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天候デリバティブ
280467010
浅田崇史
280467036
撰 幹士
280467095
中根和彦
天候デリバティブの目的
気象リスク
ビールメーカー（冷夏）
スキー場（暖冬）
天候不順による売上げ減少
天候デリバティブ
天候不順で損害を被る企業のリスク
を軽減する目的で考案された取引
天候デリバティブの取引企業
買い手
ゴルフ場，レジャー施設，
旅行・観光業者，ホテル・旅館
売り手
保険会社，証券会社
買
い
手
天候デリバティブ契約
プレミアム料
補償金
売
り
手
実際の使用例１
冷夏注意報
販売元： 三井住友海上
条件： 日平均気温が24度以下の日数が
22日を越えたとき
単位価額： 30万円
（22日を越えた日数あたりの決済金額）
期間： 7月1日～8月31日までの2ヶ月間
支払限度額： 300万円
オプション料： 50万円
実際の使用例２
台風デリバティブ
販売元： 東京海上
条件： 観測期間中に契約エリアを通過したとき
エリアの例：東京を中心とする半径150ｋｍの円形領域
観測期間： 8月1日～8月31日
単位価額： 100万円（台風1個あたりの決済金額）
支払限度額： 400万円（台風４個相当額）
オプション料： 73万円
天候デリバティブの種類
CDD （Cooling Degree Days）
日平均気温から基準温度を差し引いたも
のをいう．なお日平均気温が基準温度を
下回った場合には0と見なす．
HDD （Heating Degree Days）
基準温度から日平均気温を差し引いたも
のをいう．なお日平均気温が基準温度を
上回った場合には0とみなす．
天候デリバティブのペイオフ（CDD）
T  20.0
CDD   max  0, Ti  T 
N
i 1
Pcall  k  max CDD  K ,0
日
1
2
3
4
平均気温
23.0
18.0
21.0
20.0
CDD
3.0
0.0
1.0
0.0
Pmax
K
CDD
気温の確率モデル
Dischelモデル
Tn  Tn1  1   n  N  ,
2
Tn ： 第 n日の気温

n ： 第 n日の気温の平均値
1   ： 回帰係数
22
21
気
温
20
19
18
0
20
40
60
日
80
アルゴリズム
T0 , , , K ,  , n ,T , k, n
モンテカルロ法
Tn  Tn1  1   n  N  , 2 
CDD   max  0, Ti  T 
N
i 1
Pcall  k  max CDD  S ,0
オプション価格
数値計算例
6.0
5.0
payoff
4.0
K=19
K=20
K=21
3.0
2.0
1.0
0.0
0
T0
20.0
T
18.3
5
10
15
Number of Sample Paths
20x10
6



n
k
n
0.01
1.83
0.56
20.0
1000.0
5