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第2章 第1節
情報通信の仕組み
1 ネットワークの仕組み
2 通信プロトコル
3 認証と情報の保護
情報Cプレゼン用資料(座学21)
担当 早苗雅史
1
1 ネットワークのしくみ
1 コンピュータネットワーク
 コンピュータネットワーク
コンピュータや他の情報機器を結んでやりとりす
るためのネットワーク
 通信回線を用いたネットワークサービス
 電話回線
 光ファイバーケーブル
 CATV(ケーブルテレビ)回線
2
1 ネットワークのしくみ
2 パケットとプロトコル
 パケット
細かく分けた情報の一つ一つ
宛先のコンピュータなどを示す符号がついている
 プロトコル
送り手と受け手で情報をやりとりするための共通
の規約
パケットを相手に届けるためのプロトコル
電子メールサービスのプロトコル など
3
1 ネットワークのしくみ
情報伝達のモデル
会話による情報伝達のモデル
考えをまとめる
同じ思考形式
意味を理解する
言葉に表す
同じ文法
文章に直す
声に出す
共通の可聴範囲
音を聞く
伝送媒体(空気)
コンピュータ間の情報伝達のレベル
アプリケーションレベル
アプリケーションレベル
通信レベル
通信レベル
回線レベル
4
1 ネットワークのしくみ
3 LAN・WAN・インターネット
 コンピュータネットワーク
ローカルエリアネットワーク(LAN)
広域ネットワーク(WAN)
インターネット
 インターネットの世界
専用線
インターネットサービスプロバイダ
5
1 ネットワークのしくみ
LAN・WAN・インターネット
インターネット
LAN
プロバイダ
プロバイダ
WAN
LAN
電話線
電話線
WAN
電話線
LAN
LAN
WAN
6
2 通信プロトコル
1 インターネットのプロトコル
 IP
ネットワークを経由して指定されたコンピュータにパケッ
トを送り届けるプロトコル
 IPアドレス (インターネットアドレス)
それぞれのコンピュータに番号が割り当て
米NIC(Network Information Center)が一元管理
日本ではJPNIC
 TCP
いくつかのパケットに分けて送り,到着したところで復元
する
インターネットのプロトコル ⇒ TCP/IPプロトコル
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2 通信プロトコル
パケット交換方式
データ
インターネット
分割
TCPの
仕事
包装
IPの
仕事
パケット
組立て
データの
取り出し
TCPの
仕事
IPの
仕事
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2 通信プロトコル
TCP/IPの階層構造
アプリケーション層
発
信
送信データの
送受信
アプリケーション層
トランスポート層
パケットの作成
トランスポート層
インターネット層
パケットの
送受信
インターネット層
ネットワーク
インターフェース層
パケットの回線
ネットワーク
インターフェース層 9
受
信
2 通信プロトコル
TCP/IPの提供サービス
 Telnet
遠隔地のコンピュータをリモートコントロール
 FTP
ファイル転送
 HTTP
WWWでのデータ転送
 SMTP
電子メールのサーバ転送
 POP3
電子メールをサーバから取り出す
10
2 通信プロトコル
IPアドレスの設定
IPアドレスの設定
TCP/IPプロトコル
DNSサーバーのアドレス
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2 通信プロトコル
2 サーバ・クライアント・ドメイン名
サーバ
 サービス
ネットワーク上でプリンタなどのリ
ソース(資源)や機能
 サーバ
サービスを提供するコンピュータ
 クライアント
サービスを利用するコンピュータ
要求
返事
クライアント
12
2 通信プロトコル
クライアントサーバシステム
 特徴



分散処理によるシステ
ムへの負荷の分散
設備費用の軽減
システムが複雑
ファイルサーバ
処理要求
クライアント
処理結果
データベースサーバ
クライアント
 サーバの種類




ファイルサーバ
データベースサーバ
プリンタサーバ
通信サーバ
プリンタサーバ
通信サーバ
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2 通信プロトコル
ドメイン名とDNSサーバ
 ドメイン名(ホスト名)
ネームサーバ
IPアドレスを文字列へおきかえた
もの
 DNSサーバ
クライアントの問い合わせたドメ
イン名に対応するIPアドレスを通
知するサービス(DNSサービス)
210.174.162.214です
www.shinkawa-hs.ed.jp
のアドレスは?
クライアント
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2 通信プロトコル
3 WWWのプロトコル
 WWW(Web)
 Webブラウザ
 HTTPプロトコル
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3 認証と情報の保護
1 パスワード
 パスワード
本人の確認に使われる番号や言葉
 パスワードの特徴
 拾われて使われる心配がない
 壊れない
 他人に知られても
変更すればよい
インターネット接続のための
ユーザIDとパスワード入力画面⇒
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3 認証と情報の保護
ID・パスワード管理時の注意点
 ユーザIDを他人と共有しない
 好ましくないパスワードを設定しない
 パスワードを他人に教えない
 定期的にパスワードを変更する
 他人に見られないようにパスワードを入力する
 ネットワーク接続中は席から離れない
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3 認証と情報の保護
好ましくないパスワード例
 短いもの
 同じ文字の繰り返しなど単純なもの
 名前,電話番号,氏名など推測されやすいもの
 メモが必要となるような覚えづらいもの
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3 認証と情報の保護
2 認証
 認証
本人であることの確認
 色々な認証
 「もの」による認証
 指紋による認証
 網膜パターンによる認証
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3 認証と情報の保護
3 アクセス制御
 アクセス
読んだり変更するために情報にふれること
 アクセス制御
アクセスの種別許可や禁止
 変更
 読みとり
 書き込み
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3 認証と情報の保護
アクセス権の設定画面
ユーザ
制御の内容
許可・不許可
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