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季節献立に配慮した
料理献立エキスパートシステム
の作成
奈良女子大学 理学部
情報科学科 西岡研究室
市川 路子
はじめに
このシステムは毎日の食事を作る上で
必要な要素を考慮にいれた献立を決定す
るシステムである
 今までのシステムでは季節を配慮した料
理を検索することが出来なかった
 本システムでは日付入力により、季節を配
慮した料理を検索することが可能となった

今までのシステム
料理の好みやアレルギー等への配慮が難
しい
 料理の作成にかかるコスト(時間・費用)や
季節材料による制約への考慮が困難
 データ量が少ないので偏った献立になる
 成人女性だけの栄養摂取をもとに作成し
ている

エキスパ-トシステムの構成
推論ベース
料理専門家
支援モジュール
エキスパート
知識の
推論機構
料理ベース
定義
確認
ユーザインタフェースモジュール
変更
追加
データ入力
ユーザ
結論・助言・説
明
システム全体の概略図
行事料理選出
副菜候補選出
主菜(主食)候補選出
副菜決定
主菜決定
コース決定
汁物候補選出
汁物決定
本日の献立決定
主菜決定の概略図
START
行事料理にするか、しないか
性別、年齢
和食
OR
洋食
OR
中華
主食をメインにするか、しないか
主菜決定
主食決定
肉
麺類
OR
ご飯類
特に使いたい材料
OR
魚
調理法?
特に使いたい材料
条件に合う主菜、主食の候補リストアップ
副菜・汁物決定の概略図
それぞれのコースより
START
目標カロリーを入力(副
菜)
特に使いたい材料入力
(副菜、汁物)
条件に合う副菜、汁物候補リストアップ
データ形式
dish ( 料理番号, 種類, 料理名, パターン, 調理法,
1人分のカロリー(kcal), 1人分の塩分(g),
時間 , 難易度, [[材料,(4人分分量,単位)],..] ).

種類
: 1 和食 2 洋食 3 中華
パターン: 1 主菜(主食) 2 副菜 3 主食 4 汁物
調理法 : 0 ご飯,パン 1 汁物 2 煮物
3 蒸物 4 炒物 5 揚物 6 焼物 7 生物 8 漬物,マリネ
9 寄物 10 あえもの,酢のもの 11 麺類 12 ゆでもの
13 ご飯(どんぶり) 14 その他
難易度 : 1 初級 2 中級 3 上級

難易度 : 1 初級 2 中級 3 上級



動作例
> sicstus
| ?- ryori(123).
-----------------------------------------------洋食
難易度:中級
番号:123
料理名
ステーキと赤ワイン (suteiki_redwine)
パターン 主菜(主食)
調理方法 焼物
カロリー 489 kcal
塩分
1.3 g/人
調理時間 25 分
- 材料名 - - - - - - 分量 - - - - - - - - - - 牛肉
480 g
赤ワイン
0.5 c
デミグラスソース 30 cc
-----------------------------------------------no
まとめ
季節に配慮した料理に関しては、ほぼ目
標通りの結果を達成することができた
 成人女性についてだけでなく、すべての人
に適用できるようになった
 嗜好の違いについては配慮できていない
 食品群別摂取量を細かく分類できていな
い
 経済面について考慮できていない

今後の課題
日本語表示だけでなく日本語入力にも完
全に対応させる
 GUIベースのシステムに変更する
 嗜好の違いについて考慮できる献立が立
てれるようにする
 食品群別摂取量を細かく分類できるように
する
 経済面を考慮できるようにする
 客観的評価基準による検索の質的評価
