集計結果 - 山口大学

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Transcript 集計結果 - 山口大学

保健・看護分科会ホームページおよび
今後の活動に関するアンケート調査 結果
2009.8
アンケート調査の目的
中国・四国地方分科会保健・看護分科会は2009年4月にホーム
ページを見直し、再度立ち上げました。(いきさつについてはホー
ムページの「調査・研究・勉強会」の中の「分科会ホームページ研
究班」をご覧ください。)
毎年8月に実施される中国四国大学保健管理研究集会は,会
員が一同に会することができる唯一の場であるが、毎回会員全員
が出席できるわけではなく,「会員相互の連絡をはかり,資質の向
上を目指す」という保健・看護分科会本来の目的を達成することが
難しい状況にあります。それを解決する一つの方法としてホーム
ページを見直し、再度立ち上げるに至りました。
ホームページの運営に関しては,サーバーを山口大学におき,
保健看護分科会の運営委員が分担して内容の追加や更新などの
作業を行っています。今後、より役に立つホームページを作り上げ
ていくために会員にアンケート調査を行いました。
アンケート調査の方法
対象:中四国保健看護分科会会員 68名
実施時期:2009年7月6日~20日
実施方法:アンケート用紙をメール添付で送付し
メールにて回答を得た
(メールを使用していない会員へは郵送)
アンケート結果①
質問1:「ホームページを見たこと
がありますか?」
ない
15%
(回答者28名)
質問1-b:「見ていない理由は?」
・外部のホームページは殆ど見ない
・多忙で
・ホームページがあることを知らなかった
ある
85.2%
アンケート結果②
質問1-a:「ホームページを見る
頻度は?」
(回答者28名)
質問2-1:「レイアウトは?」
未記入
7.4%
今回初めて
8.7%
未記入
13.0%
1~2週間
に1回
4.3%
たまに
13.0%
月に1~3回
21.7%
年に数回
8.7%
どちらとも
いえない
14.8%
週に1~3回
26.1%
2~3週間
に1回
4.3%
見やすい
77.8%
アンケート結果③
(回答者28名)
質問2-2:「あらたにホームページに盛り込みたい内容は?」
①ギャラリー(写真、本の紹介、 エッセーなど)
②各大学保健室・保健管理センターだより
③会員情報
(回答数多い順)
その他の回答
★会員がエッセーでも何でもいいので記事を書いて更新
★本の紹介
★各大学の禁煙対策状況など
アンケート結果④
(回答者28名)
質問3-1:「「分科会のありかた」の内容は?」
わかりにくいと回答者した方に
対し「どうすればわかりやすい?」という質問に
対しては無回答であった
未記入
11.1%
その他
7.4%
わかり
にくい
3.7%
〈内容に関する意見〉
・まだじっくりとみていないのでどちらともいえない
・「これまでの取り組みと今後の予定」と項目にあるが
「今後の予定」が示されていない
・薄ぼんやり分科会のことがわかった
わかり
やすい
77.8%
アンケート結果⑤
(回答者28名)
質問3-2:「「分科会のありかた」に盛り込みたい内容は?」 無回答 8名
特になし・・・17名
この4月からの勤務で経
緯をよく知らないのでわ
からない・・・1名
分かりやすくて良
いと思う・・・1名
まだ、じっくりと見ていな
いためどちらともいえな
い・・・1名
アンケート結果⑥
(回答者28名)
質問3-3:「分科会の今後のありかたは?」・・・無回答 8名
無理をせず困ったときに相談でき
る現実的なものでよい
今のままでよい。情報交換で顔つなぎができていると、
個人的な相談ができるし、勉強会は業務の向上に役
立っていると思います
これまでの活動のような方向で進め
ていくことを望みます。
この5月からの勤務で経
緯をよく知らないのでわ
かりません
よくわからない
情報交換・交流の場、現状維持
特になし・・・3名
今回がはじめての参加なのでまだわかりま
せん、様々な情報の交換・共有ができれば
と思っています
今年から働き始めたばかりで今までの経緯等も十分理
