Transcript 類似度の算出
CV-Reading
Appearance-based Keypoint Clustering
伊原有仁
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はじめに
Appearance-based Keypoint Clustering
– F.J.Estrada, P.Fua, V.Lepetit, and S.Ausstrunk
– CVPR2009
– キーポイントのクラスタリング
• 特徴の類似度算出法
• セグメンテーションの問題をキーポイントの
クラスタリングへ展開
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Movie
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提案手法の流れ
1:入力画像から特徴点検出
2:特徴点を中心とした各パッチから色と
テクスチャ特徴の抽出
3:類似度の算出と空間射影(spectral embedding)
4:Mean-shiftによるクラスタリング
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特徴量:色情報
カラーヒストグラム
– RGB色空間
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特徴量:テクスチャ情報
共分散行列ベース
ここで
パッチ内のピクセルjに対する1次微分,2次微分
:平均ベクトル
:パッチ内のピクセル数
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提案手法の流れ
1:入力画像から特徴点検出
2:特徴点を中心とした各パッチから色と
テクスチャ特徴の抽出
3:類似度の算出と空間射影(spectral embedding)
4:Mean-shiftによるクラスタリング
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類似度の算出
カラー情報の類似度算出
:カラーヒストグラムの距離
:平均ベクトル
テクスチャ情報の類似度算出
– パッチ間の固有値の和
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類似度の評価
カラー情報とテクスチャ情報の組み合わせ
:パッチ間のユークリッド距離
:重み
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パラメータ設定
設定パラメータ
– 重みσ:0.3
– カラーヒストグラムのビン数:15
– パッチサイズ:11x11
F値によって設定
Pは適合率,rは再現率
Fが最大となるパラメータ
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クラスタリング
空間射影(Spectral embedding)*付録参照
– 類似度
を使用しグラフを作成
– 同じクラスタに属する要素の類似度を強調
• PCAのようなもの
Mean-shift
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クラスタリング実験
Ncuts(Normalized cuts)との比較
– グラフに基づいたクラスタリングアルゴリズム
– Spectral embeddingと関連
BSD(Berkely Segmentation Database)
– 250枚
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クラスタリング結果1
提案手法:0.6613の正解率
Ncuts:0.5279の正解率
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クラスタリング結果2
正解率の差によってソート
提案手法では,250枚の画像に対し,200枚以上,正解率が高い
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トラッキングへの展開1
物体にキーポイントが少ない場合
– (a):SIFT,(b):提案手法を用いたSIFT
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トラッキングへの展開2
非剛体に対するトラッキング
– (a):SIFT,(b):クラスタリング,(c):提案手法を用いたSIFT
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照明と視点変化
(a):SIFT,(b):提案手法を用いたSIFT
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おわりに
Appearance-based Keypoint Clustering
– キーポイントの安定したクラスタリング
• 色とテクスチャを用いたパッチ間の類似度算出法
• Spectral embeddingとmean-shift
– 制約のない環境下における高精度なマッチング
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