就活中の学生に対し、日経新聞はどんなサービスを提供することが有効か
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Transcript 就活中の学生に対し、日経新聞はどんなサービスを提供することが有効か
就活中の学生に対し、
日経新聞はどんなサービスを
提供することが有効か
武内 昭憲
就活といえば・・・
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「日経新聞」
初め、購読し始めた?
13%
途中、読まなくなった?
18%
82%
87%
はい
いいえ
はい
いいえ
就活で「日経新聞」は役立ってる?
みんな読まなくなるという現状
現在の就活に対して、今の日経のサービスは合っていない。
どんなサービスなら受け入れられるのかを考える
どこが合っていないのかを分析する。
改善すべきポイントを探る。
現在の日経のサービス
最大40ページという膨大な情報量
1か月の購読料金は朝・夕刊セット版 4,383円
(画像元:http://saticine.jugem.jp/?cid=10)
アンケート調査
対象
実施日
11/5(2012)~11/10(2012)
方法
内定後の近大現4回生、30人(男性13/女性17)
電子メール
知りたいこと
そもそも新聞に興味がない?
就活生はどんな使い方をしているのか?
サービスのどこが気に入らないのか?
読み続ける人、読まない(読まなくなる)人、それぞれの共通点
そもそも新聞に興味がない?
実はそんなことは無い。
新聞を読みたいと思っている人は結構多い。
新聞が無料なら読む?
読む
0
5
10
15
20
25
読まない
産経新聞の電子版アプリなら読む?
読みたい
わからない
0
5
新聞には興味がある。
10
15
読まない
就活生はどんな使い方をしているのか?
面接の日の朝。
1面だけを読む。
家に帰っても別に読まない。
【理由】
外で読むのは恥ずかしい、人目を気にする。
紙の音がうるさい、荷物になる。
時間がない。
面接で聞かれそうなトップニュースだけでいいから。
そもそも携帯やスマホでニュースがみれる。
サービスのどこが気に入らないのか?
ほとんど使わないから無駄(もったいない)。
高すぎる。
面接でほとんど役立たない。
新聞は邪魔になる。
読みにくい。
共通点とその考察
読み続ける人
「実家暮らし」であることが多い。
読まない・読まなくなる人
「一人暮らし」であることが多い。
「自分以外の誰かも読んでくれる(誰かとシェアできる)」
という何気ない要素が、就活生が新聞を購読し続けるため
に、重要となっているのではないか。
サービスを考える
刮目すべきポイント
1面しか読んでいないということ。
「ムダ」が多い点。
読まないページが多い
就活生の活用している量と料金が見合わなさすぎ
荷物になる→もっとコンパクトにならないか?
時間がない。
時間を効率的に使いたい。
効率的に情報を手に入れたい。
「誰かとシェアできる」という要素。
これまでをふまえた結論・提案
新聞が就活生に受け入れられるためにすべきこと。
電子化は必須
スマートフォンで読める
以下のサービスは電子化前提
「『1面』だけの購読契約OK」サービスの開始
「従量課金制度」も導入し、月額制との選択を可能に
学生向けの、短時間で効率的に情報を得られる工夫が必要
「新聞のレイアウト」×「ニュースサイトの記事」
「誰かとシェアできる」サービスを導入すべき
『1面』だけの購読契約OK」サービスとは
読めるのは「1面」だけ。
「1面」分の料金しか払わなくていい。
もし、「1面」以外も読みたくなれば…
1面以外の記事をタップ(クリック)すれば読むことができる。しかし、
その記事は契約外なので、その読んだページ分の料金が加算され
ていくというシステム。
⇒「従量課金制度」とのシナジーも考慮
従量課金制度
「1面」分の料金を最低額(基本料金)として、読んだ分
だけ料金が加算されていくシステム。
6000
5000
4000
料
金
3000
2000
月額制
1000
従量課金制
0
契約者の閲覧ページ数
「新聞のレイアウト」×「ニュースサイトの記事」
新聞のレイアウトのメリット
記事の重要度が一目で分かる。
ニュースサイトの記事のメリット
読みやすい(読み慣れている)。
誰かとシェアできるサービスのイメージ
学生が契約した
新聞データ
離れて暮らす家族にも、
同じ新聞データが送られる
学生の持つ端末
家族の持つ端末
ありがとうございました。