解できていないので今後考えてみたいと思う
アンケート結果⑦
(回答者28名)
質問3-3:「分科会の今後のありかたは?」
日常業務に関する疑問等の情
報交換ができる場にしたい
ホームページやメーリングリストを通じて研
究会の時だけでなく、それ以外の会員間の
情報交換を充実させる
情報の共有
情報交換・共通理解・チームと
して質を高めたい
大学の規模に関わらず、会員
が参加・発言しやすい雰囲気
作り
皆の学習会
保健管理業務の研究および資質の向
上・発展を目指すためにも、役員だけで
なく、すべての参加者が参画するような
分科会になればよいと思う
看護職が1名という職場も多い
ので、日頃の悩みが出し合える
分科会を望みます
時代にあった方向性を望みます
アンケート結果⑧
(回答者28名)
質問3-4:「みんなの研究テーマは?」・・・・無回答 14名
わかりません
今は思い浮かびません
特になし・・
2名
この6月からの勤務で経緯をよく
知らないのでわかりません
日常業務からかけ離れず、かつ個人の
資質を高められるのが良いが、具体案
は思いつかない
分科会会員の興味あるテーマ
や得意分野があれば、リスト表
示(大学ごとでも)
ホームページの「日常業務サ
ポート」研究班にいれてもよい
感染症対策、
日常業務
望ましい健康診断方法について
身近な話題
看護業務の見直し
や評価について
保健管理センターでのしごとのやりがいや内容
について調査することで仕事の内容を見直した
り仕事の魅力の再発見に役立てる
保健管理センターのあり方
調査票による大学生における
対人ストレスコーピング尺度の
調査および分析等
アンケート結果⑨
(回答者28名)
質問4:「興味のあるトピックスは?」・・・特になし 5名 無回答7名
禁煙対策に興味
のある方がもっと
も多かった
学校保健法の改正、
生活習慣病関連で
新しい指針がでたと
き、健康診断項目が
追加された・削除さ
れたなど
アンケート結果⑩
(回答者28名)
質問5-1:「日常業務で困っていることは?」・・・特になし 8名
無回答 4名
湿潤療法、足の創傷
の場合の洗い場
薬物使用、デート
DV、発達障害疑い
等学生への対応につ
いて
どこまでかかわりをも
つのか?
アンケート結果⑪(回答者28名)
質問5-2:「紹介した病院に関するクレームの対応は?」 無回答 6
名
先ずはじっくりお話を聞いてクレームの内容を
クレームではないが紹介した学生が支払
いをしていなくて病院から電話がかかって
きたことがある
学生の病院のクレームには真摯に耳を傾け聞くが、一緒
に批判することはしない。紹介状を持たせて受診してない
ので本学医師と紹介先医師との間に摩擦は生じていな
い。学生が別の病院を希望する場合は希望に添える病院
を探し案内している
「Drが高齢だった」「あまり話しをきいてもらえなかっ
た」など、感想としてきいたことはありますが、特に対
応に苦慮するクレームは受けたことがない
紹介先の医療機関の対応がつめたい・説明が
ない等のクレームを受けたことがあり、」話をよ
く聞いて落ち着いた
特になし・・14名
確認。センターで紹介する病院は医師が選定
していて学生をよく診てくださる先生なので。そ
の後医師に相談して学生が納得するまで話を
きいてもらっている
保健管理センターでの情報不足だった場合は
謝罪し、別の病院を紹介する。人によって「いい
病院」と感じる病院は違うこと、医師と患者にも
「相性」のようなものがあること等を説明してい
る
先ずは話を聞くが、その後紹介するのを止
めたり、別の人にその事例を伝えるという
ような事は特にしていない
学校医から情報を得たり、所長がクレームがあった教員
のところへ。地図には載せている
アンケート結果⑫(回答者28名)
質問5-3:「他大学について知りたい情報は?」 無回答 4名
健康診断について
(項目・人員・日数・再検査等)
学部学生の健康診断受診率(医学科は4年生まで集計)
および受診率向上の工夫について
健康診断
各学生へ健康診断結果の個票をど
んな方法で返しているか?
今年度から健康診断日程が授業の
ある日に重なった。他大学ではこの
ような場合授業を欠席したら考慮し
てもらえるのか?
