ETPB:歩行者行動コンテクストの抽出

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入室許可申請資料
ETPB:歩行者行動コンテクストの抽出
申請学生1:
諸富 賢
総合政策学部3年
申請学生2:
佐藤 文啓
環境情報学部1年
受け入れ担当院生: 今枝卓也
[email protected]
背景
 歩行者のセンシングの重要性
適応
歩行者の検知
歩行者の追跡
歩く、走るなどの行動認識
セキュリティの自動監視
コンテクスト・アウェア
交通
代表的な歩行者センシングの例
応用分野
セキュリティカメラ
歩行者センシングの課題
 歩行者を検知するだけでなく、その属性(大人か子
供など)や行動を認識する
横断歩道を渡っている
のは子供達だろうか?
 歩行者群の行動を対象にセンシングする
群集の中から異常行動
を検知するには?
歩行者行動コンテクスト
 歩行者の行動を時系列の状況(コンテクスト)に基づ
いて解釈する
助けを呼ぶべき状
況だろうか?
t-1秒前
t秒
t+1秒後
t+10秒後
t-1秒前
t秒
t+1秒後
t+10秒後
転ぶ歩行者の例
目的
 歩行者群を対象とした行動コンテキストの認識
 属性(大人か子供)を考慮する
 時系列の状況を考慮する
セキュリティにおける異常行動の認識ニーズが強い
異常行動の認識に着目する
対象とする歩行者行動コンテキストの定義
入力ステレオカメラデータ
t -Δt秒
t秒
t +Δt秒
歩行者(群)3次元運動データ
• 3次元座標値
•歩行者速度
• 距離データ平均, 等
単純行動 (SVNにより取得)
歩く
走る
停止
群のみ
個人、群
うろつく
座る
偶発的な群れ
知り合い同士
属性(高さデータから判別)
群のみ
異常行動
大人
子供
通常時の歩行者行動を学習、通常時に分類できないものを異常行動とする
転倒
具体的な異常行動セット
柵越えによる侵入
もみあい
利用シナリオ
 学校周辺の横断歩道において子供の集団が横断す
ることをシステムが検知
横断歩道でないルートを通ろう
としたり、横断歩道に長く残って
いるとシステムはアラートを発
する
入室申請理由
 本研究は実験を行い,実験データを解析する
ことが日常作業になっている.
 実験に用いるステレオカメラシステムは,高価
かつ大きいためロフト内の研究スペースに常
時置いてある.
 学部生が研究補助を行う場合,院生が出張等
の理由でいない状況下においても研究を進め
るため,入室許可を申請する.