第八期事業計画書(案) (平成21年4月1日~平成22年3月31

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第九期事業計画書
(平成22年4月1日~平成23年3月31日)
目次
1
①概要・新しい取り組み
②通信講座
[P5]
③検定試験
[P6]
[P2~4]
④金融知力インストラクター
⑤エコノミクス甲子園
⑥その他の活動
⑦事務局運営
[P7]
[P8]
[P9]
[P10]
⑧年間スケジュール
[P11]
特定非営利活動法人 金融知力普及協会 第九期 事業計画書
概要
金融知力普及協会の理念
2
全ての人々に、フィナンシャルリテラシー
(=金融知力)を
人生を豊かにするためには、お金に使われる生き方ではなく、夢を達
成し、生活を守るための道具としてお金を使いこなすちからが必要で
す。
自立した消費者・生活者としてお金とどう向き合うかを考える為の教育
を中立な立場で担うことが、金融知力普及協会の目的です。
その対象は、全ての人々。
金融商品を売る人と、買う人。という枠組みのみならず、未来を担う子
供達はもちろん、人生設計を始める高校・大学生、一家の主となった
社会人や、家庭を守る主婦、幸せなセカンドライフを築きたい中高齢者。
これら全ての人々に金融知力を普及することで、豊かな人生を送って
もらいたい。
そのために金融知力普及協会は様々な教育活動を展開していきます。
特定非営利活動法人 金融知力普及協会 第九期 事業計画書
概要
金融知力普及協会の活動とビジョン
【活動内容】
1)通信教育・検定試験
・より幅広く一般に教育の機会を提供する
・協会の持つコンテンツ/ノウハウの基幹
2)金融知力インストラクター養成・支援
・協会の理念を共有し、自ら活動し伝播する人たちを育てる
・企業やコミュニティへの講師派遣を行う
・彼らが活動できるメニューを提供する
3)各種イベント・企業CSR支援など
・エコノミクス甲子園 (高校生)
・キッズ・マーケットキャンプ (小中学生)
・お小遣いブックワークショップ (30代~40代)
・養護施設を巣立つ若者を支援 (高校・大学生)
【ビジョン】
2010年度
5000人の人たちに、金融知力をつけてもらう!
2013年度
1万人の人たちに、金融知力をつけてもらう!
特定非営利活動法人 金融知力普及協会 第九期 事業計画書
3
第九期の新しい取り組み
母親向けのお小遣いのあげ方読本を出版します。
現在、野中理事と協会の共著として、母親向けのお小遣いのあげ方読本を執筆
しております。これに関しましては、幻冬舎より出版が決まっております。
この出版による協会経営への効果としまして下記を目論んでおります。
・読者への協会活動への認知があがり、通信講座の売り上げにつながる。
・継続的にお小遣い帳の売り上げがあがる。
・この本を使用したセミナーをインストラクターが開催する。
・印税収入
上記を通じまして、約700万円の収入増を見込みます。
認定特定非営利活動法人の承認をとり、寄付を増やします。
寄付への控除が受けられる、認定NPO法人の承認を現在しております。これに
承認されますと、大幅な寄付者へのアピールとなりますので、積極的にアピール
及び提案活動を行って参ります。
これにより、200万円の寄付を四件 計800万円の寄付収入増を見込みます。
特定非営利活動法人 金融知力普及協会 第九期 事業計画書
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通信講座
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一般顧客へのアプローチを通じ販売数倍増を目指します。
金融知力を一番いい形でつけて頂くためには、(金融知力普及協会の理念と考
え方を余すところなく伝えるためには)やはり通信講座を受講して頂くことが一番
効率的です。 そのため、継続して、通信講座の販売の強化を目指してゆきます。
第八期の実績では実に72%の販売が代理店を通じた企業顧客への販売でした。
第九期では、一般顧客への販売を増やしていきたいと考えております。
具体的には、今まで目をつけていなかった媒体へのアプローチを通じ、広告では
なく記事として取り上げられる様働きかけを行ってゆきたいと考えております。
第八期(2009年度)実績(3月現在予測)
通信講座
ベーシックコース
アドバンスドコース
200セット
210セット
テキスト販売
ファイナンス基礎
1,176冊
第九期(2010年度)目標
通信講座
ベーシックコース
アドバンスドコース
500セット (プラス300セット)
300セット (プラス100セット)
テキスト販売
ファイナンス基礎
お小遣い本
1200冊 (前年並み)
5000冊
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検定試験
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認知度を高め通信講座との相乗効果を目指します。
第七期に、それまで集合形式で行っていた検定試験のオンライン化を開始しまし
た。これにより、受講者の増加を目指しましたが、実績は上がっておりません。協
会の業務内容の合理化を進めるため、2010年6月を持って、オンラインテストを終
了します。その後、年二回の通信形式の検定試験を行う物とします。(2010年度
は1回)
第九期では、①通信講座を修了した方への働きかけ、②受験、合格した方への
上の級への挑戦を促す、③インストラクターの方への更新試験の受験の働きか
け、④通信講座の宣伝の際に積極的にアピールする。等の地道なアクションをシ
ステマチックに行う体制を作ります。
第八期(2009年度)実績(3月現在予測)
1級試験
2名
2級試験
34名
3級試験
126名
4級試験
8名
インストラクター更新試験 30名
第九期(2010年度)目標
1級試験
10名
2級試験
20名
3級試験
100名
4級試験
10名
インストラクター更新試験 30名
(基本的に前年度並み)
検定試験のホームページ http://www.apfl.or.jp/ibt/
特定非営利活動法人 金融知力普及協会 第九期 事業計画書
金融知力インストラクター