インフルエンザ対策について
学校保健法で扱われる感染症で欠席
した学生の対応について
感染症発生時の具体的対応はどのよ
うにされているのか
禁煙指導
いろいろ知りたい
健康診断の実施状況、
事後措置について
健康診断および検査結
果通知の方法や工夫点
について
職員健康診断で腹
囲測定はどのように
実施しているか、結
果の保管方法は
特になし・・6名
創傷処置
感染症対策、保健室運
営方法、学生対応、労
働安全衛生
創傷処置の方法に
ついて皆さんがどの
ように対応されてい
るのか知りたい
感染症対策
HPに掲載されているが湿潤療法について
再度詳しく知りたい
学内における感染症発生時の保健管理センターの対応
(保健管理センター方針を示すのか?大学の方針を待っ
て対応するのか、また備蓄品等の予算の確保)
その他
薬品管理、薬品の種
類、薬品購入の予算
外傷の処置方法、健
診未受診者への対
応、教職員の事後措
置、カウンセリング
ルームとの情報共有
アンケート結果⑬(回答者28名)
質問5-4:「入試の際のインフルエンザ対策は?」 無回答 2名
入試時のノロウイルス対策
回答を整理すると大きく4つ
の対策がとられていた。
「対策特になし」の回答は2
名であった。
入試担当部局が関わるとこ
ろもあり保健管理センター
や保健室が主体となって対
策をとったり、依頼を受けて
対策をとったりとさまざまで
あった。
大学によって準備する
物品は異なっていた
対策物品準備
キッチン(泡)ハイター、使い捨て手袋、マスク、ガウン
靴カバー、ビニール袋、タオル、ゴーグル、ティッシュ、脱脂綿、消毒液付脱脂綿など
別室受験
医師の判断により・・、下痢や発熱など症状があり本人が希望すれば・・など
掲示・ホームページによる注意・喚起
感染防止対策マニュアルの作成
アンケート結果⑭(回答者28名)
質問5-5:「入試の際のインフルエンザ対策は?」 無回答 6名
入試時のインフルエンザ対策
回答を整理すると大きく5つ
の対策がとられていた。
対策特になしの回答は6名
であった。
対策物品準備(症状がある受験者に対しておよび試験担当者に対して)
マスク、手指消毒剤、ハンドソープ、体温計など ノロウイルス対策物品と同じとの回答も
別室受験
受付に同席し健康状態のチェック
感染防止対策マニュアルの作成
掲示・ホームページによる注意・喚起
アンケート結果⑮(回答者28名)
質問5-6:「健診などで使用したバスタオルのクリーニングは?」
保健管理センター、保健室で洗濯・・・・10名
健診を業者に依頼しているのでクリーニングの必要なし・・・・8
保健管理センター、保健室経費でクリーニングに出している・・・・5名
保健管理センター経費で付属病院洗濯部で洗濯してもらっている・・・・3名
バスタオルまではスタッフが手洗い、それより大きなものはクリーニングへ・・・・1名
その他・・・1名
アンケート結果⑯(回答者28名)
質問6-7:「入学時の麻疹等の問診票はどのような内容・方法で?」
医学部新入生に抗体検査
(風疹・麻疹・流行性耳下腺炎・水痘) 、
抗体を保有していない学生
についてはワクチン接種勧奨・・・・1名
・抗体検査
(風疹・麻疹・流行性耳下腺炎・水痘)を
健康診断時に実施・・・・1名
ワクチン接種状況、罹患歴について調査、
医学部では新入生全員に
抗体検査を実施・・・・1名
・入学前か入学後に調査票
(アンケート形式、健康診断問診票、
健康診断票、健康調査票など様々)を配布し
入学前か入学後(健康診断時が多い)に回収
・・・・22名
・入学前・入学後に調査票
(アンケート形式、健康診断問診票、
健康診断票、健康調査票など様々)を配布し
入学前・入学後(健康診断時が多い)に回収
+母子手帳コピー、予防接種証明書など添付
・・・・3名
・入学時に簡単な問診程度・・・・1名
・麻疹の抗体証明書を提出させる・・・・1名
入学前に入
学手続きの
書類と一緒
に送付する
大学が多
かった
アンケート結果⑰(回答者28名)
質問6-8:「個人情報保護のための表記方法についてよい方法は?」
無回答 8名
配慮は必要と思うが方法はわからない・・・5名
特になし、思いつかない、難し
い、わからない・・・4名
大学の背景がある程度わかったほうがいい・・・1名
個人が特定される可能性がある場合は、大学名を伏
せる等の配慮が必要かもしれないが、日常業務に関
することでは必要ないと思う・・・1名
個人情報に関わる部分は載せないよう留意す
ることが大切・・・1名
アルファベットがよい・・・1名
パスワードなどで会員限定閲覧にする・・・3名
会員登録をして意見交換を図るyahooグループ
などを利用・・・1名
仮名で表示するなど配慮が必要。どうして
も具体的にその大学に問い合わせたい場
合は管理者へ問い合わせて直接その大
学に連絡をする・・・1名
