ロータリー研修シリーズ 製作 2680地区 PDG 田中 毅

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Transcript ロータリー研修シリーズ 製作 2680地区 PDG 田中 毅

ロータリー研修シリーズ
製作
2680地区 PDG 田中 毅
ウイリアム・ビル・ボイド
率先しよう
会員目標 (必須)
• 2007年4月1日まで
に会員1名純増
2006-07年度 強調事項
•
•
•
•
水保全
識字率向上
保健および飢餓
ロータリー家族
Paul HarrisArthur F. Sheldon
Frank Collins
He profits most who serves his fellows best
1910年8月17日
第1回連合会年次大会
Arthur F. Sheldon
19世紀の実業界は人間
の本能をむきだしにした
弱肉強食の競争主義
20世紀の実業界は協力
すること
販売学と は他人に対し
て奉仕する学問
He profits most who serves best
1911年8月23日
第2回連合会年次大会
事業を営むことは、経営
学という学問を実践する
ことである。
Arthur F. Sheldon
事業の発展は、末長く利
益をもたらす顧客を確保
することである。
Service, not self
1911年8月22日
第2回連合会年次大会
コロンビア川クルージング
自分の利益のためにロー
タリーに入るのは間違い
ロータリアン同士の取引
を一般の人に拡大する
B. Frank Collins
大会採択の記録なし
Service above self
Service, not self の誤った解釈
自己の存在を否定して他人に奉仕すること
自己滅却の奉仕
1916年から1921年の間
Service, not self
Service above self
Service before self の混在
1950年デトロイト大会で He profits most
who serves best と共にロータリー・モットー
として採択
奉仕理念の確定
職 業 奉 仕
社 会 奉 仕
職業は金儲けの手段
ではなく、社会に奉仕
するために存在する。
最も多く社会に奉仕し
た者が、最も多くの利
益を得る。
He profits most who
serves best
利己の心を超越し
て、他人のために
尽くす。
弱者に涙する人道
的奉仕活動
Service above self
職業奉仕理念の衰退
• 道徳律の廃止
• 職業奉仕に関する新声明
• He profits most who serves best 第2モッ
トーに格下げ
• 第2モットー使用停止・・撤回
• They profit most who serve best に変更
人道的奉仕活動の場の拡大
• Communityの拡大解釈
• 世界社会奉仕
社会奉仕
国際奉仕
ロータリー財団
国際奉仕を含めた全ての人道的奉仕活動
Service above self
RIとは
• 1910年 RI設立
拡大、奉仕理念の提唱、連絡調整
• 1922年 直接監督権付与
RI定款・細則、標準クラブ定款に違反し
た場合に限って、直接監督権を行使でき
る。奉仕活動の実践に関する要請はでき
るが強制はできない
• 2004年 クラブ、地区への支援
RIの問題点
• アメリカを中心にした中央集権化
• アメリカ流儀の押し付け、英語中心主義
• 理事会の権限強化
理事会決定の乱用・規定審議会の無視
• 事務職員の官僚化、肥大化
• 資産運用に関する考え方の違い
• イリノイ州法下のロータリー財団
宗教・言語・文化を尊重した中間管理組
織による運営を考慮する必要がある
2510
2500
2530
2830
2810
2520
2630
2540
2550
2820
2650
2800
