VRとCGによる 3次元可視化の研究

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VRとCGによる
3次元可視化の研究
指導教員 井門俊治教授
工学部 電子工学科
学籍番号 0003169 松本浩二
目的
・VRMLで3次元モデルを作成
・AVS/Expressにて可視化
・VR装置(CAVE)にて可視
化
・1画面立体視との比較・評価を行う
・VRMLのアニメーションについても検討する
3次元可視化の方法
PC上
・VRML(Virtual Reality Modeling Language)
・AVS/Express(Application Visualization System)
CAVE(CAVE Automatic Visual Environment)
・AVS‐CAVE
AVS/Express MPE(Multi Pipeline Edition)
を用いてCAVEに表示
VRMLとは
・コンピュータ上で3次元空間図形
及び運動を表現できる言語
・Webブラウザ上で動作させることが可能
・3次元空間をコンピュータ上で
仮想世界として実現
AVSとは
・科学技術計算用可視化ツール
・主な可視化手法として
断面図、等値面、等高線などを扱うことが可能
・3次元モデルの表示・解析に向いている
・表示したモデルの回転、拡大・縮小などが行える
CAVEとは
・2.5m×2.5mのスクリーンを
正面、側面、床面に使用し連続性のある映像を投影
・液晶シャッターメガネにより立体視が可能
・移動、回転が可能
・同時に複数人での観察が可能
ぶどうの表示
VRML
AVS
AVS-CAVE
雪だるまの表示
VRML
AVS-CAVE
AVS
部屋のモデル
VRML
AVS
AVS-CAVEによる部屋のモデル表示
VRMLのアニメーションについて
(1)時系列データによる作成
・ある時間ごとの物体の位置座標を指定する方法
(2)JavaScriptによる作成
・物体の位置座標を関数により制御する方法
時系列データによるアニメーション
(a)
(c)
(b)
(d)
JavaScriptによるアニメーション
(a) 0秒後
(b) 1.5秒後
(c) 3秒後
(d) 4.5秒
後
まとめ1
1画面立体視とCAVEでの可視化との比較
VRML、AVSで
の1画面立体視
・本のような2次元的な表現
・内部の様子を没入的な
視点から詳細に観察
AVS-CAVE
による可視化
・実際の形である3次元モデル
としての印象、分かりやすさが
体感できた
まとめ2
VRMLのアニメーションについて
・時系列データ
ある時間ごとの
位置座標を指定
・JavaScript
物体の位置座標を
関数により制御
・物体に複雑な運動を
させることが可能
・物体に滑らかな運動を
させることが可能
・複雑な運動を表現する
のが困難
今後の課題
・より複雑な3次元モデルを作成
・アニメーション
CAVEへ
・ファントムを用いて可視化ツール
の適応性を広げる