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高血圧を予防するレシピ推奨システム
n02k1112
菅野 海太郎
現代の日本における高血圧の状況
高血圧になりやすい、日本人の食生活
日本で約3,000万人もの患者がいると言われる。
まさに「国民病」の高血圧(3人に1人、50歳以
上では2人に1人)。
フローチャートによるシステムの流れ
個人のデータ入力
レシピの特徴からの条件選択
味覚
食事の役割
エネルギー
摂取基準値
レシピの
材料
レシピの
役割
料理時間
ルールベースによる
データベースによる
レシピデータとの照
合
条件に適し
ている
レシピの
選出
条件に適し
ていない
食生活から推測された高血圧の要因(その1)
参考資料:習慣生活秒予防セミナー(http://www.e-yobou.jp/contents/record/index07.html)
高血圧を防ぐレシピを推奨するための提案①
<身体活動レベルⅠ>
標準体重W(kg)= 身長(m)*身長(m)*22
「生活の大部分が座位で静的な活動が中心の場合」
(生活活動指数=1.50)
<身体活動レベルⅡ>
「座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるい
は通勤・買い物・家事、軽いスポーツのいずれかを含む場合」
(生活活動指数=1.75)
<身体活動レベルⅢ>
「移動や立位の多い仕事への従業者、スポーツなどの余暇における活発な
運動習慣を持っている場合」
(生活活動指数=2.00)
1日の基礎代謝量
×
身体活動レベルによる生活活動指数
=
エネルギー摂取基準値
エネルギー摂取基準値の参考表
<男性>
<女性>
高血圧を防ぐレシピを推奨するための提案②
塩分摂取量の評価値
評価値を決める条件
評価値
摂取値が0.0g以上1.5g未満
4
摂取値が1.5g以上2.0g未満
3
摂取値が2.5g以上3.0g未満
2
摂取値が3.0g以上3.5g未満
1
ルールベースの概要
要求1
ルールベース
(If A and…,
then B)
ワーキングメモリ
(Bの要素が蓄積)
要求2
要求3
ルールインタプリタ
ユーザー
の要求
ルール
照合検査
推奨検索完了
DB
ルールベースシステムのクラス図
RuleBase
Matcher
Matching
tokenMatching
varMatching
Contains
toString
RuleBase
forwardChain
Instantiate
Var
loadRules
Rule
Rule
getName
toString
getAntecedents
getConsequent
WorkingMemory
matchingAssertions
Matchable
addAssertion
ルールベース(前向き推論)によるレシピの実例
今後の課題
①推奨レシピの増加に伴い、ルール、レシピ
の検索項目も増やす
②評価値の見直し
参考文献
[1] “献立の作り方” 島田 和幸 , 東島 俊一 , “診断その
あとに 血圧を自分で改善” , 法研 , 東京 , 2006年
[2]新谷 虎松 , “Javaによる知能プログラミング入門” , コロナ
社
[3] 池上 晴之, 武田 直樹,“NHKほっとモーニング コレ
ステロールを減らす! 血液サラサラ料理術”
[4] 血圧が高め レシピ - 「goo ヘルスケア」 -
http://health.goo.ne.jp/recipe/foodcare/2.html
[5] 献立の作り方
http://www.eiyouchiba.or.jp/kenkoshokuji/kiso6foodhonbun.htm