2840
2790
2700
2690
2680
2560
2750
2770
2740
2710
2660
2570
2840
2580
2720
2670
2640
2610
2620
2750
2760
2600
2780
2590
2730
地区とは
• 地区は、個々のロータリークラブが
ロータリーの綱領を推進するのを助け
ることを唯一の目的とする
• ガバナーは地区唯一のRI役員
• ガバナー補佐にクラブ管理の一部を
委任
• 地区の特徴を生かした地区委員会組
織の再編成(例・新潟、群馬)
地区リーダーシップ・プラン
• ガバナー補佐、地区研修リーダー、地区
委員会の責務を明確にする
• ガバナー補佐の任命
最低6名
4-8クラブを担当
1グループ複数任命 岩手・宮城
• ガバナー補佐による指導力の継続性
3年までの留任可能
• 地区内の人材発掘と養成
ガバナー補佐の任務
• クラブ目標について協議し支援する
• 公式訪問に関連して行われるクラブ協議
会に出席する
• 四半期に1回、できれば毎月1回クラブを
訪問し、クラブ指導者と協議する
• ガバナーに対してクラブの状況を報告す
る
• 将来の地区指導者を発掘し、育成する
地区運営の合理化
• 地区組織・委員会の合理化
• 旅費規程の見直し
地区内、国内、国際会議
• 諮問委員会、アドバイザー制度の見直し
• 地区大会
• セミナー・IM
• ガバナー、ガバナー補佐、代表幹事
クラブ奉仕
RI脱退クラブ
年度末会員数
クラブ名
大越
地区
01-02 02-03 03-04 04-05
脱退日
2530
/
/
/
/ 00.06.27
矢板やしお 2550
18
/
/
/ 03.06.03
中川
2500
18
18
9
/ 03.06.23
六戸
2830
8
8
8
/ 03.09.16
宮代
2830
19
19
11
/ 04.12.21
RI脱退クラブ
クラブ名
一戸
宮古西
階上
軽米
一関西
野沢温泉
一関磐井
上北
地区 01-02
2520
23
2520
23
2830
8
2520
17
2520
9
2600
17
2520
17
2830
8
年度末会員数
02-03 03-04 04-05 脱退日
23
19
19 05.06.08
26
18
13 05.06.08
9
9
/ 05.06.15
21
13
6 05.06.29
11
11
12 05.06.29
17
2
2 05.11.03
16
12
10 05.11.14
9
8
8 05.12.12
クラブ・リーダーシップ・プラン
弱体クラブを救済するためのプラン
推奨クラブ細則による委員会構成
•
•
•
•
•
会員増強・退会防止委員会
クラブ広報委員会
クラブ管理運営委員会
奉仕プロジェクト委員会
ロータリー財団委員会
奉仕活動実践のための委員会構成
RIが推奨するCLPの問題点
• 四大奉仕に基づく委員会構成との矛盾
定款・綱領上の疑義
• 奉仕プロジェクト委員会の問題点
人道的奉仕活動の偏重
• 例会軽視と会員研修の場の欠如
• 広報・ロ財団委員会を独立すべきか
• 諸外国の現状・・少規模クラブ
統廃合による委員会構成の合理化
中規模クラブの委員会構成
• クラブ奉仕
• 職業奉仕
• 社会奉仕
• 国際奉仕
会員増強
親睦活動
会員研修
例会運営
会報広報
新世代
ロータリー財団
世界社会奉仕
米山奨学
小規模クラブの委員会構成
• クラブ奉仕
会員委員会
会務運営委員会
• 職業奉仕
• 社会奉仕
• 国際奉仕
新世代委員会
ロータリー財団委員会
クラブとは
• ロータリー運動の主役はクラブ
• RI定款、RI細則、標準ロータリークラブ定
款に記載されていること以外は、すべて
クラブが独自に決定する
• クラブ管理運営のほとん
ど、奉仕活動のすべては、
クラブの自治権の範疇に
ある
クラブ細則の整備
• クラブの実態に沿った委員会構成
委員会の統廃合・新設
