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第10回 み旨ペン倶楽部
定 期 勉 強 会
平成24年2月18日 13時30分から
於 松濤本部 地下会議室(東京・渋谷)
司会:荒川章子
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開会のことば
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祈
祷
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開会宣言・講師紹介
杉山勝行
来賓お祝いのことば
井口康雄 様
桜井節子 様
勉強会は杉山さんの祈祷から始まる
参加者のみなさん
来賓のお祝いの言葉
井口康雄 様
井口康雄様のお言葉
早稲田大学の文学部を出られた角田さん
は、大学を出られたあと、世界日報の記者
や月刊「ファミリー」にコラムの長期連載
をされるなど、才能を発揮されました。
この度「団塊お嬢ジャーニー」を発刊さ
れたことは、早稲田の同窓生としてとても
嬉しく思うものです。
来賓のお祝いの言葉
桜井節子 様
桜井節子様のお言葉
角田さんとは一緒にみ旨を歩むことはなかったのですが、
この度「団塊お嬢ジャーニー」を発刊されたことを、心より
お祝い申し上げます。
本を読んでの感想ですが、とてもこなれた文章で、読みや
すかったということです。日頃から文章に対して研鑽をされ
ている方の文章だと思いました。
なお私は、この本が出版されたことについて、777双の
女性が発刊されたということは後輩家庭の女性に希望の灯を
燈すものだと思います。
現在リュウマチを患っておられるようですが、頑張ってく
ださい。これからの活躍を祈念しております。
第 一 部 講 話
ブロガー・エッセイスト 角田昭代女史
(ペンネーム・秋桜)
角田昭代女史プロフィール
角田 昭代(つのだあきよ)
ペンネームは「秋桜(あきさくら)」。
1946年9月11日生まれ。埼玉県出身。
宮原小学校、宮原中学校、浦和第一高等女学校、
早稲田大学第一文学部。
東京・名古屋・群馬(前橋)・神奈川に住み、
現在はさいたま市在住。
2007年1月23日、ブログ「団塊お嬢ジャーニー」
を開始。第1回は「きつね目の男?」
2012年1月15日、エッセイ集「団塊お嬢ジャー
ニー」(文芸社刊)を発行。
【ブログ紹介】
http://akiyochan.at.webry.info/
人生は旅? 一回りしてみると、思い出や、気
に なっている事、感想、意見、現在の心境な
ど、つれづれに、つれづれに、書いてみたい。
はて、たくさんの人と共感できるのだろうか?
でもまず、第2の人生の最初の一歩のために。
2012年1月15日、エッセイ集「団塊お嬢ジ
ャーニー」(文芸社刊)を発行。
私たち団塊は、戦後に生を受けて、多くの人の愛に守ら
れて、自分たちも一生懸命に生き、十分に繁栄を享受でき
た。とてもありがたい。でも一方、物欲におぼれ、全てに
謙虚さを失っていたかもしれない。伝統も文化も心も置き
忘れてきたかもしれないと思う。
これからの私たち、日本はどうあるべきか。やっぱり力
強く繁栄に向かって進んで欲しい。しかし、同時に、他者
を気遣う謙虚で美しい日本を目指さなければいけないと思
う。心の文化を重んじ、道義を重んじ、他者との協調、和
を重んじて、共生共栄の平和の世界を築く先頭に立たなけ
ればいけない。世界の模範にならなければいけない。
虫も食わず、さびもつかず、また、盗人が押し入っても
盗み出すこともない天に宝を積んで、神様が願う千年王国
を目指して出発する時なのかもしれないと思う。
なぜ「団塊お嬢ジャーニー」を出版したか?
(1)文芸社からのTEL(ブログを見た)
「飛騨のエッセイ書きましたか?」(営業のTEL)
ブログ 第1回「きつね目の男」反共 日常のこと
息子たちへ エッセイ教室
「原稿を送って下さい」5~6編送る。
※感想が届く、ほめられる「名前がいい」
新宿へ行く、2回目で契約する。
契約してから書き始める。2月~5月(週2編)
自分史のみ言もあった。
(2)文章について(読書について)
・読書歴
小中学校ではほとんど読まず
高校2年、短編・長編
チェーホフ・芥川・ジィド・ロマンローラン
病気後、聖書完読
アウグスチヌス・ダンテ・スウェーデンボルグ・
遠藤周作
・文歴
①学生新聞(2、3回)
②早稲田十年史
③世界日報(世界日報創設当時半年間)
地震予知の記事が世界日報紙1面に載る
・大宮で
読書120冊
自分の文体捜し、自分流でいい
・その後ファミリー、待花(1年間)
病院から原稿を送る
・エッセイ教室(市報)
8回講座→その後2年続ける
先生は中学の国語の先生
・ブログ始める、現在5年め
文章は乱れるけど書きぐせがつく
(3)情報発信の重要性
内容があるのに情報発信で負けている。
社会とのかかわり、自由に意見を
(4)自分史
エッセイが簡単
30項目くらい→4~5枚書く
花束贈呈。プレゼンテーターは杉山真円(まどか)ちゃん
記念品贈呈。プレゼンテーターは小林育三様
親睦会。楽しい語らいの一時を過ごしました
世界日報紙で紹介されました
平成24年2月19日付 読書欄
第 二 部 講 話
作家・日本作家協会理事 杉山勝行先生
杉山勝行流、出版企画の
“肝”は、これだ!!!
イチローから空海まで29冊
書くのはカップリング思考
ケース1
めざそう!ナナメ出世
(ダイヤモンド社、達人ブックス)
・1万部完売
・伏線「小椋桂と神田幸司の狭間で」
・江坂彰氏の「ななめ出世」にヒン
ト、了解もとめる
ケース2
セルフブランドの創り方
・5千部完売
・伏線 「スマップ型社員になろう」
―束でも行ける、バラでも行ける、
新幹線型の行き方―
・ハイブリッド型ビジネスマン藤原和
彦氏のインタビューを取れなければ
出版しない。
ケース3
イチローから盗め、
ビジネス動態視力
・5千部完売
・リクルート社の書評メルマ
ガで「今月の一押し」
・動態視力とビジネスのカッ
プリングがポイント
ケース4
インターネットで稼ぐ
・2万部完売
・伏線
文庫でインターネット
による儲ける本を提案した。
・インターネット通販から資生
堂などの大企業中心に
・表紙を浅賀幸夫氏と指定
☆「もうひとつの肩書きの薦め」
(妻と共著、日本能率協会)
・初めての人生論だった。
・思考錯誤の連続であった。
〈難しかったところ〉
・妻の原稿が入る必然性
・家庭経営術という項目
実績がなければ誰も読まないが、自分
の業績を書けば「あんたの自慢話を聞く
ために買ったわけではないよ」となる。
・表紙は始めから浅賀幸夫氏にす
ればよかった。
表紙で失敗したのはこの本だけ
み旨ペン倶楽部スタッフ
-看板娘、ふたり-
正真正銘の看板娘、杉山真円(まどか)ちゃん(4歳)
事務局担当・濱島靖子