第一回目のレジュメ(10月6日)

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Transcript 第一回目のレジュメ(10月6日)

バリアフリーのための心理学
(1)ノーマリゼーション
QOL and バリアフリー
望月昭 [email protected]
HP: http//www.ritsumei.ac.jp/~mochi/
ブログ:
http://d.hatena.ne.jp/marumo55/
1
ノーマライゼーションの思想(方向性)
社会が、障害を持つ人を、生まれながらの権利と
してそして個人差のままに受け入れることを要請
する・・・
(Nirje, in Shaddock & Zigler, 1991)
最小制約環境(LRE):
Least Restrictive Environment
行動的な翻訳することで具体的課題となる
個体的(反応形態的)差異によらず、社会の中で
2
行動(正の強化で維持される)の成立を保証する
ノーマリゼーション
• 具体的方策は「脱施設」
しかし地域に充分な受け入れ環境があるか
・「障害者自立支援法」は、もういちど、
「地域」ではなく、家族に負担を強いないか?
3
QOL
• 個人個人を単位としたhappinesの尺度
心理的(主観的)QOLは注意せよ!
行動的QOL:
http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~mochi/qol.pdf
「正の強化で維持される行動の選択肢」
4
障害のある人への支援・サービスのありかた
統合
ここが重要!
平等派
同化
異化
差異派
排除
石川准(2000)5
バリアフリーとは?
●同化・統合:本人のリハビリテーション
●異化・統合(これが重要):反応形態の
差異のまま、多数派の享受する権利(強化)
にアクセス可能にする。
そのために、差異のある反応形態でも、それぞ
れの目的に近づくための「援助設定」を整える
作業 (バリアフリー)
●「援助設定」「援護」「教授」の概念は次頁 6
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授業評価方法
• 1)定期試験
• 2)ブログへの書き込み(質問)
これはハンドルネイムでOK
・ 3)ときどきアンケート
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