• 奉仕活動実践の具体的目標
• 会員選挙の方法
• 例会の運営方法
クラブの実態に沿うように
随時見直し、改正する
クラブ会長の責務
• クラブの代表者・象徴的存在
• 理念の提唱者として、クラブ独自の
テーマを掲げることができる
• 会長のリーダーシップによってクラブ
は活性化する
• あらゆる会合の議長・あらゆる委員会
の委員
• クラブ外におけるロータリーの指導者
としての最初のステップ
クラブ幹事の責務
• クラブの代表者
• クラブの世話役
• クラブ管理・運営の実務責任者
RIに対する各種報告義務、会員記録、
各種会合の召集、各種会合の議事録、
出席率の報告
• 委員会に所属しない
• 理事会の投票に加わらない
理事会の役割
•
•
•
•
•
クラブの管理主体は理事会
クラブ・プログラム、奉仕活動の策定
年間活動予算の策定と修正
会員選考の最終決定
職業分類の貸与
出席補填、例会取りやめ、会員身分
終結、出席免除等、かなりの部分が
理事会の裁量に委ねられている
効果的な例会運営
•
•
•
•
•
最新情報の提供
純粋親睦
会員の事業上の発想の交換
会長の時間の有効活用
特別月間行事の活用
例会出席によって得られるメリットは
事業上の貴重な時間を割くデメリット
より大きくなければならない
クラブ運営の合理化
•
•
•
•
•
•
•
•
クラブの役割はクラブ会員が分担して
事務局・事務局員は必要か
世間一般の昼食の相場は
会費と食事代との分離
事務処理のIT化・・通信費の削減
週報のIT化・・ウエブサイト、メールによる配布
ニコニコ会計の正しい管理
受益者負担の原則
職業奉仕
リピーターを得る具体的経営方法
•
•
•
•
•
•
適正な価格
経営者・従業員の接客態度
品揃え
公正な広告
取扱い商品に対する知識
アフター・サービス
サービス
高い職業倫理
事業における人間関係学
• 自分が事業上得た利益は、自分ひとりのもので
はない。
• 自らの事業は、従業員、取引業者、顧客、同業者
によって支えられている。
• これらの人々と、利益を適正に配分すれば、自ら
の事業は継続し発展することを、自らの事業所で
実証する。
• 自らそれを実証することによって、業界全体の職
業倫理を向上させる。
He profits most who serves best
ロータリー哲学
奉仕の原理
継続的に利益を得るための人間関係の
基本的法則
職業に従事する理由
金儲けをするため
職業を通じて奉仕の実践をするため
実業家の倫理基準を、専門職種の倫理
基準に引き上げる
社会奉仕
社会奉仕活動実践の指針
• 私たちが地域社会のニーズを推測するのでは
なく、地域社会の人たちが必要だと感じるもの
を見つける
• 自らが地域社会に入り込んで、地域社会の関
心を探る
元RI会長 クリフ・ドクターマン
• 地域社会の既存団体に寄付するのではなく、
自分たちの力で、プロジェクトを完成すべき
元RI会長 グレン・キンロス
国際奉仕
国際奉仕の諸活動
ロータリアン同士の理解を深める活動
• ロータリー友情交換
• ロータリー親睦活動
• 双子クラブ・双子地区
人道的奉仕活動
• 世界社会奉仕
• ロータリー・ボランティア
国連憲章の制定
国務省からの要請を受けて、国連憲章の原
案作成に、RIから11名の顧問団が参画
• 1945年 国際連合設立
準備会
• 世界各國代表団のうち、
7名の委員長と20名の
代表がロータリアン
• 代議員を含めて49名
のロータリアンが参画
世界社会奉仕概念の発生
• 1962年 提唱
• 1966年 財政援助
に関する制限条項
の解除
• 1968年 具体的活
動開始
• 国際奉仕活動の主
流
ニッティシ・ラハリー
世界社会奉仕 WCS とは
その地域の
クラブによる
社会奉仕活動
人
的
資
金
的
制
約
地域社会の
ニーズに基づく
プロジェクト
外国のクラブ
地区による
世界社会奉仕活動
ロータリー財団
