楽しみながら入力できる 授業アンケートシステムの企画と開発

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情報社会学科ISプログラム 湯浦研究室 4年
島内 良
1

背景
◦ 調査:授業アンケートに関するアンケート



目的
研究の構成
研究の詳細
◦ 授業アンケートシステム
◦ 評価・考察

今後の課題
2
授業アンケートに関するアンケート (2012.10.25)
-調査対象は情報学部ISプログラム2年生
-調査人数は67名

現状の授業アンケートに求めることは
何ですか?
60
50
40
30
20
10
0
値
授業内容
集計結果
質問項目を パソコンで
の更なる改
が見たい
減らす
入力したい
善
43
21
19
18
簡単さ
その他
17
3
自由記述欄
◦ 枠にひとつひとつ数字を
入れるのが面倒
◦ 手書きが不便
◦ 記入が面倒
◦ めんどくさいから全て同
じ数にしてしまうので本
当の結果はでない
◦ 項目が多い
◦ 全部同じ項目で答えてい
ておもしろくない
◦ 長い
◦ 期間中毎度毎度アン
ケート記入がめんどくさ
い
3


簡単に、楽しく答えることが可能な仕組み
集計結果を反映したコンテンツ
楽しみながら入力できる
アンケートシステムの提案
4
調査
授業アンケート
実態調査
問題分析
開発
授業アンケート
システム
評価
アンケートシステ
ム
サブコンテンツ
オススメ科目
授業情報の調査
対話型クイズ
科目詳細
GAE&基盤システム
技術的理解
利用実験&評
価
結果収集
イメージ収集システム基盤部分
(先行研究成果)
開発環境:GAE
(Google App Engine)
「映画イメージ収集
システム」より流用
5
サブコンテンツ
提示
90くらい
正解!!
☆☆☆☆
技術が身
に付く?
「プログラ
ミング」?
予想対象の
絞り込み
データ登録
オススメの
分析
※先行研究最終発表スライドより抜粋、変更
6
「演習が多い?」
ユーザ全体DB
統計学入門
ユーザ
全体平均
85当ては
まる
差75
差35
差5
近似度
ユーザ
50当ては
まる
情報倫理と法
10当ては
まる
統計学入門
情報倫理と法
プログラミング
・・・
確率 0.2
確率0.2
確率0.2
プログラミング?
0.2
0.08
0.5
プログラミング
ユーザ全体の平均
90当ては
まる
・
・
7
ユーザ個人DB
「根気がいる」
「予習が大事」
データ
ベース論
50当てはまる
40当てはまる
50
韓国語
10当てはまる
80当てはまる
20
プログラミ
ング
90当てはまる
20当てはまる
95
評価:4.5
「根気がいる」
「予習が大事」
・・・
・・
オススメ度
・・・
好悪を数値化
「根気がいる」 +1.5
「予習が大事」 -0.8
・・・
重回帰分析結果
ユーザ全体DB
おすすめリスト
8
9
授業アンケートより良いと思う部分を選んでください
(複数回答可)

質問項目に答えやすくなった
自由記述欄
◦ ペンを持って書かなくて
いいのでポチポチする
だけで楽だった。
◦ 後輩の立場から見る
と、選択の授業などの
評価を利用したいと
思った。
◦ 楽しく答えることが出来
た。
コメントを入力出来る
対話式で回答出来る
コメントが質問に反映される
楽に回答出来るようになった
他の人の回答やイメージを見れる
回答が直感的に行いやすい
N=5
0
1
2
3
4
5
問題解決への有効性
10

ユーザに対してのコンテンツの強化
◦ システムを利用することに更なる付加価値を与える

教員に向けた集計結果の提供
◦ 自身の受け持つ科目の詳細な集計結果を見ることが出来る
仕組み等

既存の授業アンケートとの差別化
◦ 代替として本システムを運用することは難しい
◦ 二次的なものとしての位置付けを確立することが必要

実際に多くの学生に自由に使ってもらい、効果を検証
する
11
ご清聴ありがとうございました
12