Transcript 余剰分析の練習問題
初級ミクロ経済学 -余剰分析の練習問題- 2014年11月21日 古川徹也 2014年11月21日 初級ミクロ経済学 1 2013年度 余剰分析に関する以下の4つの文章の中で,正し いものを選びなさい。 (1) 消費者余剰は,価格が低下すると減少する。 (2) 生産者余剰の大きさは,可変費用の大きさを あらわしている。 (3) 完全競争市場では,余剰が最大になる生産量 よりも市場均衡需給量は大きくなる。 (4) 従量税を導入することによって,それがない ときに比べ社会余剰は小さくなる。 2014年11月21日 初級ミクロ経済学 2 2012年度 余剰分析に関する以下の4つの文章の中で,正し いものを選びなさい。 (1) 消費者余剰は,価格が低下すると減少する。 (2) 生産者余剰の大きさは,価格変化とは無関係で ある。 (3) 完全競争市場では,余剰が最大になる生産量と 市場均衡需給量は一致する。 (4) 従量税を導入することによって,それがないと きに比べ社会余剰を大きくすることができる。 2014年11月21日 初級ミクロ経済学 3 2011年度 消費者がA,Bの2人,財が1種類しかない経済を 考える。経済全体の財の総量が10のとき,以下 の4つの配分の中で,パレート効率的でないもの を選びなさい。 (a) Aが6,Bが4 (b) Aが3,Bが7 (c) Aが10,Bが0 (d) Aが4,Bが5 2014年11月21日 初級ミクロ経済学 4 2012年度(ちょっと難しい) 消費者がA,Bの2人からなる経済において,ある配分Eが 「パレート効率的である」とは,どのような状態を指すか 答えなさい。 (1)「Eという配分に比べて,両方の効用が上昇する」とい う配分が見つからない。 (2)「Eという配分に比べて,一方の効用を低下することな しに,他方の効用が上昇する」という配分が見つからない 。 (3)「Eという配分に比べて,一方の効用は低下するが,他 方の効用が大きく上昇する」という配分が見つからない。 (4)「Eという配分に比べて,両方の効用が低下する」とい う配分が見つからない。 2014年11月21日 初級ミクロ経済学 5