ロータリー財団プログラム
ポリオ・プラス・プログラム
• ポリオ・プラス補助金
• ポリオ・プラス・パートナー補助金
ロータリー財団プログラム
教育的プログラム
•
•
•
•
•
•
•
•
1年度国際親善奨学金
マルチイヤー国際親善奨学金
文化研修のための国際親善奨学金
ジャパン国際親善奨学金
職業研修奨学金
世界平和奨学金
大学教員のための補助金
研究グループ交換 GSE
ロータリー財団プログラム
人道的補助金プログラム
• 保健、飢餓追放、人間性尊重補助金 3-H
• 3-H計画準備補助金
• 地区補助金
地区の人道的奉仕活動を支援 DDFの20%
• 個人向け補助金
奉仕活動を立案・実践する個人に対する旅費
• マッチング・グラント
他国との協力による国際的な人道的奉仕活動
マッチング・グラントによる資金調達
• 恒久的な建物建設、労賃は不適用
• 上限 $150,000
• DDF・・100% キャッシュ・・50%
マッチング・グラントの活用の一例
•
•
•
•
•
要請クラブ
提唱クラブ
地区DDF
マッチング・グラント
合計
$ 1,000
$ 3,000
$ 5,000
$ 7,000
$16,000
米山奨学金制度
Yoneyama Foundation
米山奨学金プログラム
• 米山梅吉氏にちなんで作られた、日本ロータリー
独自の奨学金制度
• 主に発展途上国の学生に支給される、民間最大
の奨学金
• 既に訪日している留学生に対する奨学金制度
• スボンサークラブとカウンセラーの設置
• 指定校による推薦者の中から選考
米山奨学金プログラム
•
•
•
•
•
•
•
YU奨学金・・学部課程
10万
YM奨学金・・大学院修士課程
14万
YD奨学金・・大学院博士課程
14万
地区奨励奨学金・・短大・高専
7万
クラブ支援奨学金・・博士号取得 14万
現地採用奨学金 7万+渡航費、諸費用
海外学友会推薦奨学金
14万
米山留学生に対する諸問題
•
•
•
•
•
•
•
親日派になるか抗日派になるか
アメリカ留学と日本留学の違い
博士号とPHDとの違い
選考試験の問題点
受給金額の問題点
重複支給の問題
卒業後の問題
21世紀の地球環境
年 度
2000
2025
2050
•
•
•
•
•
世界総人口
60億5504万人
78億2370万人
89億0909万人
先進国人口
11億8797万人
12億1489万人
11億5540万人
開発途上国・発展途上国の人口爆発
開発途上国・発展途上国の先進国化
先進国の少子化、地域格差の増大
環境破壊、資源の枯渇
貧困を原因とする地域紛争
人口爆発を抑える唯一の方法
計画的出産
開発途上国の若い女性の識字率向上
•
•
•
•
非識字者・・・10億
成人の25%
女性の2/3
アジア人が75%
フィリピンにおけるCLEプロジェクト
• 地球人口は確実に増加する
• 50年間で地球上の資産を使い切った愚
かさ
• 物質至上主義からの決別
• 価値観の変化
• 人類愛に基づく分かち合いの精神
ロータリーの存在価値
ロータリーの歩むべき道
経済不況による職業倫理低下の抑止力
産業構造変化に対処した事業存続
職業奉仕理念の確認
職業奉仕実践方法の再構築
経済不況による国家の財政基盤脆弱化
福祉・社会保障制度のNPO依存
ボランティア活動を可能にする環境整備
未来に向っての提言
• 地域、文化、言語を尊重した中間管理組織
による組織運営の可能性
• 職業奉仕理念の正しい解釈
リピーターを獲得する科学的な事業経営
事業の継続的発展と職業倫理高揚
• 産業構造の変化に適応した職業奉仕の実
践
• 未来を展望した地球レベルの実践活動
未来に向っての提言
•
•
•
•
•
地域社会のニーズに基づいた奉仕活動
実践活動への積極的参加
人間形成の場としての例会運営
クラブ運営の合理化
地区運営の合理化
魅力あふれるロータリー・ライフ
ロータリー研修シリーズ
製作
2680地区 PDG 田中 毅