・ホールディングス株式会社 http://www.unygroup-hds.com/group/index.html 10 PBの現状 既に開発が進んでいる ブランドが定着しつつある ユニーグループ・ホールディングス株式会社 2015年2月期決算説明会 http://www.unygroup-hds.com/ir/library/presentation/document/1502presentation.pdf 11 リージョナル・チェーンとしての生き残り • リージョナル・チェーン :エリアマーケティングの発展概念 消費の多様化 個性化 市場縮小 →全国一律の大雑把な売り方では,顧客の支持は得られない 生かす 市場細分化→地域のニーズに的確にこたえる エリアマーケティング講座 http://www2s.biglobe.ne.jp/~kobayasi/area/area_2.html 12 資材購入も、3社で提携 業務提携→効率化 他社との「戦略」での差別化 朝刊 リテールテックJAPAN 2010年1月7日 / 日本経済新聞 https://messe.nikkei.co.jp/rt/news/51242.html 13 業務提携(例)ローソン×マツキヨ • 2010年4月16日 • 株式会社マツモトキヨシホールディングス(以下、「マツモトキヨシホールディング ス」という)と株式会社ローソン(以下、「ローソン」という)は、両社の将来に向け た持続的な事業発展を目的として、平成21年8月24日の業務提携で合意した内容に基づ き、平成22年4月16日付で合弁会社を設立することを決議いたしましたので、お知らせ いたします。 合弁会社においては、お客様が求める「健康で快適な生活」の実現に 向け、両社グループが持つ専門的なノウハウ・各種リソース・バイイングパワーなどを 結集した他小売業態との差別化を図る新業態店舗の事業展開・運営を行ってまいります。 これにより、早期に新業態店舗の多店舗化を実現するとともに、お客様ニーズを反映し た新たな事業領域を確立してまいります。 今後も両社は、新業態店舗の開発など各種業 務提携の早期実現に向けて取り組んでまいります。 合併より双方の利益が保たれる ローソンHP http://www.lawson.co.jp/company/news/010858/ 14 2■グループ物流組織体制の地域ブランド戦略 ・ユニーの地域密着+HD体制の効果が薄れる(中部地方、高齢者のブランド 効果薄くなる) 15 純粋持ち株会社の目的・戦略 GPシナジー効果と、企業価値の最大化 ユニーグループ・ホールディングス株式会社 http://www.unygroup-hds.com/group/index.html 16 ■PBについて 17 PB比較 • ファミマ • ユニー 650品目 (2014年度) 品数少ない ファミリーマーHP http://www.family.co.jp/company/investor_relations/library/settlement_report/ スタイルワン http://www.styleone-web.jp/ 18 ユニーのPB 規模& 地元密着型 19 PB商品の購入時、製造者名を購入の判断 基準としているか 日本政策金融公庫 2014.3.25 平成24年度下半期消費者動向調査結果 http://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_130325a.pdf 20 PB商品の購入時、製造者名を購入の判断 基準としているか 昔から馴染みあるスーパー →信用できる製造者? =ブランド性高い 21 日本政策金融公庫 2014.3.25 平成24年度下半期消費者動向調査結果 http://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_130325a.pdf 現在、PB及びメーカー商品を利用する時の基準 (上位2つ回答) 22 日本政策金融公庫 2014.3.25 平成24年度下半期消費者動向調査結果 http://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_130325a.pdf 今後、PB商品及びメーカー商品に求めること (上位2つ回答可) 23 日本政策金融公庫 2014.3.25 平成24年度下半期消費者動向調査結果 http://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_130325a.pdf 24 日本政策金融公庫 2014.3.25 平成24年度下半期消費者動向調査結果 http://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_130325a.pdf 参考資料 25 日販 1店1日当たりの売上 東洋経済 ファミマ、ユニー「統合」で始まる大淘汰 2015.3.16 http://toyokeizai.net/articles/-/63178?page=2 サークルKサンクス 売上前年比 ユニーグループ・ホールディングス株式会社 2015年2月期決算説明会 http://www.unygroup-hds.com/ir/library/presentation/document/1502presentation.pdf 27 専門店事業の展望 ユニーグループ・ホールディングス株式会社 2015年2月期決算説明会 http://www.unygroup-hds.com/ir/library/presentation/document/1502presentation.pdf 28 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/sokuho_1.html 29 • http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/pdf/h2sconbn.p df • http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/sokuho_1.html • http://www.kktisc.co.jp/ 30 小売市場 右記グラフは小売業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。 