システム設計 ー具体的なシステム設計法ー

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Transcript システム設計 ー具体的なシステム設計法ー

システム設計
ー問題発見から改善まで(3)ー
経済情報学科
下園幸一
[email protected]
業務改善方法
業務の調査・把握
問題発見
問題点整理
原因分析
解決策比較検討
問題解決
原因分析
手順
技法
視点
④原因分析 QC七つ道具
担当者:担当者の技術レベルに
新QC七つ道具 原因はないか?
体制:役割分担と担当者数に原
因はないか?
管理方法:承認体制に原因は
ないか?
情報処理システム:データ入力
の手間等に原因はないか?
新QC7つ道具
連関図法
主に定性的データの解析に
 親和図法
使用する
 系統図法
 マトリクス図法
 マトリクスデータ解析法
 PDPC法
 アローダイアグラム

連関図法

複雑に絡み合った問題を原因ー結果、目
的ー手段の関係で論理的につないでいく
ことによって、問題の構造を明らかにして
ゆく
室内が暗い
煙草を吸う人がいる
オフィス環境が悪い
仕事が人によって偏る
会議が長すぎる
何もしない人が多い
なぜ社員にやる気が
ないのか?
待遇がよくない
社員教育が不十分
残業が多い
給料が少ない
書類作りが多すぎる
社員食堂がない
親和図法
KJ法とほぼ同じ
(親和図法はKJ法に起因するが、「KJ法」が
商標登録されているため「新QC7つ道具」
では親和図法と定めた。)

系統図法

目的を達成するために、目的ー手段の連
鎖的な展開によって問題を解決する指針
を探求する手法
クーラーを導入する
学
生
が
や
る
気
を
出
す
に
は
目的
教室環境を整える
防音壁にする
就職までのコース設定
明確な目標を与える
興味のある授業をやる
手段
目的
資格取得
トレンドな授業を行う
例題を多く取り入れる
手段
マトリクス図法

2次元の表の交点の関係に着目して問題を整理
する方法
機
性
能 能
A社提案システム ◎ ○
信 操
頼 作
性 性
△ ○
B社提案システム ○ ◎
○
○
C社提案システム ○ △
◎
◎
マトリクスデータ解析法

マトリクス図でデータが数値の場合、相関関係を計算に
よって割り出し、結果を点グラフ(散布図)で表す方法。
(新QCで唯一定量データを扱う)
?済系ゼミ所属者
?営系ゼミ所属者
?会系ゼミ所属者
?策系ゼミ所属者
?際系ゼミ所属者
?治系ゼミ所属者
?報系ゼミ所属者
エンドユーザ
平均点
ミクロ経済学平
均点
70
75
71
76
75
71
80
80
79
75
76
73
72
70
外書平均点
74
72
73
76
80
73
70
社会学平均点
73
71
80
75
76
75
68
PDPC法
(Process Decision Program Chart)

目的達成までのプロセスのうち、事前に考えられるさまざまな事
態に対し、前もって対応策を考えることで、ゴールへの道筋を考
える手法
システム設計の単位をとる
授業内容を理解する
理解する
課題を解く
解ける
解けない
システム設計の単位がとれた
理解できない
復習をする
アローダイアグラム
(日程計画図)

複雑な作業工程の最適ルートを矢印の流れ図で
から求める方法
6
基本計画
1
設計
2
6d
Pg設計
3
4d
プログラミング
4
2.5d
3d
5
テスト
7
8
4d
企画・立案 意思決定, 指定書
計画・分析 プロジェクト計画, 現状分析
設計・開発 システム設計, システム開発
検査・移行
受入テスト, 本番移行
運用・保守
システム運用, 保守