スライド - 都市計画DocumentSV

Download Report

Transcript スライド - 都市計画DocumentSV

都市計画マスタープラン策定実習第6班
班長:山﨑 琢也
岩片 麻実
小貫 哲志
山田 健太
TA:山本 園子
1
*土浦市のマスタープランとは・・・
土浦市民の日々の暮らし を
護っていくためのもの
土浦市民の日々の暮らし=「たから」
と定義する
2
*基本理念
たからの中に土浦に存在する
ものを組み込むことで
土浦のたから
土浦だからこそできる
いきいきとした暮らし
を実現
3
*整備方針
生活の核
の整備
工場と
地域の融和
自然資源
の活用
土浦のたからを
「護りたい」
「輝かせたい」
ボランティアの
推進
特産品に
よる地域
活性化
各施策の
補完
4
目的・方針
・大通りに人を集める施設が無い
・景観の整備が不十分で、また人通りが少ない
→生活の核に歩行者を中心とした街路整備
施策
*人を集める市役所移転
*城下町を活かしたまちなみ整備
*モール505の再生
5
市役所移転
現在の市役所を候補地のひとつである中央一丁目地区へ移転
市役所で人を呼び、
そこから人の流れが発生
本庁の来庁者数:1350人
市役所
(第一回土浦市庁舎建設審議会資料Ⅳ-2より)
JR土浦駅
約0.9km
徒歩10分
恒常的に人が集まると期待
6
城下町整備
市役所⇔亀城は歴史的まちなみに整備
かつての城下町の雰囲気を人通りの多い通りに拡大
亀城公園
現在の歴史的
町並み地区
市役所
歩行者がまちあるきを楽しめる空間へ
7
モール505再生
駅側の道路と高架下の歩道を入れ替える
人通りの中心を明るい場所に移すことにより
大通り(国道125号)とモール505の連続性を高める
8
周辺道路改修イメージ
広場
モール505
9
モール505
• 上の階に行く程空き店舗が目立つ
• 今後そこに店が入る可能性は低い
3階 Tsuchiura Kulturzentrum
2階
店舗
1階
店舗
大通りに接続
・設備は防音室、スタジオ
・土浦市勤労青少年ホームを補完する
・運営は土浦市
・駅の近くに置くことで利便性UP
10
中心市街地整備結果
景観
歩行者を中心とした中心市街地が形成され
市役所
つながり
更に多くの人が集まる生活の核となる
まちの核
休憩所
モール505
歩きやすさ
JR土浦駅
11
目的・方針
・新治には小町の里やスカイスポーツが楽しめる朝日
峠があるが、自然の中で遊べる場所が無い
・森林公園は魅力に欠ける
→森林公園に自然の中で遊べる場を整備する
施策
森林公園に様々な年齢層を
対象としたアスレチック整備
12
整備計画
様々な年齢層を対象とした自然とふれあう場所
アスレチック
自然の中で遊べる市民の憩いの場所を創出
遊歩道
土浦北
IC
13
目的・方針
・工場の周囲は近づきにくい雰囲気になっている
・周辺住民からは使いづらい団地内の公園が存在
→工場と地域の融和を図る
施策
*工場と市民との間の空間を作る
*土浦らしい緑化の推進
14
空間整備対象地例
住宅地と工場の間にある憩いの空間として
中貫公園と周辺歩道を整備
中貫公園
住宅地
土浦・千代田
工業団地
市民の憩いの
場として遊具、
ベンチ、散歩道
などを整備
JR神立駅
歩道整備により
住宅地から公園
への安全な移動
を可能にする
15
補助金制度
土浦の市の木(ポプラ、ケヤキ)の使用を推奨し
企業自身が緑化を行う
SEGESの認定や
工場緑化推進全国大会で受賞
市が緑化に要した費用を補助金として全額負担する
16
事例:住友製薬 茨木工場(大阪府)
工場緑化推進全国大会 受賞工場(H.20)
住居地域に隣接する工場東側 受賞後の効果(工場アンケート調査)
南側に比較的背の高い樹木が
企業のイメージアップ
配置され、周辺地域への配慮
に有効であった
がなされている
13%
36%
14%
環境への取組みが認
められた
従業員の意識改革に
つながった
16%
21%
地域社会との融和に
役立った
その他
工場東側の植栽
17
おおつ野ヒルズ計画
職住近接地区
工場都市公園を整備し
都市公園
そこを中心とした緑化を推進
壁などの建築制限
から機械工業の
進出は不向き
協同病院
土浦協同病院移転予定
住人にも病院に来る人にも工場に
抵抗感のない一体感のあるまちづくり
住宅地
工業地帯
18
全体効果
工場と市民との間の空間を作り
そこを中心とした土浦らしい緑化を推進
土浦にある4つの
工業団地でも同様に行う
東筑波・新治
工業団地
土浦・千代田
工業団地
テクノパーク
土浦北
おおつ野
ヒルズ
潤いと安らぎのある工業団地との共存の実現
19
目的・方針
レンコンを用いた土浦のPRは盛ん
