「2次卸の乱」

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Transcript 「2次卸の乱」

「THE 2次卸の乱」
発表 2006年5月19日
6班 ライブドア社
毛塚、高蕾、小針、小林磨生
小林亮(発表)、小間田、木原
1
目次
1.あらすじ①: 最初のハプニング
2.あらすじ②: 2回目のハプニング
3.ハプニングの原因
4.小売の意思決定
5.二次卸の意思決定
6.一次卸の意思決定
7.工場の意思決定
8.発注量で見るブルウィップ効果
9.まとめ
2
1.あらすじ①
1.ビールの需要が第5週に突然倍増した
2.小売店は二次卸への発注量を増やした
3.在庫が激減した二次卸はパニックに陥り、
想定外のビールを一次卸に発注した
そして・・・
3
77に!!
一次卸の受注残が
一次卸の受注残
週 受注残
8
0
9
0
10
0
11
15
12
25
13
29
14
39
15
41
16
65
17
77

8週~17週にかけて、二次卸
が無計画に平均17ケースを発
注し、生産が追いつかず・・・
80
70
60
ケ 50
ー 40
ス
30
20
10
0
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
週
4
2.あらすじ②
4.20週をすぎると、ようやく川上から二次卸
に届けられるビールの量が注文に見合っ
てきた
5.しかし需要が落ち着いてきても、大規模な
納品は続く
そして・・・
5
70に!!
二次卸の在庫が
二次卸の在庫
週
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
在庫
0
0
5
17
24
46
64
70
69
69


発注しすぎたことに気づいても、
もう遅かった
一次卸と工場にも在庫が山の
ようにたまった
80
70
60
ケ 50
ー 40
ス
30
20
10
0
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
週
6
二次卸が発注パニックを起こした原因


ゲーム前に、「受注残より在庫を持とう」とい
う作戦を立てたが、9週目で在庫が0になっ
てしまったことで焦りが出たこと
川下コンポーネントが抱える受注残数が分
からず、いつまでも大量発注を続けたこと
情報不足
7
小売の意思決定
(小林磨生・高蕾)
□総費用:181
40
35
30
ケ 25
ー 20
ス
15
在庫
受注残
注文
◆在庫平均:3.6
◆受注残の平均:3.2
◆発注量の平均:8.3
10
5
0
1
4
7
10 13 16 19 22 25 28 31 34
週

◆在庫の標準偏差:5.7
◆受注残の標準偏差:4.0
◆発注量の標準偏差:3.5
需要8を予測して、受注残と在庫がなるべく
少なくなるように発注量を調整した
8
二次卸の意思決定
(毛塚・小林亮)
□総費用:550
40
35
30
ケ 25
在庫
受注残
注文
ー 20
ス
15
10
5
0
1
4
7
10 13 16 19 22 25 28 31 34
週

◆在庫平均:19.4
◆受注残の平均:5.6
◆発注量の平均:8.8
◆在庫の標準偏差:25.3
◆受注残の標準偏差:7.6
◆発注量の標準偏差:7.8
「受注残を早くなくさなければ」というプレッ
シャーが大量発注に
9
一次卸の意思決定
(小針)
□総費用:771
40
35
30
ケ 25
ー 20
ス
15
在庫
受注残
注文
◆在庫平均:9.3
◆受注残の平均:16.8
◆発注量の平均:8.5
10
5
0
1
4
7
10 13 16 19 22 25 28 31 34
週

◆在庫の標準偏差:9.78
◆受注残の標準偏差:26.0
◆発注量の標準偏差:7.2
二次卸からの発注量が多く、受注残をなく
すためにひたすら発注した
10
工場の意思決定
(小間田・木原)
40
□総費用:263
35
30
ケ 25
ー 20
ス
15
在庫
受注残
注文
◆在庫平均:11.7
◆受注残の平均:1.4
◆発注量の平均:7.6
10
5
0
1
4
7
10 13 16 19 22 25 28 31 34
週

◆在庫の標準偏差:8.2
◆受注残の標準偏差:3.9
◆発注量の標準偏差:6.9
受注残より、在庫を持つように努力した
11
発注量で見るブルウィップ効果

○部分で、小売→二次卸→一次卸と川上
に進むにしたがって発注量が増えているこ
とが確認できる
12
まとめ



コミュニケーションが取れないことで、誤解
が生じてしまうことが分かった (小売)
上流の在庫状況を見てから発注するべき
だった(二次卸)
サプライチェーンにおける需要変動に、俯
瞰的な視点なしで対応することは困難なこ
とを学んだ (一次卸・工場)
13