金融知力普及の最前線
金融知力普及協会のミッションを達成する為には、協会事務局だけでの活動で
は不十分です。その理念を十分に理解し、お金のことについてわかりやすく伝え
ることのできる語り部として金融知力インストラクターが誕生しました。現在では1
369名の金融知力インストラクターが誕生しています。第九期では、引き続き増
加に努めます。
金融知力インストラクターが有効に機能していくためのサポートを引き続き行って
参ります。
新たな取り組みを行います。
現在、幻冬舎でお小遣いのあげ方についての書籍を作成中です。この本に基づ
くセミナーの開催方法をインストラクターの皆さんに提供する予定です。
企業向け講師派遣については前年度並みを目指します。
第八期では14件の企業への講師派遣がありました。景気後退の中、社員教育
への投資も各企業で縮小傾向が見られますが、なんとか前年度並みの14件の
実施を目標とします。
インストラクターの皆さんとのより深いつながりを築きます。
資格保持者が1000名を超えたことを受け、第七期から、インストラクターの継続
教育を資格更新の際に必須としました。このインストラクターの皆さんが、スムー
ズに資格を更新でき、また、活動へのモチベーションを高めることのできるように、
これまで以上に連絡を密にとっていきたいと考えています。
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エコノミクス甲子園
より多くの金融知力普及につなげます。
社会に羽ばたく寸前でありながら、受験に追われて金融経済の教育を受けること
の無かった高校生に、楽しく金融経済について学んでもらうために、全国高校生
金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」を開催しています。
協会では協賛企業の協力を得て、無償で生徒達に、事前教材を送付しておりま
す。クイズで競うことよりもこの教材の内容を自主的に勉強する生徒を増やすこと
が、この大会の真の狙いの一つです。
第五回大会では、内容を電波に乗せることでより多くの方に大会を認知し、金融
知力普及につなげるため、メディアへの協力要請を行って参ります。
また、前回の大会よりOBの大学生が、大会運営スタッフとして協力をしてくれて
おります。彼らの力でより力強いメッセージを発していける大会にしてまいります。
第四回(2009年度)実績
地方大会開催数
参加学校数
参加チーム数
参加者数
20会場
201高校
535チーム
1,070名
第五回(2010年度)目標
地方大会開催数
参加学校数
参加チーム数
参加者数
25会場
250高校
625チーム
1,250名
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その他の活動
キッズ・マーケット・キャンプ
小学校5年~中学1年生の子供たちにお金の基礎を身につけてもらう、3日間の
デイキャンプ、キッズ・マーケット・キャンプを毎年夏と春の二回開催しております。
2010年も夏に第13回を、2011年春には第14回を開催する予定です。
毎回30名の枠に200名近くの応募があり、すっかり定着したイベントとなりまし
たが、この勢いを絶やさぬよう継続してまいります。
児童養護施設 巣立ち支援プロジェクト
児童養護施設とは、DVや死別など、さまざまな理由で両親と住めない子供たち
が養われている施設です。全国に約550カ所あり、3万人以上の子供たちが暮
らしています。 この施設で育つ子供は基本的に18歳で施設をでて、独り立ちをし
なくてはなりません。
こういった子供たちにこそ金融知力を優先的につけてもらいたいと考えました。ま
ずは、川崎市の二つの養護施設(川崎愛児園、新日本学園)を卒業する子供た
ちに、無償で通信講座初級テキストと、金融知力インストラクターによるライフデ
ザインセミナーを提供します。
川崎での実績を積んだ後に、企業の協賛をつのるか、もしくは助成金の応募を行
うかのいずれか(もしくは両方)の形で資金の手当てを行い、広めて行きたいと考
えています。
「施設を巣立つ全ての子供たちに、金融知力を身につける機会を提供する」状態
を目指してまいります。
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事務局の運営
専従社員
・専務理事 神山孝雄
基本的に週一回の出勤です。理事として活動の監督を行います。
・事務局長 鈴木達郎
フルタイムで業務全般を担当します。
・経理 黒葛原(つづらばら)多恵子
主に経理と庶務を担当します。派遣社員でしたが第八期より
正社員として勤務しております。
販売管理費の約8%のコスト削減を目指します。
販売管理費の多くを占めるのは人件費ですが、第九期では正社員二名の人件
費を3%減額、アルバイトの時給を50円減額することで、人件費の低減を図りま
す。
その他、
・業務委託先への業務委託料減額 10万円
・IT環境の再構築
10万円
・ニュースレターの6月での終了
30万円
・協会通信の終了
80万円
・検定試験の非IT化
50万円
等の見直しを行い、上記で200万円のコスト削減を行います。
上記により、第八期の8%のコスト削減を目指します。
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10
年間スケジュール
月
協会運営
4
決算作成
イベント
エコノミクス甲子園・地方大会開催
銀行向け説明会
5
6
11
決算理事会/総会
お小遣い本 出版
7
8
キッズ・マーケット・キャンプ
9
10
中間理事会
11
エコノミクス甲子園 地方大会
12
エコノミクス甲子園 地方大会
1
2
3
エコノミクス甲子園 全国大会
予算理事会
キッズ・マーケット・キャンプ
各業務の円滑な遂行を目指します。
第九期も計三回の理事会を予定しております。特に6月の決算理事会につきまし
ては、各理事の皆様にご参加を頂くようお願いいたします。
エコノミクス甲子園全国大会は、2011年2月11日に開催の予定となっておりま
す。是非ご観覧いただき、高校生たちの熱い金融知力の戦いを感じていただけ
ればと思います。
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