起業特講

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産学連携論・知的財産論
知財移転(社会化)・起業論
-起業特講
起業について 特講
2006年10月25日(水)
知的財産特論
日本社会の活性化
社会の構造変革・新事業創生
起業と知的財産権
(情報資産の保有)
会社設立 自営開始 新事業展開
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業について
定義
「起業=新しく事業を起こすこと」
⇒産業構造変革
⇒労働力再配分、資本投入先の開発
⇒社会のニーズに対応
(必要なのに無いもの→作ってしまう)
2006年10月25日(水)
知的財産特論
2.起業の語彙
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起業 opening [establishment of] a business
アントレプレナー entrepreneur企業家(精神の持ち主)
アントルプルヌール
[entrepreneur]en・tre・pre・neur
(<F.)n.企業家;興行主,プロモーター、勧進元
(〈米〉producer); 仲介業者
entrepreneurial a. 事業[企業]家の.
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知的財産特論
2006年10月25日(水)
起業マインド(精神)
《 サーカス物語 》 起業マインドの事例物語
イギリス公立小学校の起業教育テキスト
The Supertastic Circus
by Mary J. Macnorton
Copyright 1995 “The School Enterprise Programme
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業マインド(精神)
《 サーカス物語 》 起業マインドの事例物語
・サーカスが来るのを楽しみに待つ子供たちがいた
・しかし何かの事情でサーカス公演は中止
・がっかりした子供たちだが、「じゃあ自分たちでサー
カスをやって、皆に楽しんで貰おう」という発想をする
(嘆かずに創り出す。これが起業マインド)
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業マインド
・サーカスの演し物を練習したり、公演場所を探したり、色々な
苦労をするがへこたれない
・頑張っている姿を見て、色々な人が助けてくれる
・色々な障害(課題)を一つ一つクリアする
・最後は本物のサーカスの道具や支援も受けて、
「子供サーカス」は大成功を収める
・本物とは違うが、独特の面白い味を出しながら評価される
・子供たちは、「サーカスが来ないと悲しんでいる」より、「自分
たちでサーカスを演ろう」(起業)と考えたことが、確実に自分た
ちのまわり(の社会)を変えたと実感する
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業の条件
1)起業(家)精神(これがないと始まらない)
2)協力し合う仲間(仲間の協力)
3)始めは周囲の状況が逆風でも、事態が進むに連れ順風も
吹いて来る(周囲との連係・協力)
4)曲りなりにも、その一部でも成功する。これがビジネスモデ
ルの実証にもなる。
5)ビジネスモデルとは、「ニーズに何をもってどう応え」、そのこ
とが「継続的に運転可能か」についての方程式のようなもので
ある
6)一般的には、「シーズ(種)を市場原理の中でニーズ(必要)
に適用し、結果として報酬を受け、これを再投入して、また次の
一連のアクションが可能となる」ようなモデルである
2006年10月25日(水)
知的財産特論
[ 身近な事例 ]
無認可保育所から業界を変える
1)働いている間、子供を安心して預けたい母親がいた(ニーズの存在)
2)しかし短時間だったり遠かったりして条件に合わない(問題状況)
3)ここで諦める(預けることを、働くことを・・)と、社会は何も変わらない
4)そこで条件に合う保育所を作ってしまおう(起業)と考える精神が大切
5)自分と同じような人が何人くらいいれば仕事になるか報酬はどのくら
いなら可能か(マーケットリサーチ/市場調査)
6)事業の実施には更に、
手元資金はあるか、働いてくれる人はあるか・・等々、色々ある
7)先ず始めて色々と順風が吹いて来れば、社会が変わる!!
2006年10月25日(水)
知的財産特論
[ シーズ ] とは
例えば
1)ニーズの独自で正確な把握
2)特許などの独占的技術の保有
3)ブランド競争力
等々、色々考えられる。
いずれにせよ、「知的財産(情報資産)」と考えて良い
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業の社会的意味
・社会の活性化
・社会構造変革(建て直しより新築が容易)
・創造性の発揮/創造的行為
=それ自体、良いこと・楽しいこと
(ビジネスを作る、社会状況と個人の状況の間
の選択肢・・)
(技術・アイデア、ビジネスモデル、会社を作ることとビジネスを
作ること・・)
(二の矢三の矢/フォローアップモデル/再生産能力)
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業のプロセス
シーズ・ニーズ・マーケットとビジネスモデル
から
組織・財務・法務・経営までの流れ
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業のプロセス
マーケット
ニーズ
シーズ
れ流
ビジネスモデル
経営
組織
2006年10月25日(水)
財務
法務
知的財産特論
起業のプロセス
◇ ものを創る学・技術(工学・工芸術<理農医学)
◇ ことを創る学・技術(経営・経済・文学)
⇒ 設計・計画
◇ ことを治める学・技術(法学
◇ マーケティング
社会調査の方法
データ(多変量)解析
2006年10月25日(水)
知的財産特論
知的財産(権)の考え方
特許等のシーズは知的産業財産か?
