PowerPoint プレゼンテーション - 広島大学理学研究科 高エネルギー

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高エネルギー宇宙・可視赤外線天文学グループ
深沢泰司、水野恒史、片桐秀明
山下卓也、川端弘治、植村誠(宇宙科学センター)
大きく関係している観測装置
日本第5のX線天文衛星「すざく」
ガンマ線天文衛星GLAST
2005年7月観測開始
2008年5月打ち上げ
広島大学1.5m可視光近赤外かなた望遠鏡 2006年夏観測開始
すばる望遠鏡
特徴:多波長観測を1つの研究室で行うことができること
(他の大学では、ほとんど例がない)
普通はなかなかできない
人的資源、物的資源がそろった本グループで可能
整った研究環境を求めて、東大から学術振興会研究員
(ポスドク)が3人来た実績あり
高エネルギー宇宙、可視赤外線天文学グループ
可視光赤外
かなた望遠鏡
ガンマ線観測衛星
GLAST
X線観測衛星
すざく
3つの最先端観測装置で、
ブラックホール・ガンマ線
バーストなどの高エネル
ギー天体を研究
我々の銀河を横から見た画像
恒星
可視光.
近赤外
水素原子ガス
電波21cm
高温プラズマ
X線
宇宙線(高エネルギー粒子)
ガンマ線
1つの天体を理解するには、いろいろな電磁波で
観測するのが有効
多波長観測が重要
見えない物質(暗黒物質、ダークマタ-)を探ることができる
電磁波(電波、可視光、X線)を発しない謎の巨大な重力源
我々の銀河の周りにも存在している
電磁波で見える物質の質量の10倍もあり、
宇宙のあちこちに存在
X線で光るガスの分布からダークマターの分布がわかる。
星よりもX線ガスの方が、ダークマターを探りやすい
可視光
X線
ダークマタ-は、星と異なる分布をしている
現在、研究している主な天体とテーマ
銀河銀河団の高温プラズマによる暗黒物質の分布測定、
銀河・銀河団・宇宙の進化
高エネルギー粒子の加速現象、加速現場の探査
宇宙最大爆発現象であるガンマ線バースト
ブラックホール、中性子星、白色矮星などの降着円盤、宇宙ジェット
超新星爆発
私たちの太陽系以外の惑星(系外惑星)、惑星系の形成過程
主に衛星による観測
主に地上望遠鏡による観測
両方の手段で観測
X線ガンマ線と可視赤外線の検出器・装置開発
電子回路(Space/Wire など)
かなた望遠鏡と
可視赤外線観測装置
(次期装置を開発中)
X線ガンマ線検出器(シリコンセンサー)
学生数:PD 2名、D1以上 5名(1)、M2 5名、M1 9名(2)、4年生6名
※( ) 内は、女性
他大学から多数の人が、研究室に入ってくる
毎年1名以上
東大からポスドク研究員3名
大学院修士課程卒業生の就職先の例
浜松ホトニクス、気象庁、三菱電気関連、マツダ、 NTT西日本、
JAXA、NEC、コニカ、東芝、富士フィルム、日本電装、…
検出器開発や実験などで、電子回路技術、プログラミングなど
が身につく。
学生の指導の様子
東大など他大学と密接な交流
アメリカの外人研究者と学生が共同研究
積極的に学会発表を行う
(実績:M1、M2で1年最低1回 2001-2007年)
頑張れば、M2以下で学術雑誌に論文投稿
(実績9例 2002-2007年)
高エネルギー宇宙グループ(教官3名)と
宇宙科学センター(教官3名)で指導体制が充実
ここ4年で4人、学術振興会研究員(PD、D3)に大学院生が採用された
(広島大学では例が少ない、東大でも難しい)
広大エクセレント・スチューデント・スカラシップ 2006年度2人
学生も、日本国内、海外の研究機関に出張して活躍する予定
ISAS/JAXA(相模原)
NASA/GSFC
(ワシントン近郊)
岡山天文台
内之浦宇宙センター(鹿児島)
すばる望遠鏡(ハワイ)
国立天文台(三鷹)
SLAC
(サンフランシスコ近郊)
4年生の予定
4月から、さっそく研究に関した技術を学んでもらう
コンピューター(Linux)、基礎実験、宇宙物理基礎
卒論に着手できる状態になり次第、始める
できるだけ最先端のテーマを与えている
(優れた成果が出れば投稿論文につながる)
先輩の人とペアになって研究を進める
週2回 宇宙に関するテキスト(英語、日本語)を読む
上級生の研究報告を聞く
大学院進学する人を歓迎(大学院まで見越した指導体制)
研究室訪問歓迎
深沢(B205)まで
高エネルギー宇宙
山下(C223)まで
可視・赤外線