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第13課
一人ぼっちでプライバシー
第二段
新しい言葉
確立スル (かくりつ) : 確立;確定
身辺 (しんぺん) : 身邊
浸透スル(しんとう) : 滲透;滲入
根づく(ねづく) : 生根;扎根
出版社(しゅっぱんしゃ)
ビジネスマン : 公司職員 ; 上班族 ; 企業家
集計スル(しゅうけい) : 合計 ; 總計
分析スル(ぶんせき) : 分析
予想スル(よそう) : 預測 ;預想
もはや : 已經
哀れナ (あわれ)
: 可憐 ; 悲慘
浮かび上がる(うかびあがる) : 浮出 ; 浮現
回答スル(かいとう) : 回答 ;答覆
散々ナ (さん‐ざん) : 狼狽地 ; 悽慘;七零八落
追いかけ回す(おいかけまわす) : 追趕打轉著
身動きスル(みうごき) : 轉身 ; 動彈 ,活動(身體)
ラッシュ : 擁擠 ; 尖峰(時刻)
混雑スル(こんざつ) : 雜亂 ; 擁擠
突き合わせる(つきあわせる) : 對上 ;核對
文庫本 (ぶんこぼん) : 小型平裝書
没頭スル(ぼっとう) : 埋頭 ; 專心致志
辛うじて(かろうじて) : 好不容易
精々(せいぜい) : 盡量;盡可能 ;最大限度
文法
として : 作為 .... ; 以 .... 資格
留学生として来日する。
につれて : 隨著 ....
品質がよくなるにつれて、値段が高くなる。
ために : 因為 .... , 由於 .... (原因) ;為了.... ( 目的 )
事故があったために、電車が止まっている。
であれ…であれ : 不管是 .... 還是 ....
納豆であれ刺身であれ何でも食う。
ざるを得ず : 不得不 ....
悪天候が続けば登頂は断念せざるを得ない。
すら : 甚至 .... ; 連 ....
あの子は、自分の名前すら書けない。
解析
しかしながら、戦後、工業国として発展を遂げるにつれて、プラ
イバシーという概念が注目を浴びるようになった。
プライバシーを確立するために、個人の空間が大切にされ、プラ
イバシーを侵害しないため、就職時の身辺調査をなくすなど数々
の改善も図られてきた。
たとえそれが公の場であれ家庭であれ、個人の生活に干渉しない
という意職が当たり前のこととして世間一般に浸透し、日本にも
プライバシーが根づき始めたと言われる。
然而,戰後,隨著作為工業國而達到發展,隱私這樣的概念變得受
到關注。
為了確立隱私,個人的空間被重視,也為了不侵害到隱私,謀求取
消掉就業時的身家調查等等各種的改善。
不管是在公共場所還是在家裡面,據說不應該干涉個人的生活這樣
的認知被當成是理所當然的事滲入到一般社會上,而且隱私也開始
在日本生根了。
だが、実態はどうだったのだろうか。
高度経済成長時代、ある出版社がビジネスマンのプライバシー
に関する調査を行い、特集記事を組んだことがある。
その集計結果を分析し、さらに取材を進めると、そこには予想
もしなかったような、もはや哀れとしか言いようのないような
サラリーマンの姿が浮かび上がった。
但是,實際狀況是怎樣呢?
在經濟高度成長的時代,某個出版社曾經進行過關於上班族的隱
私調查,編輯過特集報導。
分析那個統計的結果,然後進行採訪,而浮現出的結果是沒有預
測到的,只能說像是悲哀的上班族的樣子。
回答の多数が「唯一、通勤電車の中で物を読んでいる時間だけが
、自分一人の時間」であり、「会社では散々仕事に追いかけ回さ
れ、家では父親、夫としての立場、役割を意識せざるを得ず、そ
う簡単に一人になれない」というのである。
身動きすらできないラッシュ時の混雑の中で、顔と顔を突き合わ
せ、雑誌や文庫本に没頭し、周りの世界から自らを切り離す。
そうして、辛うじて一人の時間を守っている。
これが精々当時のサラリーマンに許された「プライバシー」の実
態だったのである。
多數的回答是「唯一,只有在上下班的電車中閱讀東西的時間,才
是自己一個人的時間」,「在公司被工作圍繞追趕的很狼狽,還有
在家裡不得不意識到作為父親、丈夫的立場和角色,無法簡單的擁
有一個人的獨處時間 。」
甚至在身體無法自由活動的尖峰時刻的混亂之中,臉對著臉,專心
致志於雜誌和小型平裝書中,把自己和周遭的世界隔離開來。
然後,好不容易守住了一個人的時間。
這就是當時的上班族被允許的最大限度的「隱私」的實際狀況。