vol4 - 城北さくらクリニック

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Transcript vol4 - 城北さくらクリニック

ケアマネージャー・看護師・ソーシャルワーカーの皆様へ
城北さくら
クリニック
からのお知らせ
Vol.4
2013.11
城北さくらクリニック
〒176-0001
東京都練馬区練馬1-1-12
シモジマビル3F
TEL 03-5912-0203
FAX 03-5912-0215
このFAXは、在宅医療(訪問診療)クリニックの
「城北さくらクリニック」からのお知らせです。
ご要望・お問合せは、上記までご連絡を下さい。
冬場の体調悪化予防ポイント
冬場の脱水症に注意!
冬場の湿度は50%以下になる事が多く、身体の水分も失われやすくなります。
発汗やのどの渇きを覚えないため、水分補給を忘れがちで、知らずに脱水症を起こすことが
あります。身体を動かすのが難しい患者さんの場合、自分で着衣や寝具の調整ができないため、
周りの方が注意をすることが大切です。
尿量と摂取した水分量をこまめに確認し、水分が足りているか確認が必要です。
尿量が少なくなり、尿の色が濃くなったら、脱水症の傾向があると考えて、
積極的に水分補給を行いましょう。
また、加湿器を設置したり、濡れたタオルを干すなど、部屋を加湿することが重要です。
低温やけどに注意!
使い捨てカイロや湯たんぽが活躍する季節です。
これらの使用による【低温やけど】とは、44~50℃の温度のものが長時間にわたって皮膚に
触れることにより、皮膚が壊死して起こるやけどのことです。
長時間触れていた部分が赤くなったり水疱ができたりすることがあり、皮膚の深部まで
やけどになっている事も多くあり、治るまでに時間がかかるケースもあります。
高齢者の場合、皮膚の感覚が鈍くなるため、やけどに気づかないケースが散見されます。
直接皮膚に触れないようにする、同じ箇所に長時間当てないなどの注意が必要です。
赤みや水疱がみられたら、すぐに医師に診察してもらいましょう。
関節拘縮や褥瘡に注意!
冬用の布団は重みがあるため、特に手足が動かしづらい状態になります。
関節を長時間動かさないでいると拘縮が生じたり、体位交換も難しくなり褥瘡が
できやすくなります。
関節拘縮のおそれのある関節は、時々動かしてあげたり、布団が直接かからないようにする。
また、骨が突出した部位に赤みが出た場合は、褥瘡のおそれがあるため、体位を変えて圧迫を
なくして観察しましょう。
10月より看護師が1名増え、2名体制になりました。
ドクターと同行が主になります。
なんでもお気軽にご相談ください!
宜しくお願い申し上げます。