→土浦のくり、梨、ブルーベリーなど果樹栽培は
あまり知られていない
*市民の土浦市の農業への意識を高める
*地域活性化につなげる活動の提案
20
趣旨
これまで注目されてこなかった
フルーツを用いたイベント
こどもたちにとって
地元のことを知る
食育の推進
産業祭との同時開催で
市民の土浦産業への
関心を高める
21
土浦デザートコンテスト 概要・効果
毎年秋に行われる土浦市産業祭内のイベントとして開催
時期:10月下旬
場所:モール505
作品は公募(プロ・一般・幼少で部門分け)
受賞作品
土浦市内の公立小中学校の
給食の献立に組み込む
こどもたちに地元の
名産を知ってもらう
コンテストの告知
になる
土浦の新たな名産として
売り出す
土浦の農業の
活性化
22
目的・方針
市と市民が共同で暮らしを支えていく体制を整える
→市民自身による暮らしを護る活動を行う必要がある
ボランティア制度の整備・拡大
23
現在のシステム
子育て支援や高齢者・障害者支援は
主婦層が中心に活動
ボランティア組織のほとんどが
高齢者を対象にしたもの
もっと幅広い世代の人が身近に
参加できるような
ボランティア制度の整備・拡大
24
新たな組織
全体的な
まとめ役
具体的な
施策の実行
社会福祉協議会
小中高校
小中高校ごとに
学生委員会を設置
自治体
各地区の公民館に地域ケアコーディネーター
(社協支部職員)を設置
役割を分担することで、身近で細やかな
ボランティアができる
25
取り組みによる効果
身近なボランティア活動を
実際に体験する
乳児
子供
子育て支援
を受ける
世代間のつながりが生まれる
主婦層は積極的に
成人
お年
寄り
ボランティアに参加し
働いている世代は休日
に家族で参加
ボランティアを行っていくと共に
高齢者支援を受ける
26
取り組み例
工業団地周辺の
ゴミ拾い
デザートコンテスト等
土浦のイベント運営
の手助け
中心市街地での
買い物補助
市民が自分たちでできる
「たから」を護る活動の推進
27
土浦貨物駅跡地整備計画
土浦駅東口の貨物駅は工業団地との距離が離れている
市街地への大型車流入の一因となっている
→以上の問題解決に加え、他の施策を補完する。
*354号線と常磐線の
結節点に土浦貨物駅を移転
*貨物駅跡地整備
28
移転場所
テクノパーク
土浦北
土浦・千代田
工業団地
土浦北IC
日立建機
土浦工場
日立電線
土浦工場
土浦北ICから約9キロ
各工業団地との距離も近接
JR常磐線
おおつ野
ヒルズ
29
新駅整備内容
JR常磐線
駅の設備は現状に順ずる
・コンテナホーム1面:
・積み降ろし線1本(550m)
・留置線1本(250m)
・駅事務所棟:
・倉庫棟
:
・駅への連絡道路
30
貨物駅跡地利用
交通エリア
バスターミナル
観光エリア
レンタサイクル貸出し所
観光案内所キララ館
送迎自家用車滞留場
休憩所
31
各施策への効果
市民
移転跡地を利用して
交通利便性が向上
貨物駅
移転・整備
事業者(JR貨物)
立地の利便性が向上し
利用者が増加
企業
観光客
鉄道貨物を利用し
環境負荷やエネルギーの
削減
土浦観光をより
楽しみやすくなる
32
施策の評価
今回の施策による整備
市役所移転
貨物駅移転
今後土浦周辺で起こる施設整備
イオンモールの開業
協同病院移転
施設立地・交通量の変化をシミュレーション
33
シミュレーション結果~交通混雑~
整備前
整備後
施策を行うことでの道路交通の変化はない
使用ソフト:JICA-STRADA、茨城県南CUEモデル
34
シミュレーション結果~排気物~
整備前
NOx(t/日)
CO2(t/日)
整備後
NOx(t/日)
CO2(t/日)
t/日
万円/日
1.71
357
99.3
82.1
1.7
355
98.6
81.6
施策を行うことでの環境への影響はない
使用ソフト:JICA-STRADA、茨城県南CUEモデル
35
*提案まとめより人が集まる
生活の核
の整備
中心市街地
新治の自然と触れあう
自然資源
市民の憩いの場
の活用
工場と
潤いと安らぎのある
地域の融和
工業団地群の実現
護られ、輝く
土浦のたからを
「護りたい」
土浦のたからもの
「輝かせたい」
市民自ら「たから」を
ボランティアの
推進
護る活動の推進
特産品に
土浦の農業の
よる地域
活性化
活性化
施策や様々な主体に
各施策の
補完
効果が波及
36
*達成される都市像
護られ、輝く
土浦のたからもの
土浦のたからを市民が持つことで
人もまちも活気ある都市が形成
37
参考文献・謝辞
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
貨物駅検討部会報告書・沼津駅周辺鉄道効果事業に関する有識者会議