小売業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。 平成25-26年の小売業界の業界規模(主要対象企業334社の売上高計)は56兆3,953億円となっています。 消費増税前の駆け込み需要も追い風となり、全体的に堅調な推移 小売業界の過去の推移を見ますと、平成17年から平成20年にかけて増加傾向にありましたが、平成19年か ら平成22年までは横ばい。平成23年から25年にかけて増加傾向にあります。 経済産業省「商業動態統計調査」によると、日本全国の平成25年の小売販売額は138兆8,970億円で前年比 +1.0%の増加を記録しています。 平成25年の小売業界は前年比でコンビニ、スーパー、ドラッグストア、家電量販店で増加。百貨店、ホー ムセンターは微増を記録しています。 平成24年末ごろから、国内経済は円安、日経平均株価の上昇など回 復の兆しを見せています。また、平成26年春の消費増税前の駆け込み需要も後押しに。これに伴い、コン ビニやスーパー、ドラッグストア、家電量販店で前年に比べ増加を記録しています。 また、長らく不況が続いていた家電量販店業界も平成25年に入り、増加に反転。下げ止まり感が見られま す。 アベノミクスの影響もあり国内経済は回復へ 今後の動向に期待 平成25年の上場小売会社334社全体の前年比売上高は+1.9%の増加を記録。4年連続で前年比プラスを記録し ています。 平成26年3月決算(他時期決算企業あり)による主要企業の業績を見ますと、『セブンイレブン』を展開す るセブン&アイ・HDが売上高前年比+12.8%の増加、『ユニクロ』を展開するファーストリテイリングが前 年比売上高+23.1%の増加、家電量販店2位のビッグカメラが+55.5%の増加を記録しています。 セブン&アイ・HDは店頭で販売する淹れたてコーヒー『セブンカフェ』が好調。また、プライベートブラ ンド(PB)の『セブンプレミアム』が好評で業績を伸ばしています。ユニクロを展開するファーストリテイリ ングは海外事業が好調。特に、中国、香港、台湾が好調で海外事業の売上高前年比は+64.7%の大幅増を記 録しています。 平成25年ごろから国内経済は回復に向かっています。小売業界は国内の経済に比例する傾向にあるため、 今後の動向に期待したいところです。 31 http://gyokai-search.com/3-kouri.html コンビニ市場 右記グラフはコンビニ業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。 コンビニ業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。 平成25-26年のコンビニ業界の業界規模(主要対象企業7社の売上高計)は6兆7,811億円となっています。 景況感の回復で堅調に推移 3強との格差が目立つかたちに コンビニ業界の過去の推移を見ますと、平成17年から19年にかけて増加傾向。平成20年から23年にかけて横ばい が続き、平成24年からは再び増加に転じています。 拡大を続けてきたコンビニ業界ですが、近年のコンビニ市場は飽和状態にあります。現在のコンビニの数は国内 で48,000店(平成26年3月時点)を超える状況にあり、新規出店の余地が少なくなっているのが現状です。 さらに近年見られる特徴としては、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3強と4位以下コンビニの業 績格差が目立っている点です。3社が業績や店舗数を順調に伸ばす中、サークルKサンクスではエリアフランチャ イズの離脱が相次ぎ苦戦状態。ミニストップも売上高、出店数の鈍化が懸念されます。 PB商品の強化に乗り出すコンビニ大手3社 近年、コンビニ各社はPB(プライベートブランド)商品の強化に乗り出しています。セブンイレブンを展開する セブン&アイ・HDは『セブンプレミアム』を展開。ローソンは『ローソンセレクト』、ファミリーマートは 『ファミリーマートコレクション』を展開しています。 PB商品は他の商品に比べ、安価で高い利益率を出せるのが特徴。近年では、お菓子やデザート、惣菜、野菜など 幅広いPB商品をラインアップしており、品質向上や品ぞろえで各社差別化を図っています。 経済成長著しい東南アジアを中心に加速する海外展開 コンビニ各社の海外展開も加速しています。業界首位のセブンイレブンは北米で8,139店舗、中国で2,017店舗を展 開(平成26年9月現在)。 業界3位のファミリーマートは韓国からの撤退を決めたものの、台湾、タイ、中国など東南アジアを中心にすでに 約5,470店舗を展開(平成26年10月現在)。業界2位のローソンも中国で458店舗、タイで30店舗を展開(平成26年10 月現在)するなど東南アジアや中国、北米を中心に多くの店舗を展開しています。 国内市場が飽和する中、経済成長が期待される東南アジアを中心に出店が加速するものと見られ、今後のコンビ ニ各社の動向に注目が集まります。 32 http://gyokai-search.com/3-konbini.htm 小売市場 http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/ryutsu/pdf/001_05_00.pdf 33 2014年2月期決算 配当率低 →ユニーの収益少ない BLOGOS コンビニ大手3社を比較してみる http://blogos.com/article/105418/ 2015.2.11 34