これだけでわかる 日本の金融 第3章(p50~p63)

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デフレ克服の新たな施策
政府紙幣発行の是非
第5章(p147~p174)
07BA203C
○政府紙幣とは?
日本銀行とは別に政府が発行する紙幣。
インフレを志向する政策で
デフレの克服を目指す。
○政府紙幣のメリット
償還の必要がない
政府による金融の量的緩和が可能
負債とみなされない?
・償還の必要がない
必 要
必 要
償現在の“低利”での
還
不必要
国債の持続的な借り
利換えは国債の『政府
子
不必要
紙幣化』とも考えられ
る。
・政府による金融の量的緩和
もちろん
貨幣量の増加が貸し出しの
増加などに直結するわけで
はない。
(量的緩和に対する評価)
・負債とみなされない?
現実には、
政府紙幣を含めて
日本の国債と評価
される可能性が高
政府紙幣は国債ではないので政府の
いのではない
負債とはならない。
か??
○政府紙幣のデメリット
経済対策や財政政策のために政府紙幣
が大量に発行される。
政府紙幣に対する信用が低下する
可能性。
貨幣の信用が損なわれる可能性。
・過度のインフレが発生!
・円の価値が大幅に下落
・債務に含まれないはずが・・・
何らかの規律付けが必要!!
○論点
インフレターゲットと
政府紙幣を同時に導入
してはどうか?
○感想
興味を持っていた政府紙幣をゼミ
の場で調べることができてよかっ
たと思います。内容に関しては、
政府紙幣の発行は予想通り難し
いものではないかと個人的には考
えています。一見簡単に思えるよ
うな内容でも、調べてみると他の
知識を深めることができました。