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『組織の限界』
第1章 個人的合理性と社会的合理性
前半
総合政策学部4年 小山 健太
総合政策学部3年 鋤先 麻美
環境情報学部3年 橋場 加奈
個人的要求と社会的要求
との間の緊張関係
自分への要求
自己充足の要求
社会的良心・
緊張
社会的行動の要求
自己 他人
自己 他人
目的
手段
目的
手段
個人的要求と社会的要求
との間の緊張関係
自分への要求
自己充足の要求
●社会的対立場面
例)タバコのポイ捨て
社会的良心・
緊張
社会的行動の要求
●一個人の内部
例)電車の席
緊張関係を究極的に解決することはできない
目的と手段の合理的なバランスが必要
「新左翼思想」、「新右翼思想」
「新左翼思想」
「新右翼思想」
個人と、個人の社会的な役割
との間の完全な融合
市場崇拝。自由主義。
(国家、集団的行動、
責任の役割を極小化)
大部分の人は、両者の中間領域で行動する。
社会的良心・
自己充足の要求
= 社会的行動の要求
(=バランスをとる)
なぜ集団的行動をとるのか
●経済分析者としての視点
目的
個人的価値のより十分な実現
手段
集団的行動
集団的行動(社会的行動)が
個人的合理性の領域を拡張できるから
※「合理性」
目的と手段の関係性(バランス)
目的の価値判断はしていない。
選択における価値と機会
・価値vs機会
アメリカにいる友達に
会いに行く?
三田祭休み
どこかへ行
きたいなぁ
ディズニーランドへ
行く?
「気分転換」という【価値】
今回はミッキーに会いに行
こう
でも給料日前だ!
さまざまな【機会】
【価値】と【機会】の対抗→均衡
自分の【価値】を最も効率よく達成できる【機会】の範囲は限られる
→選択が必要
与えられた【機会】には限界がある
社会システムの必要性
→機会が限られている社会、ではどうすればいい?
①最適な資源配分のための、個人間に
またがるシステムが必要
(ex. 社会主義国家、市場)
①
資源
② (自然、技術、人間)
②個人に固有の能力を専門化させ、
協力により利益を確保
社会における個人の状態を改善するためには、
個人間にまたがる社会システムが必要
「よい」システムとは
最適性・効率性=社会に属するすべての個人が
自分自身の個人的な価値体系に基づいて、
ある状態・システム・配分を他よりも「よい」と感じていること
すべての人が
よりよい状態にあるシステムとは・・・・
価格システムという特定のシステムによって
効率性は達成する
財とサービスの交換によって成り立っているシステムにおいて
社会の需要と供給が一致するならば
結果として起こる事態は効率的だといえる!
価格システムの長所・短所
長所
効率的な配分を達成できる
経済に参加する人に対してわずかな
知識しか要求しない
価格を通じて補償を受ける
個人にとって自由の感覚が生まれる?
短所
自由は多くの人々にとって限られたもの
かもしれないという事実が無視されやすい
利己主義を美徳化する ex)企業の行動?
所得の公正な分配を与えるものではない
常に有効ではない
価格システムによって達成されうる効率性での
巨大な利得は
無視できない状況である