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茨城工場 1948年10月 愛媛県青果販売農業協同組合連 合会発足 1952年12月 三津工場完成、ポンジュース発 売 1955年3月 濃縮果汁製造開始 1961年12月 果汁の生産量、日本一となる IBARAKI FACTORY 1969年3月 TOKYO FACTORY 1971年10月 松山工場(松山市)完成 1974年12月 東京工場(神奈川県厚木市)完 成 1992年1月 茨城工場(茨城県常陸太田市) 完成 1992年4月 2003年4月 オレンジ果汁輸入自由化 株式会社えひめ飲料設立 Ehime Beverage Inc. MATSUYAMA FACTORY MATSUYAMA-SHI EHIME JAPAN 果汁100%ジュース(ポンジュー ス)を発売 会社概要 ■資本金 ■年 商 <事業所> ■製造ライン 松山工場 東京工場 茨城工場 67億5,000万円 290億円(2012年度) 本社/松山工場 東京営業本部 名古屋/大阪/福岡営業所 東京工場/茨城工場 搾汁ライン 搾汁能力:約35トン/時間 ビン・ペット兼用ライン 紙容器ライン 缶詰ライン 缶詰ライン(コーヒー) ペットライン ペットライン 紙容器ライン アセプペットライン(H26年3月稼動予定) ■製造実績 搾汁量 2万トン~3万トン(みかん、その他柑橘) 各種清涼飲料水 3,000万ケース 日本国内での柑橘栽培状況 みかん畑 海に面した段々畑 ●日本・・・狭い国土 ブラジルの23分の1 ブラジル 8,511,965k㎡ /日本 377,914k㎡ (世界で5位) (世界で60位) ●傾斜地を利用した、だんだん畑(段々畑)での栽培 大掛かりな機械化は出来ない生産環境 ●海外産の果実の輸入増、消費者嗜好の多様化。 みかんの生産量は減少、農家所得の減少 (ピーク時1975年の367万トン→現在は約90万トン) ●農家所得の確保、少量多品種化が進む(みかん、伊予柑、夏柑) → デコポン、清見、紅まどんな など新品種の栽培で収益を確保 国内産果物の収穫量ランキング 主な産地 愛媛県 和歌山県 熊本県 鹿児島県 高知県 広島県 徳島県 大分県 宮崎県 静岡県 全国計 収穫量(t) 主な品種 105,056 伊予柑、ポンカン、不知火 46,998 八朔、清見、不知火 35,412 不知火、夏みかん、河内晩柑 25,057 夏みかん、ポンカン、タンカン 24,202 柚、文旦、ポンカン 19,089 八朔、レモン、不知火 11,801 スダチ、柚、八朔 11,322 カボス、ポンカン、セミノール 10,878 日向夏、キンカン、ポンカン ネーブルオレンジ、ポンカン、夏みか 7,528 ん 326,118 伊予柑、不知火、夏みかん 資料:「特産果樹生産動態等調査」(農林水産省) 品種数 41 24 22 27 17 20 12 23 25 23 77 温州みかんの生産量と搾汁量の推移 120 105 90 75 60 45 30 15 0 愛媛県生産量 当社搾汁数量 (万トン) うんしゅうみかんの生産量と搾汁数量の推移 367 愛媛搾汁量 愛媛生産量 全国生産量 362 61 23 20 全国生産量 (万トン) 400 350 300 250 200 150 86 100 14 1 50 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 5 5 5 5 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年 ●日本でのみかんの生産量のピークは、1975年の367万トン。 ●愛媛県のピークは、 1972年の 61万トン。愛媛県の生産量は日本全体の約16%前後 ●1970年代は生産過剰、価格暴落。園地転換政策などで生産量抑制のための国の施策がはじまる。 ●1991年の牛肉・オレンジの自由化、1992年のオレンジ果汁の自由化を機に益々国内の生産量は減 少。 ●2008年には100万トンを切る。 ●みかん生産量の減少にともない、当社の搾汁数量も減少。 搾汁量のピークは1979年で22万8千トン → 近年は、2万トン前後 約1/10 ●国内での搾汁量減少にともない、海外産果汁への依存度が高まる。 日本における海外果汁の輸入実績 (2011年輸入統計資料) りんご果汁 オレンジ果汁 国 名 ブラジル 輸入数量(KL) 国 名 輸入数量(KL) 中国 53,005 グレープ果汁 42,931 国 名 輸入数量(KL) アルゼンチン 12,723 イスラエル 9,366 ブラジル 4,666 アメリカ 7,555 メキシコ 3,825 オーストリア 4,606 チリ 4,399 ベリーズ 2,455 チリ 3,638 ブラジル 2,730 その他 8,022 その他 8,020 その他 9,528 合 計 76,673 合 名 輸入数量(KL) 63,861 レモン果汁 グレープフルーツ果汁 国 計 国 名 合 計 36,936 パイン果汁 輸入数量(KL) 国 名 輸入数量(KL) アメリカ 9,635 イタリア 5,291 タイ 4,927 イスラエル 6,244 イスラエル 3,028 フィリピン 2,478 南アフリカ 2,471 アルゼンチン 2,631 コスタリカ 1,703 イタリア 1,687 ブラジル 614 インドネシア その他 2,727 その他 713 その他 合 計 22,764 合 計 12,277 合 計 203 80 9,391 日本における海外果汁の輸入 日本で輸入量が最も多い果汁はオレンジ果汁。中でもブラジル産が輸入量全体の約 70%。 当社のオレンジ果汁(65゜Bx)は ほとんどはブラジルから輸入。 りんご果汁は中国やヨーロッパ、グレープ果汁は南米やアメリカ、パイン果汁はタイか ら輸入。 日本の農家は生食市場向けに栽培。生食市場へ出荷出来ないものが加工場へ。 外観の見栄え、形の大小など規格外品が選別され加工場へ運ばれる。(加工専用 園は少ない) 加工原料の入荷量は、その年の生産量、生食市場での市況によって不規則、不安 定。 日本の飲料市場は、オレンジに限らず、輸入果汁に依存せざるを得ない。今後も 益々依存度は高まる。 日本における品質基準 ①いつ飲んでも同じ味! ●ポンジュースは、天然香料は添加するものの、砂糖やクエン酸など の食品添加物は一切加えていません。 →果汁の味や品質がそのまま100%ジュースの味や品質になる。 ②日本の飲料市場では透明なペットボトルが主流 ●透明な容器ゆえに→色調、外観の他、異物・夾雑物の混入などに対 して厳しい品質基準 ③弊社がオレンジ果汁に求める品質 日本の消費者は、品質に対しては世界の中でも非常に厳しいと言われている。 そういった厳しい環境下においてポンジュースは、発売から44年もの間、日本の消費者に飲 用され続けており、それは品質が認められている証拠でもある。 ポンジュースはオレンジと温州みかんのミックスジュースであり、安定した味・品質を確保す る為に、購入基準を設定し、基準に合格したロットだけを購入している。 また、定期的に現地の工場を監査し、必要に応じて技術指導等を行なう弊社独自の品質保証シ ステムを構築している。 1.官能検査(色調、外観、香味、異物、夾雑物) ※官能検査は数値化出来ない事から、常に基準となる果汁との比較により評価。 2.糖酸比(Ratio)の規格設定 3.微生物検査(カビ・酵母・耐熱性好酸性菌) 以上の検査項目を、先行ロットサンプルで事前に評価をおこない、【合格】したものだけを購 入する。