情報社会における心がまえ

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情報社会における心がまえ
(教科書100ページ)
1.情報の公開と信ぴょう性
(1)信ぴょう性の確認
①発信者の素性をみる
②複数の情報源で比較する
☆最終的判断は受信者に任される
実習:「情報の信憑性体験ページ」
www.newcanyon.com/itvillage/itvnews/
2.個人情報の管理
(1)個人情報とは
単独または組み合わせることによって、
個人を特定できるあらゆる情報
例.氏名、住所、性別、生年月日
(2)流出防止の注意
①アンケート調査・懸賞募集
②クレジットカード番号等の入力
③インターネットカフェの利用
3.知的所有権の保護
(1)知的所有権とは
人間の知的創作活動について、その
創作者に権利とその保護を与えるもの
(2)知的所有権の種類
①工業所有権
発明 → 特許権
考案 → 実用新案権
デザイン → 意匠権
ロゴマーク → 商標権
☆出願し、認められて権利となる
②著作権
著作物をつくった創作者に与えられる権利
著作者人格権
その他の著作権 (表1)
☆創作した時点で、権利となる。
保護期間は死後50年まで
教科書104ページ表1を
ここに使用しました。
著作権の関係で載せていません。
②著作権
著作物をつくった創作者に与えられる権利
教科書103ページ図2を
ここに使用しました。
著作権の関係で載せていません。
103ページの図2
③著作隣接権
実演家、レコード製作者など、著作物を
伝達する人たちの権利
☆伝達した時点で、権利となる。
保護期間は伝達後50年まで
4.その他の権利の保護
(1)肖像権
自分の姿を無断で他人に使われない権利
(2)パブリシティ権
有名人が自分の氏名・肖像を財産的に
利用できる権利
5.著作物を了解なしに使える場合
私的使用のための複製
教育機関や図書館等での 〃
学校放送
営利を目的としない上演
6.個人の責任
①個人情報の管理
②発信者および受信者としての責任
受信者の不利益になる情報を発信しない。
受信した情報が正しいかを判断する。
③ネチケットに配慮
著作権クイズ(YES or NO)
小学生は未成年だから、書いた作文には
著作権はない。
小学生や幼稚園児でも、書いた作文や描いた
絵は著作物となり、著作権がある。
著作権クイズ(YES or NO)
弟のために、テレビアニメをビデオに録画して
あげた。これは著作権を侵害していない。
○
個人や家族内などの限られた範囲内での
複製は、自由にできます。
著作権クイズ(YES or NO)
体育祭で市販のCDをBGMとして流すのは
著作権の演奏権を侵害している。
著作権に演奏権がありますが、お客さんから
料金を取らない運動会などは自由にできます。
著作権クイズ(YES or NO)
先生が授業で使うために新聞記事をコピーし、
授業に使うのは著作権を侵害していない。
○
先生や子供が教材としてコピーして配布する
のは、著作権を侵害していません。
著作権クイズ(YES or NO)
区立図書館で、調査のために蔵書をコピー
してもらったが、著作権を侵害していない。
○
区立図書館での蔵書のコピーは、著作権を
侵害していません。