・
企業=ビジネスモデルの時代
・
ビジネスモデル=知的財産
・
知的財産権⇒工業所有権・著作権
⇒ビジネスモデルを防衛する
2006年10月25日(水)
知的財産特論
知的財産(権)の考え方
「ビジネス方法の特許」
(いわゆるビジネスモデル特許)の重要性
特許等知的財産権とビジネス
(特許化戦略、R&D戦略・・)
2006年10月25日(水)
知的財産特論
ビジネスの構成要因
技術
経営
組織
財務
法務
2006年10月25日(水)
「
「
「
「
「
」
」
」
」
」
の各側面)
知的財産特論
会社設立
会社の種類
設立手続き(登記)
税(対策)
給与
健康保険
雇用保険・・
2006年10月25日(水)
知的財産特論
資金調達(循環)
個人的借金以外の資金調達
VC ベンチャーキャピタル > 投資
銀行
> 融資
市場(株式、債権・・)
支援組織・・ 公的(財団、事業団、協会
私的(エンジェル、寄付行為)
2006年10月25日(水)
《財務・会計 担当の明確化》
知的財産特論
組織弾力性(フラットな組織)
ラインとスタッフ
仕事分担
組織が一段大きくなる時
(構造転換の落とし穴)
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業・経営論(+法務)
子会社
社型(株式会社、有限会社・・)
M&Aも含む組織立ち上げ法
税(対策)
起業のための最適手段は・・
(merger and acquisition取得併合)
2006年10月25日(水)
知的財産特論
◇ 特許等出願シミュレーション
http://www.jpo.go.jp/indexj.htm
特許庁(電子図書館)インターネット訪問
http://www.ipdl.ncipi.go.jp/homepg.ipdl
日本の特許=先願主義
特許法30条(既発表例外規定)の新動向
(技術と特許等知的財産権)
特願2003-319962
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業シミュレーションXYZ
◇商品開発
◇マーケティング
◇営業戦略と法的制限
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業シミュレーションXYZ
◇CRMと顧客サービス
(customer relationship management)
(目標・フレームと手段・方法)
◇PL法と品質管理・信頼性戦略
(製造物責任法)
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業シミュレーションXYZ
◇株主等出資者と経営戦略
◇研究開発・技術マネジメント論
(企業R&D論)
2006年10月25日(水)
知的財産特論
成功事例
(一般的成功事例/松下、GE、ソニー・・)
小林一三(宝塚歌劇・電鉄百貨店・東宝)1873年>慶応>岩下
松下幸之助(経営の神様)1894年>夜間学校>義弟
(ナショナルランプ・二又ソケット>松下電器、PHP研究所)
本田宗一郎(世界のホンダ、オヤジ天才技術者)1906年>浜松工
盛田昭夫(ユニーク企業ソニー、エレクトロニクス)1921年>阪大>井深
Ex.「慶応義塾SFC(湘南藤沢キャンパス)」
直近3年間で70余りの起業事例」
2006年10月25日(水)
知的財産特論
成功事例
(一般的成功事例/松下、ホンダ、ソニ
ー・・)
Ex.「オン・ザ・エッジ 堀江貴文氏」
-東大文を2年で中退、IT事業に邁進
ホームページ製作から事業を広げる典型
今や上場会社社長
株公開で○十億円の資金調達
久留米大学附設高校
M&Aで急速成長
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業シミュレーションXYZ
余力課題
インターネットで他の起業事例を探してみる
2006年10月25日(水)
知的財産特論
起業シミュレーションXXX
破産する医療保険を救う
院内外医療情報共有システム
2006年10月25日(水)
知的財産特論
知的財産権
社会の利益と先行(開発)者の利益のバランス
工業所有権(産業財産権)◆
情報の使用を専有する権利
著作権◇
情報の複製を専有する権利
2006年10月25日(水)
知的財産特論
工業所有権
(産業財産権)
特許
実用新案
意匠
商標等
2006年10月25日(水)
知的財産特論
著作権
著作権
工業所有権に代わる知的財産権として注目
情報の複製を行う権利(複製を許す権利)
(死後50年と長い)
2006年10月25日(水)
知的財産特論