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IT A
(2009年度)
導入講義
IT (Information Technology)
とは?
コンピュータ と ネットワーク の発達が社会に大きな
影響を及ぼすようになったことで、新たに使用され
るようになった語彙。
ICT (Information and Communication Technology)
も同様な意味あいで使用される。
IT革命 産業革命以来の大きな革命か?
ITにおける現在的キーワード
ブロードバンドとマルチメディア
(ニュース、音楽、映画 等)
モバイル
公衆無線LAN、携帯電話 等
ユビキタス ネット社会
(いつでも、どこでも、何でも、誰でもつながる)
薬学領域での利用
医薬品・医療機器情報
薬局店舗システム
電子カルテシステム
遺伝子解析ソフトウェア
コンピュータの種類
スーパーコンピュータ(スパコン)
汎用大型コンピュータ(メインフレーム)
ワークステーション
パーソナルコンピュータ(パソコン)
スーパーコンピュータ
最高の計算能力を持つコンピュータ。
主として科学技術計算に使用される。
ベクトル型:専用のプロセッサを持つ。
スカラー型:通常のプロセッサを多数並列
接続して使用する。
10 Tera Flops
10×1012/秒の
浮動小数点演算
最高性能のスパコン
汎用大型計算機(メインフレーム)
企業の基幹業務システムなどに使用。
ネットワークを通じて各地の端末機から使用。
ワークステーション
CAD、グラフィックスデザイン、高度な技術計算や事務処理など
に、高性能・高信頼性を持つコンピュータ。
パソコンの能力が向上した結果、現在では、ワークステーション
は高性能なパソコンとみなしてもよい。
ワークステーションと名付けた製品例
OSはUNIXが主であったが、最近ではWindowsも使用される。
パーソナルコンピュータ
デスクトップ型
ノート型
?型
スマートフォン
スーパーコンピュータとの速度性能比
CPU、メモリ、OS(Operating System)などの概念は共通
ネットワーク
初期の形態(1950年代)
大型コンピュータと端末(入出力)装置
1960年代
座席予約システム(JR、航空会社)
銀行のオンラインシステム
1970年代
いろいろな種類のコンピュータを接続するため
LAN(Local Area Network)の研究が進む
1980年代
種々の学術ネットワークが稼働
1990年代
インターネットの利用が拡がる
インターネットの歴史
• ARPANET(1960年代後半)
米国防省で、核戦争で中央司令部が破壊された時にも、機能
が発揮できるための 分散ネットワークシステムとして開発
• NSFNET(1986年)
全米科学財団の学術ネットワークに発展
• CERN(1991年)
欧州素粒子物理学研究所で、世界中の研究者が論文をすば
やく閲覧できるように、WWWの技術(HTML、ハイパーリンク)
を考案・開発
• 日本での商用利用開始(1992年)
民間プロバイダに接続し、商用インターネットサービスの開始
• Mosaic(1993年)
Webページをグラフィカルに見る ブラウザ が登場
Internet Explorer などに発展
Internetを構成するLANとWAN
インターネットへの接続手段
• 電話回線(電話線)
アナログモデム経由、最大56kbps(下り)
• ISDN(電話線)
ターミナルアダプタ経由、64kbps
• ADSL(電話線)
ADSLモデム経由、下り 数十Mbps、上り 数Mbps
電話線を使うため工事が簡単で、現在のブロードバンド(数Mbps以
上)接続の主流
• CATV(同軸ケーブル、又は光ファイバケーブル)
ケーブルモデム経由、数十Mbps
• FTTH(光ファイバケーブル)
ONU経由、100Mbps(1Gbpsも最近登場)、家庭向けのサービスは
FTTH(Fiber To The Home)と呼ばれる。
• 無線接続
PHSや携帯電話に繋いでそのデータ通信機能を利用する。
駅、ホテル、飲食店などの無線アクセスポイントと呼ばれる機器を使う。
家庭から無線で接続する方法もある。
インターネット利用にあたって
ファイルをダウンロードするときは・・・
むやみに住所や電話番号を入力すると・・・
ホームページ上の文章・画像・動画を許可なしに使うと・・・
購入した曲や、本などの文章・画像を勝手につかうと・・・
ウィルス対策ソフトの更新を怠ると・・・
コンピュータウィルス
感染経路
メールの添付ファイル
ホームページの閲覧
FD・CD・USBメモリなどのリムーバブルメディア
ネットワークからの直接攻撃
症状
ファイルを破壊・改ざんする
ウィルスを発信する
PCを不安定・起動不能にする
PCを外部から操作可能にする(乗っ取る)
ウィルス対策
 ウィルス対策ソフトウェアの導入
(これだけでは必ずしも万全ではない)
 ファイアウォール(ブロードバンドルータなど)の設置
 OSやブラウザをアップデートしてセキュリティホール
を塞ぐ
 安易にネットからファイルをダウンロードしない
 メールの不審な添付ファイルを開かない
遠隔合同授業の構成図
遠隔合同授業の風景(2005)
東北薬科大学ー西教寺ー京都薬科大学
遠隔合同授業の風景(2006,2008)
東北薬科大学ー日本薬剤師会中央薬事情報センター
ー京都薬科大学
演習について
この演習の目的は、初めてコンピュータに触れる人を対象に、
初歩的なパソコンの扱いから始まって、タイピングの練習、ワープ
ロ・化学式作成・表計算・プレゼンテーションなどアプリケーション
ソフトの基本操作、さらにLANやインターネットなどの利用法を学
ぶことにあります。利用するパソコンのOS(オペレーティング・シス
テム)は「Windows XP」です。
1日90分で12日間の演習なので、これだけでコンピュータのベテ
ランになれるというわけにはいきませんが、ここで学んだことが身
についていれば、日常的にパソコンを使うには不自由しない程度
になるはずです。後期には、「ITB」でさらに皆さんのスキルを深め
てもらう予定です。
ただ、授業だけでは、せっかく学んでもすぐに忘れてしまうので、
「K11演習室」、「K22演習室」や自宅のパソコンでレポートにかぎ
らず、できるだけパソコンを利用するよう心がけてください。
演習における注意
• パスワードを忘れないように。
パスワードは「k1o2l3d8」 英字・数字が交互です。
携帯電話などに、番号を分けてメモしておけばよい。
• 演習用ホームページを中心に進行します。
• 出欠をとるので遅れないこと( 4回以上欠席は× )
• テストがあります。
• K11、K22演習室の利用時間
(平日10~19時、土曜10~15時)
• まだログインしてない人は、一度はログインしておく
こと。