KEKBファクトリー富士実験棟におけるテストビームチャンネルの新設

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Transcript KEKBファクトリー富士実験棟におけるテストビームチャンネルの新設

KEKBファクトリー富士実験棟
におけるテストビームチャンネ
ル利用に関する教育訓練
2.富士実験棟の位置
富士B3管理区域
3.管理区域の変更(変更後)
実験ステージ
富士実験棟地下3階
ガンマストッパ
メインビームシャッター
36.2度(床方向に4.4度)
ビームライントンネル
4.安全対策(1)
・KEKBトンネル内からの空気の漏洩を防ぐため、穴を薄いフィルムで塞ぐ。
・取り除いた門型遮へい体に相当する遮へい体を貫通孔軸上にメインビーム
シャッター及びガンマストッパとして新たに設置する。
・メインビームシャッターには厚さ20cmの鉛を使用する。
・メインビームシャッターは電子ビームを利用するときだけ開き、それ以外は閉じ
ている。
・通常は実験ステージへの扉は施錠されており、実験ステージへはメインビーム
シャッターが閉まっているときだけ入ることができる。また、メインビームシャッ
ターが開いているときに実験ステージ扉を開くとメインビームシャッターが閉じ、
電子ビームを導く上流のベンディング電磁石の一つの電源がオフになる。
・ガンマストッパは門型遮へい体の貫通孔から電子ビームと共に出てくるその他
の放射線を遮へいする役割を果たす。ガンマストッパにはコンクリート
200x200x55(厚さ)cm、180x200x50cmを利用し、ガンマストッパより後方から、
貫通孔からトンネル内をのぞくことはできない。
3.門型遮へい体の貫通孔の位置
ガンマストッパー
(コンクリート)
550x2000
500X1800
メインビームシャッター
304.4
350
430.8
466.7
36.2度(床方向に4.4度)
富士B3 D側ギャラリー