ナミアゲハ:腹脚5対

Download Report

Transcript ナミアゲハ:腹脚5対

●チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera 翅を開いたときの横幅は 2.5

~ 250 mm 。 口器は花蜜や樹液の吸収 に適した管状の口吻となっている。体や翅は鱗粉に覆われ,翅はさま ざまな模様を持つ。幼虫はいもむし型や毛虫型で,主に生きた植物組 織を食べて成長するが,枯れ葉(例,クルマアツバ亜科),貯蔵穀物, 動物の毛や排泄物などを食べるものもいる(排泄物は,一部の種の 成虫が利用)。重要な農林業害虫を多く含む。日本からはチョウ類が 約 250 種,ガ類が約 5,000 種,世界からはチョウ類が約 18,000 種,ガ 類が約 120,000 種知られている。

アケビコンボウハバチ: 腹脚 7 対 →

ナミアゲハ:腹脚

5

チョウ目(鱗翅目) • • • • コバネガ亜目( 1 生殖口) スイコバネガ亜目( 1 生殖口) • コウモリガ亜目(産卵口と交尾口 は溝または管で連結) 単門亜目 モグリチビガ上科,マガリガ上科 二門亜目 二門亜目のアゲハチョウ上科とセセリチョウ上科に属する種 がチョウである。

蝶の触角(タテハチョウ・マダラチョウ・シロチョウ・セセリチョウ・セセリチョウ) 先端または先端近くで太くなる 蛾の触角。蛾に見られる、くし状の触角ととがった触角。

コウモリガの成虫と卵

一万前後の卵を飛びながらばら撒く

卵で越冬したあと,翌年孵化したコウモリガの幼虫はヨモギ,イタドリなどの草本を 食べた後, 6,7 月にハンノキ,スギ,クヌギ,コナラ,クサギ,クリなどに穿孔

モルフォチョウ

ゴライアストリバネ♂

アメリカの国蝶 オオカバマダラ

オオムラサキ雄 国蝶,幼虫の食樹はエノキ。

ヨナクニサン

ミヤマカラスアゲハ(♂),幼虫の食樹はミカン科のキハダ,カラスザンショウなど

コナガ

diamondback moth

モンクロチャチホコ

アメリカシロヒトリ

2~3枚の葉が縦に筒状に綴られている イチモンジセセリ 幼虫(イネツトムシ)はイネの害虫

幼虫 1 枚の葉を綴る 成虫 コブノメイガ 初夏に中国から飛来,越冬できない 被害葉

セミヤドリガ ほとんどがメスで単 為生殖を行う

●トビケラ目(毛翅目) Trichoptera 前翅長が 5 ~ 40mm のものが多い。チョウ目に近縁。成虫は一般に 口器が退化し,食物をとらない。翅は小毛に覆われる。幼虫はいもむ し型で,水生で,糸を吐いて巣網や筒巣(とうそう)を作りその中で生活 するものが多い。多くの種で明け方または夕暮れに水辺でオスは群飛 を行い,近寄ってきたメスと交尾をする。日本から 320 種,世界から 10,000 種以上が知られる。シマトビケラは水力発電の害虫。

雄は群飛を行う