土浦北インターチェンジ周辺地区コーディネート業務委託報告書・土浦市
いばらき圏央道沿線ナビ:http://www.ken-o-do-ibaraki.com/index.html
つくば国際貨物ターミナル(株) :http://www.tkb-tict.co.jp/
土浦市勤労青少年ホーム:http://www.city.tsuchiura.lg.jp/index.php?code=281
モール505:http://www.mall505.co.jp/
茅ヶ崎青少年会館:http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kyouiku/seishonenkaikan/index.html
土浦市観光協会HP:http://tutiura.727.net/index.html
さがみはらスイーツフェスティバルHP:http://sagamihara-sweets.com/
日本緑化センター:http://www.jpgreen.or.jp/koujyo/index.html
土浦市社会福祉協議会HP:http://www.doshakyo.or.jp/
土浦協同病院HP:http://www.tkgh.jp/
イオンモール水戸内原:広報担当様
•
•
•
社会福祉法人 土浦市社会福祉協議会:須藤美穂様、橋口真由美様
NPO法人まちづくり活性化土浦:事務局長 小林まゆみ様
土浦市都市計画課:長坂英治様、東郷裕人様
38
ありがとうございました
39
• 以下補足
40
鉄道コンテナ輸送
土浦での工業生産量5948019トン(年間)
約19万トンが東京への出荷
このうち年間1万トンが鉄道で輸送された場合
トラック輸送に比べて
CO2排出量が半減
距離が伸びるほど削減効果アップ
消費エネルギー量3割減
燃料を3割節約
41
駅前整備補足
観光エリア
観光案内所
・・・土浦の観光の拠点、駅に直結させることで通過交通にも土浦の観光をPR
レンタサイクル貸し出し所
・・・りんりんロード、霞ヶ浦自転車道を楽しみやすく。
また副次的効果として土浦の街中観光にも活用。
休憩所
・・・肉体に負担がかかる自然観光者の疲れを癒す。足湯などを整備。
交通エリア
バスターミナル
・・・現在西口に集中しているバス路線のうち、東口発着とできるものは
東口側を利用するように誘導。
送迎自家用車滞留所
・・・西口のロータリーの混雑解消のために、つくば駅にあるような滞留所を整備する。
利用者は中央町以外の地区からの利用者を想定。
42
シュミレーション結果~道路交通~
変化前
台キロ
台時
時間費用(万円/年)
走行費用(万円/年)
事故損失額(万円/年)
環境損失額(万円/年)
人身事故件数
変化後
7861432.7
184316.8
25400000
4361927
1323676
420913
2122
7824604
182804
25200000
4340000
1320000
418000
2113
使用ソフト:JICA-STRADA、茨城県南CUEモデル
43
貨物駅整備費用
用地補償費・・・15億円(現在地)
移転先取得費・・・4億円
貨物駅整備費・・・50億円前後
ほぼ同規模の貨物駅の規模を参考にして計算
44
Tsuchiura Kulturzentrum
採算性の判断
賃貸方式
初期投資:4490万円(移転費用1400万円+設備投資3090万円)
賃料・共益費:195万円/月(≒6300円/坪×309坪)
利益:348万円/月(稼働率100%時)
黒字化にかかる年月:30ヶ月(稼働率100%時)
稼働率が56%を切ると黒字達成不能
現実的な数字とは言えない
茨城県
民間企業
金融機関
45
人口分析
人
160000
140000
120000
100000
65歳~
80000
15~64歳
60000
0~14歳
40000
20000
0
1995
2000
2005
2010
2015
2020
2025
2030
年
46
人口ピラミッド
歳
人
47
工場の緑化推進制度
• SEGES
貢献度の高い優れた緑を評価認定するいわば「緑
の認定」で、審査には緑地が社会や環境にどう貢献
しているかを的確に評価できるように定めた基準を
用いており、緑地を通じた社会・環境貢献性が極め
て高いと認められるものに認定ラベルを与える
• 工場緑化推進全国大会
工場緑化を積極的に推進するため、昭和57年度か
ら経済産業省(旧通商産業省)ほか関係各省庁等
が関わって、工場内外の環境整備に顕著な功績の
あった工場等を対象に表彰する
48
49
モール505
P
図の駐車場への進入路は確保する。
その他の駐車場は他の道路から進入可能
歩行者中心道路ではあるが、歩行者専用ではない。
50