個人がわかる事例はアップしないほうがよい・・・1名
仮名の使用や詳細な情報の掲載は避けることが必要・・・1名
アンケート結果⑱
(回答者28名)
質問6:「書き込みができる掲示板が必要?」 無回答 3名
意見
その他
28.0%
必要
48.0%
必要ない
24.0%
「必要だと思うが今はその時期ではない」
「あったら便利かも」
「掲示板に書き込むことは、つい躊躇してしまいがちです。
それでも反応が早かったり、皆からの意見交換が盛り上がれば
タイムリーでいいと思います。」
「あると便利だと思います」
「頻繁にホームページを見ることができない現状を考えると、
まだわかりません」
「掲示板は便利だが第3者の書き込みや宣伝の書き込みがあり
内容を管理者で選定する必要がある。メーリングリストを有効活
用しては?そのやり取りを時々まとめてホームページに掲載する
ことも可能」
「どちらともいえない。掲示板があるとタイムリーになるけれど
管理人が大変か・・・。管理者のフィルターが必要」
アンケート結果⑲
(回答者28名)
質問7:「ホームページに期待することは?」(複数回答)
①わかりやす
さ
④豊富な内容
②タイムリー性
⑤面白さ
③正確さ
まとめ①
◆ホームページは見たことがあるという回答が多いことから,コンピューター特にインターネットの活用
が分科会活動に有用ではないかと考える。
◆ホームページに新たに盛り込みたい項目としては「各大学の保健管理センター便り」と「ギャラリー」が
多く,「会員同士をもっと身近に感じたい」という部分と「癒し」の要素が強いように感じた。
◆具体的,日常的な質問項目には,より多くの回答が寄せられ,他との情報交換などを利用して解決し
たいという意欲が感じられた。また日頃自分達が行っている業務に関しては経験の深さや大学の状況
に応じた様々な工夫が見られた。
◆ホームページ上の表記方法については,個人情報の扱いについての慎重な意見が多かった。書き込
み可能な掲示板については条件付も含めると「必要である」と考えている割合がやや多かった。「分科
会の今後のあり方」に関しては,まとめると「現状を維持しながらも情報交換や交流をおこなっていきた
い」という意見が多いように思えた。
◆ホームページに期待することは,「わかりやすさ」「タイムリー性」が最も多かった。
以上のことから
まとめ②
メーリングリストを活用してはどうか?迅速性が
要求される場合に問題解決に役に立ちホームページの
掲示板より管理者の負担が少ないのでは
昨今の景気後退,
その一方でどんどん
広がるグローバル化の波,
世界のめまぐるしい変化は経済界
のみならず大学の保健管理に
携わる我々にも大きな
影響を与えている
仕事量が増えなおかつ複雑になって
きたこと,出張の制限があり,年に
一度の研究集会への参加もままなら
ぬようになったこと,情報が小刻みに
変化し,小さな大学の保健室では対応に
苦慮するケースが多くなったこと(最近
では麻疹や新型インフルエンザなどの
感染症)などである
解決策の1つとして
ホームページをリニューアルしたが
ホームページの管理は会員が仕事の傍ら
分担して行っているのでホームページに
どんどん新しい情報を期待する
のは難しいのでは?
中国四国大学保健管理研究集会だけを
年に一度の情報交換の場として有効に
利用することが難しくなっている
まとめ③
情報交換会
ホームページ
・直接会って顔を合わせることで会
員を身近に感じることができる
・関連するホームページへのリンク
が可能
・記録を残すことで議事録代わりに
なり会員の移動があっても新しく
入った会員にわかりやすい
・QandAはいつでも見ることができ
る。メーリングリストで問題解決さ
れた内容もupできる
・ギャラリーは癒しの空間に
・会員情報は互いの存在を身近に
感じることができる
・知りたい情報について投稿すれ
ば短時間で回答を得られる
・アンケート調査など実施可能
→ホームページ上で公表したり研
究集会で発表することも可
・連絡事項を会員全員に伝えられ
る
・臨時のメール会議を開ける
・やり取りすることで会員を身近に
感じることができる
・年に1度の開催であり、全員が参
加できるわけではない
・管理者に負担がかかる
→運営委員だけでなく各会員も分
担して執筆することで分科会会員
の一員としての意識がもてるので
は?
・約束事を設けないとやりとりが一
方的になってしまうのでは?
・文章表現だけではわかりづらいこ
とがある
・メールの使用状況が会員によっ
て異なる
・「こんなことで・・・」と投稿を躊躇
することがある
利点
問題点
メーリングリスト
それぞれの利点を生かし、問題点を解決していけば有意義な分科会活動をすすめることができるのでは!
参考:中国四国大学地方部会保健・看護分科会
ホームページ(トップページ)