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平成 25 年度東京都公立小学校校長会 人権教育Cブロック研究協議会 小平市における 人権教育 市内を流れる 玉川上水 人権尊重の心を育む 学校経営と校長の役割

発表内容 1 小平市の概要 2 小平市教育委員会の取組 3 小平市小学校校長会の取組 4 児童に対しての人権教育 5 教職員の人権意識向上 6 家庭・地域への人権教育の啓発 7 成果と課題

1 小平市の概要 昭和37年(1962年)に市制施行 小平の名前 開拓の最初が 「 小 」川村 地形が「 平 」坦 人口約19万人 ルネこだいら前 日本一大きい丸ポスト

1 小平市の概要 小学校 19校 中学校8校 市内・近隣に多くの大学(市内に6大学) 学生ボランティア多数 保護者・地域 学校へのボランティア活動が活発

2 小平市教育委員会の取組 人権教育推進委員会 校長2名 副校長2名 各学校1名ずつ27名 合計31名で構成 授業研究の実施 授業を通した人権教育の推進

2 小平市教育委員会の取組 平成25年2月 小平市教育振興基本計画 策定 15の施策の1つ「豊かな心の育成」 いじめ防止授業を 全校・全学年で実施

2 小平市教育委員会の取組 小・中連携教育の推進 5つの共通プログラム 学力の向上 健全育成の推進 → あいさつは心のリボン 体力の向上 キャリア教育の推進 特別支援教育の推進

3 小平市小学校校長会の取組 3年計画で研究 3つの視点で研究 分科会形式で ・児童に対して ・教職員に対して ・家庭・地域に対して 19校が一斉に取り組む内容を検討

4 児童に対しての人権教育 9

4 児童に対しての人権教育 (1)人権が尊重される学習活動づくり (2)人権が尊重される人間関係づくり (3)人権が尊重される環境づくり 10

4 児童に対しての人権教育 (1)人権が尊重される学習活動づくり • • 年間指導計画・学年指導計画の作成 各学年での重点テーマ設定  飼育、菜園活動から継続的に意識を高める 11

4 児童に対しての人権教育 (2)人権が尊重される人間関係づくり あいさつは心のリボン 縦割り班遊び 12

4 児童に対しての人権教育 (3)人権が尊重される 環境づくり よいところみつけ コーナー 朝会での講話 「わたし のいもうと」

4 児童に対しての人権教育 校長の役割 ・ 副校長を中心とした組織力の向上 ・ 教職員の指導力の向上 ← 校内の研修 14

5 教職員の人権意識向上 これまでの課題 (1) 人権意識の育成 ・人権感覚の醸成への見直し ・保護者との接し方の改善 ・児童への言葉づかいの改善 ・体罰・暴言の根絶 ・掲示物・写真等の適切な対応 (2) 人権教育推進に向けた校内体制づくり

5 教職員の人権意識向上 取組1 教職員向け 人権ミニ研修会実施 ・月1回以上、15分程度実施 ・学年・専科等が輪番で発表 ・内容・・・いじめ、人権DVD紹介 「人権教育プログラム」 インターネットの活用

5 教職員の人権意識向上 取組2 人権教育チェック表の作成と活用 作成 ・市内で共有 ・特別支援教育の視点 ・教員への啓発 活用 人権教育推進委員会等への依頼 ・組織的なチェック 人権教育担当→生活指導主任→管理職

5 教職員の人権意識向上 取組3 人権教育を意識した 環境づくり (1) 掲示物に気を付けよう週間の設定 (2) 花いっぱい運動の活動 (3) あいさつ運動の活動 (4) 言語環境の整備 (教師の言葉遣いの振り返り) (5) いじめの実態把握調査の実施

5 教職員の人権意識向上 取組4 学級力の向上 「学級力」 児童が、学び合う仲間である学級をよりよくする ために、常に集団でチャレンジする目標をもち、 友達との豊かな対話を創造して、規律を守り、協 調的関係を築こうとする力。 →・学級の実態把握 ・児童の主体的な学級づくり ・担任任せでなく、 学級経営を全校体制で整える

5 教職員の人権意識向上 取組5 特別支援教育研修会の実施 ・小平共通プログラムの理解の徹底 ホワイトボード → ねらいの明示 タイマー → 活動時間の目安 ・事例に応じた対応策の検討 専門家を講師に招く 具体的な指導方法や配慮事項等

6 家庭・地域への人権教育の啓発 (1)学校便りやホームページで取組紹介 ・巻頭言でふれあい月間の取組をアピール ・ホームページで校長講話の紹介

6 家庭・地域への人権教育の啓発 (2)学校説明会・保護者会の活用 ・経営方針に基づく人権教育への取組や人 権教育年間指導計画の提示 ・教職員の人権意識を高めるための研修に ついての説明 ・言語環境の 整備等の依頼 学校説明会 →

6 家庭・地域への人権教育の啓発 (3)交流学習への保護者参加 ・ 園児や異校種、 高齢者との交流 ・福祉体験学習 (手話・盲導犬・車いす) (4)募金活動への案内 (5)PTA行事として 障がい者団体との交流会やいじめ問 題に関する講演会の開催

6 家庭・地域への人権教育の啓発 (6)小平市社会福祉協議会との連携

6 家庭・地域への人権教育の啓発 (7)学校評価の保護者アンケート項目の例 ・学校はいじめに対して、真剣に取り 組んでいる。 ・学校はいじめや偏見のない学校に するために、適切に対応している。 ・学校は、いじめ防止のため、適切な 対応をしている。

7 成果と課題

<成 果>

1 一斉に取り組むことで 全19校の人権教育が一歩前に 2 各校の実践交流が盛んに 3 各校・各校長の取組が共有財産に、 そして、人権教育が日常的に

7 成果と課題

<課 題>

1 校長として意図的・計画的に人権教 育を実施すること 2 教職員の人権意識をさらに高め、常 に服務事故ゼロにすること 3 家庭・地域への人権意識の啓発方 法の更なる工夫

御清聴ありがとうございました! ぶるべー 「ブルーベリー」をモチーフとした小 平市のキャラクターです。(小平は ブルーベリー栽培発祥の地です)